ヘヴィガードG型 胴部

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ヘヴィガードG型 胴部 - (2013/01/04 (金) 10:57:54) の編集履歴(バックアップ)


ヘヴィガードG型


(C)SEGA

HGシリーズの4段階目はSP強化型のパーツ。
前面上部~下部にEz-8のような 凹←こんな形の装甲と脇下にパーツが追加された。

何と装甲はⅢ型をそのままにSP供給を系統中最高までに引き上げた。
代償として系統中最下位の重量とブースト容量に…。
と、聞けば微妙に聞こえるかもしれないが待ってほしい。
最下位にまで低下したと言ってもブースト容量はCである。
前線で運用する分には十分に扱えるレベルであるし、若干少なめのブースト容量は装甲が補ってくれる。
それに重量もⅢ型からたった20増加しただけで、純粋な重量級乗りからしてみれば何の問題にもならない。
かつSP供給はC+と、これは玖珂Sと同じ値。
玖珂Sと比較すると重量250とエリア移動2秒を犠牲にし、そしてステップ回数1回と引き換えに大幅に装甲を強化し、チップ容量を0.5増やしたた形となる。
また、HGⅠと比較すると重量140の増加とステップ回数1回の減少と引き換えに装甲とSP供給を1ランクずつ増加させ、チップ容量を0.3増加させた形。

ちなみにチップは2.0と添え置き。
後々これが生きる部分も…

全身HGで固める場合も特別装備を多く使う人にはマッチするし、何よりコア食獣への適性が凄かったりと使い方次第では夢が広がりまくりのパーツ。
やはりⅣ型に比べステップ回数が3回程少なかったりと足回りに関してはやや劣るが、強襲兵装であればACを駆使すれば移動面もカバーできる。
何より特筆すべきは硬さとブーストを維持したままSPを強化した点か。
フルセット、キメラ問わず使える一級品のパーツと言えよう。

ただし、他のHG胴からステップ回数が減ったことによる戦闘中の回避低下はかなり痛い。
回避行動を取るつもりがない(またはそもそも交戦する気がない)ならフルロージーのほうが硬いため、見過ごせる点ではない。
フルHGでこの胴を採用するなら、ロージーでも他のHG胴でもできない立ち回りをしっかり確立する必要がある。

またチートと名高い玖珂S胴よりステップが1回少ないがこれはブースター1チップを付ければ(95+2=97、8回ダッシュしてもギリギリ1残る)解消できる。
つまりチップ1つでエリア移動の2秒遅い異様に硬い玖珂S胴として運用させられるのだ。
フルHGで運用する場合、大抵は8を越すのでここでHG最大のチップ容量が生きる。
その観点で考えると、玖珂Sの装甲を4段階引き上げるために重量+250、エリア移動+2秒、チップ容量-0.5の犠牲を払ったパーツ、となる。
……何?重い、だと?最近だらしねぇな!?
苦しいって?うん、わかってる(・ω・`)

ケーファー52の登場で死んだ?何をバカな。
SP供給は既にC+で必要十分、B-にする必要性はあまり感じないのではないだろうか。
他にもエリア移動1秒減少、チップ容量0.2増加、重量70減少という恩恵はあるが、ご覧の通りどれも些細なレベル。
それよりも胴体部分の装甲が2段階落ちる、という事を忘れてはならない。重要性がかなり違う。
もっとも、HGはフルで運用してこそ!という人には大した問題でもなかった事だろう。

上位互換とまでは行かないが、ガチムチ乗りの選択の幅を大きくさせた逸品。
2.7より始まったチップシステムによる「利点を伸ばすか、欠点を補うか」が如実に現れるパーツであるだろう。
まさにAE社の逆襲…そして逆襲はまだまだ続くのであった。