外伝ストーリーその40 這い寄れ!シュラ子さん
深夜。少年は得体のしれないブラストランナーに追われていた。
どんなに助けを求めても応える声も人もなく、彼は町中をあてどなく逃げまどうしかない。
そして息も切れ、自らの死を覚悟したその瞬間---
「いつもニコニコあなたの隣に這い寄るブラスト、シュラロトホテブです。」
細身のブラストが、とてつもなく意味不明なキャッチフレーズとともに現れた!
シュラロトホテブ改めシュラ子曰く、彼女は少年を狙う悪の組織から、
彼を守るために派遣されてきたというのだが……。
こうして、少年とシュラ子の異常な日常が幕を開けた!
這い寄れ!シュラ子!負けるな少年!
怒涛のハイテンションブラストコメディ!
外伝ストーリーその39 ブラストランナーに乗る少女はキライですか?
少女は家族同然に育った僕の幼馴染み。家の事情で離れ離れだったが、
この春から一緒に暮らすことになった。
でも久しぶりに会った彼女の様子がおかしい。リビングでいきなり
ブラストの仕様書を読み出したり、パイロットスーツで僕の部屋に
乱入してきたり…。さらになせが男子の制服着て「男」として軍学校
に通いだして……!?
保健体育の授業を聞いて気絶しちゃうような温室育ちのお嬢様なのに
いったい何で…?
そして、そんな少女を心配するあまり、ついに彼女が抱えている
意外なひめごとをしってしまった僕は---?
大和撫子でブラストパイロットな少女との、
ギリギリひめごとラブコメディ!
外伝ストーリーその38 テツワンブラスト
黒いシールドで外界と断絶されたEUST軍基地。腐った
世界に絶望し、引きこもっていた少年は、ある日「ネコ耳
頭の喋るブラストランナー」を手にする。彼女は言った。
「外の世界をのぞいて見ませんか?」と。
外伝ストーリーその37 僕はブラストに乗れない
軍学校で浮いている熱血は、ある時いつも不機嫌そうな美少女のまじめが
一人でブラスト操縦のイメージレーニングをしているのを目撃する。
「もしかして操縦とかできる人?」「ブラストを操縦していただけだ。
エアブラストを!」「(駄目だこいつ……)」熱血はまじめとどうすれば
ブラストを操縦できるか話し合うのだが、まじめは無駄な行動力でブラスト
操縦者を目指す残念な部まで作ってしまう。しかも何を間違ったが次々と
残念な美少女たちが入部してきて--。みんなでギャルゲーやったりプール
行ったりと色々と迷走気味な彼らは本当にブラストを操縦することが出来る
ようになるのだろうか。
以下本文より抜粋
俺たち操縦部の活動目的。
ずばり言ってしまえばそれは---『ブラストランナーの操縦』である。
これはそんな残念な部活に集う残念な連中の、練習開始十分にしてヒロイン
二人が大破するような、とても残念な日常の物語---……。
外伝ストーリーその36 BR<ブラストランナー>
この物語は通常の「ボーダーブレイク」と少し違う世界の物語…。
女性にしか反応しない兵器「ブラストランナー」(BR)の操縦者を育成するため
の学校・BR学園。そこでは世界各国から集められた少女たちが候補生としての
勉強に日々励んでいる---はずなのだが、男なのになぜかBRを起動させることができた
熱血は、この学校に強制入学させられてしまう。当然、彼の周囲には女の子ばかり。
「世界で唯一BRを使える男」である熱血に、彼女たちは興味津々! 幼馴染のまじめを
はじめとしたクラスメイト(少女限定)に囲まれた、熱血の波乱万丈のスクールライフ
が始まる!?
外伝ストーリーその35 ブラストの材料ございます 熱血ブラストパーツ店三代目仕入れ苦労譚
いらっしゃいませ。熱血ブラストパーツ店へようこそ!わたし、この店で働いている
まじめと申します。(この店名どうにかならないのかしら…。)
ここは三十年前に高名な技術者が創業したお店です。今は三代目が店主を務めている
のですが、在庫管理はいい加減、仕入れは無計画だし、今日も予約が入っていた
ニュード群体を別の人に売ってしまったんですよ?
まったく、わたしがいないと店番ひとつできないんですから。
それで、すぐに買い戻してくるように言ったら、なぜかニュード群体でなく
金髪ツインテールの美少女を連れてきたりして……困ったものですよね。
さて、そんな旦那様の物語、楽しんでいただけますと幸いです。
外伝ストーリーその34 たいはたいはっ!
とある事件をきっかけに、女性に機体を大破されると気持ちよくなってしまう
という困った体質に目覚めてしまった熱血。このまま普通の恋なんてできるはずが
ない!この体質を治し、そして愛しの”マジメ姫”に告白するために「隊員の願い
を叶えてくれる」という第二ボランティア部隊を訪れた熱血だったが、そこにいた
のは自称・神を名乗る激しく勘違いな美女・フィオナと熱血が目覚めるきっかけと
なった忌まわしき存在、お嬢だった-。女子隊員から次々に放たれる能登・コングや
41おにぎりの嵐!がんばれ熱血!そこで喜んじゃダメなんだ!!
外伝ストーリーその33 オペ子がコアに凸してる ~2人の凸屋~
先祖に日本の血を持つがゆえに、美しい黒の髪をもつ少女、チヒロ。
だがその容姿は好奇の的となり、そしてその伶俐さゆえに打ち解けず人を拒み、出勤しなくなってしまう。
そんなチヒロをを見かねた母親は、最後通牒として転属して違う職場に通うよう言い渡す。
だがしかし、そこは、親族が運営するお嬢さま部隊だった!!
メカニックであり、友人でもあるグランツと共に無理矢理送り込まれた部隊の女子寮……
そこでチヒロは、ヒルダという少女と運命的な出会いをする。
どんなことにも真っ正直にぶつかっていく【チヒロ】
そして世を拗ね、高みから物を見るような【ヒルダ】
互いに影響し合い、反目し合いながらも、チヒロとヒルダは奇妙な友情で結ばれていく。
そんな中、ふたりはオペ子候補に祭り上げられてしまい…!!
今度はちょっぴりビターでスラップスティックな<戦場コア凸クファンタジー>
新しい物語が、いま再び開幕します。
外伝ストーリーその32 少女わふたー
少女と同じ部屋で過ごす夏。
少女と少年が恋人同士になり、
エイオース爆発事故が起こらなかったもう一つのボーダーブレイクの世界。
夏休みが始まり、軍養成学校の面々が帰省する中、少年と少女は寮に残っていた。
そんな矢先、男子寮のリフォーム中に水道事故が起こり、部屋か使えなくなってしまう。
途方にくれる少年に、
少女が「ルームメイトさん、今も募集中、だよ…」と申し出てくる。
つい「うん」と頷いてしまう少年。
こうして始まった秘密の同棲生活。
少女の夏休みの自由研究を手伝いながら、
ほかの寮生にバレないように過ごす蜜月。
そんな二人が目指す場所は一体どこなのか。
外伝ストーリーその31 涼風のボーダー
軍のニュード利用技術向上により急速に発展していくEUST軍基地
かつてそこはニュード汚染に苦しまされた地区である、という歴史も今は昔。
今ではそんな過去を気にしているものはほとんどいなかった。
それでも10年に一度開かれるニュード汚染被害者追悼会は軍が総出で行う一大イベント。
EUST軍養成学校に通う主人公 熱血は古くからの軍属家系ということもあり、追悼会で責任者を務めることになる。
さらに平和を守るという名目で選ばれる巫女に幼馴染のまじめが決まり、熱血にとっても特別な追悼会になる予感がしていた。
「不思議な生き物を見た」
突然そんな噂をまるで信じていない熱血だったが、
ある日、誰の目にも映らない奇妙な生物の姿を見つけてしまう。
「やっぱり見えていたんだ」
それは軍事開発により住処を失い、迷い込んでしまったシュラゴンだとまじめは明かす。
まじめは当惑する熱血を連れて、シュラゴンを探しに森の奥深く、普通の人には結界で踏み入ることができない禁足地へ入る。
そしてそこで熱血は、はるか昔からこの地に住むという物言わぬ珍獣シュライムと出会う。
シュライムと触れ合い、街の至るところに出現するシュラゴンたちを保護し森へ帰すことを決意する熱血。
人と、人ならざる存在との時代を超えた”絆の物語”が今動き出す。