ツェーブラ48C 頭部

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ツェーブラ48C 頭部 - (2012/10/11 (木) 21:14:14) の編集履歴(バックアップ)


ツェーブラ48C


(C)SEGA

ツェーブラの発売から7年の月日を経て、あの名機が帰って来た!
AOUでツェーブラ48Cの発表があった時はそりゃもう盛り上がった。

だが現実は非情だった。
アナライズブックで性能を見たボーダー達の大体が「ちがう、そうじゃない」
と突っ込んだであろうまさかの索敵特化型頭部である。
いや確かにツェーブラはセットボーナスが索敵アップなので索敵A+は良い。良いのだが、
射撃補正を削っちゃいかんでしょう?
E.D.G-βにフルセットでも索敵で劣るとか言った結果がこれだよ!
射撃補正B+は蛇はともかく砂には不足。しかし索敵なんか必要とするのはほとんど砂なわけで……。
しかも補正B+は非常に層が厚いときている。
一応索敵A+唯一の装甲Cではあるんだけどさ……。
索敵2とフルセットボーナス倍化のチップを付けると索敵が375mまで伸びる、こんなに何に使うんだ!
開き直って高感度索敵チップや高機能索敵チップを付ければ偵察機やレーダーユニット代わりになる……かもしれない。

性能的にはディスカスダートの互換。
重量120を代償に索敵を120mとチップ容量を0.1上げた…あれ?これ駄目じゃね?

同系統だとツェーブラ39の重量を30上げてチップ容量を0.2下げ、策敵を45m、ロックオン距離を10m上げている。
このトレードオフをどう見るべきか……。

前提条件がツェーブラ41のパーツ全てを購入と、かなりお高いので本当に必要かどうかよーく考えよう。

独特の面構えに定評のある杖系列としては気になる見た目は、先端が発光する2本角。
なんというかゴキb……じゃなくて……あえて柔和な表現をすると…あれだ、「呂布」とか「指揮官用ザクキャノン」だ。

索敵A+(300m)を活かす方法、ベンノ社が48Cを開発したコンセプト(仮説)

ところで、上の文章に書かれたこの言葉が引っかからないだろうか?「しかし索敵なんか必要とするのはほとんど砂なわけで・・・。」
本当にそうだろうか?Ver2.7アナライズブックを穴があくほどに見ている研究熱心なボーダーなら、どういうことだかピンと来るだろう…
長距離射程を誇る武器は「狙撃銃だけ」ではないと。

具体的には以下の武器があげられる。
  • 強襲兵装主武器では中遠距離の敵にも有効な突撃銃系統&電磁加速砲系統&STAR系統が射程350m、VOLT系統が射程300m(サブマシンガン系統とデュアルマシンガン系統は射程175m)
   強襲兵装副武器ではグレネードランチャー系統が射程250m、ミサイルスロワー系統が射程200m(ノーロック時など)
  • 重火力兵装主武器ではガトリングガン系統&ヴルカン系統&グローム系統が300m、機関砲系統が350m、ウィーゼル系統が275m
   重火力兵装副武器ではサワード系統&プラズマカノン系統&チャージカノン系統が300m、MLRS系統&シーカー系統が250m(榴弾砲系統&エアバスター系統は射程がよく知られているので割愛)
  • 支援兵装主武器では(ワイスマ使いには殆ど実感できないかもしれないが)スマック系統&ASG系統&ネイルガン系統&ハガード系統が150m、一瞬で着弾するLSG系統は200m
…と、狙撃兵装以外でも射程に優れた武器は多く存在しているのである。特に太字の武器や重火力主武器では意識していないだけで、中遠距離の的にも有効弾を与えたり
ミリ残りの始末をしているのではないだろうか?この杖48Cはこれらの武器の射程とほぼ等しい索敵範囲を誇っているのでありポテンシャルを引き出しうる性能を持っている。
某フル玖珂の人が伊達や酔狂のみで玖珂2型を愛用しているわけではないことも、この事からと何となくわかってくるだろう。

さて、ここからが本題なのだが、「ミリ残りの始末」の為だけに索敵重視の頭部を選ぶことは賢い選択であるとはいえない、これを書いている私もその目的を果たすらなば
ロックオン重視の頭部を選ぶ。幾ら索敵や武器の射程が優れていても、相手が動き回っていれば命中させることはできても撃破することは難しい…

そう、「動き回っているから難しい…」ならば…

固定目標(ドンくさい)相手ならば何も問題はない

BBにおいて動かないもの或いは動きの鈍いものと言えば何があるだろうか?砲撃中の重火力、プラント占拠中の敵、またガン・ターレットや重量級のブラスト、そしてワフトローダーがある。(もちろん自動砲台や敵レーダー、敵コアも一応)
特に注目してほしいのは太字にしたガン・ターレットであるが、こいつらはマップによっては本当に厄介な存在になりうる。
大体がこちらの射程よりも一回り外の距離から強力な攻撃を放ってくるのだが、射程を調べてみると……

ガン・ターレットM(ミサイル)は250m(ロック距離)、R(ロケット)やG(機関砲)は200mである。
(ちなみにワフトローダー主砲やチェーンガンは200m、ガンタレMはワフトローダーよりも遠くの間合いから攻撃できる、ある意味天敵なのである、Ver2.5タクティカルガイドより)

主武器で先制・反撃しても圧倒的な火力の前には歯が立たず、こちらも強力な一撃をお見舞いしたいところだが……
ガンタレを素早く破壊するときはどうするだろうか?マインVを仕込む、裏からリムペVを張り付ける事でもちろん破壊できるが敵陣奥にあるとそうもいかないだろう。
そこで登場するのが上で赤字で書いたプラカノ系統&チャージカノン系統、特にプラズマカノン・ネオチャージカノンC(射程300m)である。
先ほど武器の射程を書いたことからわかるように、マップの地形にもよるが実はこちらから一方的に攻撃することができるのである。
この杖48Cはその間合いを教えてくれる非常に優れた索敵範囲を持っているのだ。予め削ることも同じく優れた射程を持つ主武器や榴弾砲・エアバスターを使えば問題なし。

同じくあまり評判の良くない杖48C腕部を使うことで「ガンタレを筆頭とした対固定目標特化のブラスト」として本領を発揮することができる。実はこれがベンノ社がこの機体を開発したコンセプトではないだろうか?意図していなかったとしてもある事に特化できる性能を持っていることは素晴らしい。
もちろんフルセットにするかどうかは個人の自由だが、装甲やリロードも標準近くあるのでフル杖48Cで前線でも大暴れ、と行きたい所である。

予めガンタレを破壊しておくことで味方がライン上げやプラント占拠等をやり易くなるなど戦術的価値が大きく、特に動きの鈍い味方のワフトからすれば
非常にありがたい「勝利への水先案内役」になれる。
またタイミングさえ合えばアンチターレントを稼ぐことも楽になるだろう。マップとの相性もあるが勲章狙いのボーダーは一考してみてはいかがだろうか?

また、Ver.3 ユニオンからはなんと「照準合わせによる敵機の索敵条件に、機体の索敵パラメータを影響するように変更」という修正が入った。
これが具体的にどのようなものかは未だ不明な点が多いものの、索敵ステが高いほうが有利に働くのはほぼ間違いないだろう。