#contents(option=word) *はじめに 本項では、ホバー移動する脚部パーツについての考察を記載する。 具体的に言うとB.U.Z.系統、ネレイド系統、ロージー系統、フォーミュラ系統の脚部についてである。 ホバー移動とは、パーツから風を送り、浮遊することで移動する技術を指す。 BBではブースターっぽい謎動力で強引に浮かせているようだが、似たようなもんなので問題なし。 てくてく歩くタイプ(以下歩行移動と称す)とは大きく性質が異なるので、ここでチェックしよう。 &bold(){( 係)}< というわけで、ホバーに全てを捧げている私の出番ダナ(キリッ *ホバー脚部の特徴とか ホバー脚部の特異な点は以下の点に収束される。 +滞空時間が長い +水上を移動できる +ダッシュ初速が遅い +よろけ、転倒が起こりやすい +巡航移動のスピードが早いがブースト消費も早い。 1の滞空時間が長いという点であるが、つまりは「ジャンプしてから着地するまでの時間が長い」ということである。 具体的に言えばジャンプボタン押しっぱなしでホバリング、ジャンプダッシュ押しっぱなしで短時間の飛行ができる。 また、ブーストが切れていなければ降下中はエアブレーキが展開してフワフワと降りてくる。 このホバリングや飛行能力によって、AC慣性を髣髴とさせるカタパルトからの大ジャンプ、一部のベース防壁に『解せぬ。』と言わせるダイナミック入場。 二脚型では強襲しか通れ無かった凸ルートを殆どの兵装で通ることができる。 さらに、サワードやグレネードの打ち下ろし空爆や、空中からの狙撃といった変態的所業も十分に可能である。 2の水上移動は、そのままの意味である。次の章で解説させていただこう。 3と4がホバーの特徴にして、一部の物好き除いて誰もホバーに乗りたがろうとしない最大の理由ともいえる。 TGのスペックによると、礼脚のダッシュ初速はだいたいガチムチとどっこいどっこいである。そのうえ装甲は並み程度。 ダッシュ初速が遅いということは、ステップを切ってもあまり動かず敵弾の回避もままならない。 更に低い転倒耐性によりよろけやダウンを取られやすく、プラントでの戦闘はかなりキツイと言える(フルロージーを除く)。 これではハフステでぬめぬめと動き回るヤクシャや修羅相手に正面切って撃ちあえば分が悪いのは当然である。 よって、ホバー脚の戦い方としては ・交戦距離を近づけすぎない。 ・飛行でロックを切る。 ・高速巡航による平行移動で遮蔽物を活用し、不意の空爆でしっかりダメージを与える。 ・飛行を利用し、頭をとって被CSを減らしCSを取りやすくする。また地面で起こる爆発のダメージを減らす。 ・二脚型以上にブースト管理に気をつける。 ・いざとなれば&bold(){カタパルトを使ったトンズラも辞さない。} といった事を念頭に置く必要がある。 5番についてだが、巡航速度は二脚に比べかなり速い。 ネレイド46(ダッシュB)がフルヤクシャ弐脚+SBよりも速いといえばわかりやすいだろう。 これに独特の慣性が加わり、屈伸キャンセルを行うと逆に遅くなるという特徴を持っている。 戦場への到達速度は二脚と同等かそれ以上かもしれない。 もっと詳しいことについては[[本家>http://www12.atwiki.jp/borderbreak/pages/326.html]]を見て欲しい。 *ホバー脚部で水上移動 ボーダーブレイクのステージでは、水場はニュードに汚染されている。深く浸かればその間ダメージを受けてしまう。しかし、水上を滑るように移動すればダメージを受けない。それを叶えてくれるのがホバー脚部なのだ。 これにより通常の機体が移動できないエリアを悠々と移動できるようになった。思わぬ奇襲も可能である。しかし、以下の点に気を付けたい。 +水上での通常移動は速度が低下する(陸上の7割程度の速度になる) +水上で脚の止まる行為をすると沈む。行為を解除すると浮上してくる。該当行為は、偵察機を構える、砲撃の構え、しゃがみなど +水上移動中はブースト消費が増える。 +水上移動時はブースト回復時間が倍になる。 以前は上記に加えて『水上ではダッシュ速度も低下』という、ホバーを使わせたくないのかSEGAェ・・・と言いたくなる制限もあったが、Ver2.5稼動時に撤廃された。 &bold(){( 係)}< 水上を移動する時は、いつも以上に最新の注意が必要。水上でブースト切れになれば、神狙撃が援護していないかぎり的になると思え。 また、アドラ火山における溶岩上の移動にも利用できる。 溶岩内に転落した場合、2脚では即死レベルのダメージを受けるが、ホバー脚なら被ダメージが少なくなるので、多少なら(本当に多少だが)ゴリ押しも可能である。 この点に気をつけて運用しよう *飛距離を伸ばす いくつかのホバー足動画で「ホバー専用ルート」が紹介される事がある。 ホバー上級者のプレイを見て「こんな事ができるのか!」と思い、ホバー足を使ってしまう人も居るでしょう。 そしてそんな人が首を傾げることになるのが「飛距離不足で手前に墜落」 厭らしい話をするとコツを知らない人のホバー飛距離は、軽量2脚の&bold(){ジャンプ飛距離と大差がない}程だったり…… 動画を見てホバー専用ルートを試みようとする人が実際に試みて多くの人が首を傾げてしまう事 動画と同じようにACを吹かして、同じタイミングでカットしているのに明らかに高度が足りなくなる。 結果として、紹介動画では足場にしていた場所に顔面をぶつけ、ギャグ漫画のようにひらひらと落ちてしまう…… 経験者は挙手するように。 まずに飛行中はダッシュボタンを押すとブーストの消費が激しく長く飛んでいられない。 ACやカタパルト、ダッシュジャンプ時の慣性を利用しブーストボタンのみで飛行すると良いだろう。 さて本題のACについてだが、実はホバー足であろうが2脚であろうが、ACのジャンプはストンと落ちてしまう。 ACを切っただけではこの現象は解消されない。 推進力はあるので2脚の場合はACの方が普通のダッシュジャンプよりも飛距離が出るが、ホバー足の場合は全く逆に通常のジャンプダッシュの方が飛距離が出る。 しかし、ホバーでもジャンプダッシュだけでは届かない。それがホバー専用ルートというものです。 どう考えてもACが無ければ届きませんし、紹介動画でもACは使っています。 何が違うのか? 実は、ACをカットすると同時にジャンプボタンを押し直す事が必要なのです。 詳しくは↓こちらの動画の方が詳しく解説されていますので一度拝見させていただくと飛距離が一気に伸びる事でしょう。 [[ホバー脚解説(ジャンプ編)>http://www.nicovideo.jp/watch/sm16919048]] ホバー飛行に関してはシュワシュワと併用できるか?など研究の余地がまだまだあります。 突き詰めていけば鳥人間コンテストも真っ青な、そんな飛距離が出せるやもしれません。 ちなみにACは同ランクのダッシュ速の二脚BRよりも速度が出る。 が、ACの消費も速い。 このため平地での鬼ごっこは二脚とどっこいといったところか。 *大前提 個人演習で特有の機動によく慣らしておき、いきなり全国対戦に出ない。 最近はCPUのAIMがやたらと上昇しているので、とりあえずCPUの攻撃を避ける練習から始め、ホバーの動きに慣れておいたほうが吉。 &bold(){( 係)}< いきなり全国にでようとするのは、相手にポイトンウマーさせるだけの禿げフラグでしかない。 *機体構成など まずは二脚のアセンと同様にどの兵装でどんなことをしたいかを考え、それに沿う形で決める。 アレもコレもしたいと欲張ると中途半端なアセンになるのも同じである。 アセンを選ぶ大まかな方針としては ・強襲ならばB.U.Z.、特にγ脚ならば従来の常識にとらわれないルートを選択可能。凸麻志望ならこれで。フルで使えば飛行時の移動距離が更に増大。 ・流石にγ脚は装甲がキツイという方や、狙撃主体で行くタイプならB.U.Zβ脚やネレイド46脚がいいだろう。どれだけ装甲を積むかで選ぼう。 ・重火力主体ならロージー脚、というかフルロージーがオススメ。脅威の装甲でホバーにあるまじき戦闘の強さを見せる。 ・支援主体の場合、ネレイド45改が積載量的には合っている。ただできるだけ長生きしたいことを考えるとフルロージーもあり。 ・ホバーの利点、長い滞空時間を活かすならブースト量の多い胴部(&u(){最低容量Bは欲しい所})を選ぶ。 &bold(){( 係)}< 慣れればブーストC+でもやってけるけど、ブースト容量はあって困ることは無い。容量多いのに乗っとけ。 ・交戦距離を長めに取るため、銃自体の精度の良い主武器を握りたい。射撃精度は欲しいだけ用意する。 ・具体的には「ヴォルペ・スコーピオ」や「ウィーゼル・ラピッド」「GAXガトリング(初期ガト)」。「M99サーペント」や「GAXエレファント」といった精度よりも手数や火力を重視したモデルは同型との撃ち合いで機動力で負けることを考慮して採用すべし。 //以下工事中 &bold(){( ポメ)}ホバー脚初心者用補足 経験則で書いているので主観が多いです。(ネタwikiなのにネタ少な目orz) あと分かりやすくするため、あえて歩行とダッシュ、巡航(ダッシュボタン押しっぱなし)という表現にしています。 最大限に飛行する方法 ホバー脚の魅力は高所から高所への飛行である。これはニ脚にはできない利点である。 その飛行距離を最大限伸ばす方法の補足をすると、 ①ジャンプ+ダッシュボタンを同時押し。 ②ジャンプ+ダッシュボタンを離す。 ③ジャンプボタンを押しなおし。(ホバリング開始) ④ジャンプボタンだけ押しっぱなしにする。 (⑤ブーストが切れそうになったらダッシュボタンを押す。) ③は説明不要かもしれませんが、ホバリングの開始は空中でジャンプボタンを押した時。つまり①の時点ではTDNジャンプでしかない。 (②、③はダッシュボタンを離し、ジャンプボタン押しっぱなしでもよさそう) ④は最も注意が必要な点。 よくやりがちなのは移動速度が速いからといって、ジャンプとダッシュを押しっぱなしにすること。飛行距離を伸ばす場合はNG。 ホバー脚では歩行と巡航ではニ脚と比べ速度差が小さい。(例BUZγ:歩行11.64m/s、巡航17.85m/s。差は約1.5倍) ダッシュボタンを押してもブースト消費量が2倍になるだけで速度は1.5倍にしかならないため、結果的に歩行の方が長距離移動が可能となる。 ⑤は目的の足場にギリギリ届きそうも無い時の手段。 何だかんだでダッシュは速いので落ちる前にダッシュ分の移動距離を稼ぐことが可能。 近接武器のダッシュ斬りでも同じ効果が得られる。 さらに強襲兵装の場合、①と⑤をACシュワシュワに置き換えることで、より長距離の飛行が可能となる。(②のときACを切る) エアブレーキの切り方 ホバー脚はブーストが残っている場合、エアブレーキによりゆっくり落下する。 普段は便利なエアブレーキであるが、邪魔になるシーンも当然ある。 恐らく一番邪魔なのはカタパルトの乗り継ぎ時ではないだろうか? 味方はスムーズにカタパルトを乗り継ぐ中、自分だけゆっくり落下するためもどかしさを味わうことであろう。 このエアブレーキの切り方は、 ・タックル、キック(未確認) ・近接武器ダッシュ斬り ・AC起動 ・榴弾構え ・偵察機構え ・ダッシュ などがある。ジャンプボタンを押さずにダッシュを連続で行なうことでカタパルトのスムーズな乗り継ぎに挑戦して欲しい。 メイン移動方法 屈キャンせず巡航と歩行を繰り返すだけで十分な速度を維持できる。 理由は歩行が速いことと、巡航終了時に働く慣性を屈伸で消すのがもったいないから。 長距離溶岩渡り ホバー脚の天敵はアドラの溶岩。 ホバー脚でもダメージを受けてしまうが、「ホバー脚なら溶岩突っきって奇襲しろ」という味方からのプレッシャーがあることも事実。 こんな時にお勧めするのはジャンプ⇒着地⇒ジャンプ⇒着地を繰り返してブーストを切らさず進む方法である。 下手にホバリングするよりダメージを受けずに長距離移動することが可能である。 支援のリペアと組み合わせるとなお良し。 ちなみにB程度のブースト容量と、D+程度のSP供給があればユニットβを持ってホバリングするだけでどこまでも行ける。 溶岩上でブースト回復にかかる時間は4秒。 ところが4秒間に受けるダメージ量なら、飛んでいる間に供給されるSP量で回復できてしまう。 …弾薬リムペ凸とか、考えないように。 兵装別戦術とか その前に ホバー脚特有の動きはこのページで理解することは可能だが、このページだけでなく他の講座もしっかり見てほしい。 ホバー脚もニ脚も、基本的な兵装ごとの戦い方は変わらないからである。 例えばホバー脚に乗ったからといって、急にコア凸が上手くなるわけではない。 ホバ凸をするなら事前に凸屋講座も読むことをお勧めする。 強襲兵装 コア凸をメインにするなら以前はBUZ一択、だったが今現在はフォーミュラという選択肢もある。 ホバー脚ならではの凸ルートは難易度が高いものも多いが、BUZにすることで難易度が下がる。 (BUZ限定ルートもあり) 逆にフォーミュラでホバー脚専用の凸ルートは、意外と通れなかったりする。が、水上を走ることはできるので単純に二脚でおkとはならないし、フォーミュラでも通れるホバー専用ルートは、ダッシュジャンプで素早く通過できる(Ⅱ脚以外のフルフォーミュラはジャンプのみで浮遊するより、ダッシュジャンプで加速したほうが飛距離が出る)ため、一概にBUZでおkとも言い切れない。 ホバ凸で一番注意して欲しいことは、ホバー専用ルートは選択肢の一つに過ぎないことを忘れないことである。 ホバ凸ルートだけだと当然警戒されるし、マップによってはホバ凸ルートがそれ程効果的でないところもある。 動画にあるホバ凸ルートは非常に難易度が高いため、始めのうちは一箇所だけ練習し、凸ルートの選択肢を増やす位に考えて欲しい。 二脚ルートにアレンジを加えられるのもホバー脚の強み。 二脚はACを使ってショートカットするところをホバリングで行けるのは大きい! 重火力兵装 フルロジ一択。SBチップを付けることでプラント戦では無類の強さを誇る。 副武器の撃ちおろしも強い。よろけ易いのでガトリング系を持つときは転倒耐性チップを付けると良い。 狙撃兵装 基本的にはBUZが良い。プラント戦メインならネレイド、フルロジが良い。 芋砂には向いていない。すり足が出来ないから位置の微調整ができず、立つと迷彩を使ってもブーストが見えるので相手砂にばれやすい。 上記理由で迷彩を使った奇襲時も注意が必要。敵の目の前を通るなんてもっての他。 迷彩を使っても敵の画面内に入ると目立つので、ホバリングを駆使して戦場から離れたルートを進んで欲しい。 特にオルグレン、ウーハイなどの水上ルートは、警戒されやすいが一度は狙って欲しいルートである。 プラント線をメインにするなら、フルロジにして先生、マインを置いてTFやバトルライフルを撃ちまくるのも強い。 一対一ならスナイパー空手+先生の組み合わせは強力。 ホバリング中に狙撃出来るのは覚えておこう。レティクルは立ちよりは少し開く程度。 これは二脚と比べての強みで、色々応用できる。例えば、適当な遮蔽物の裏からホバリング狙撃を行えば、リロードはその影で安全に行える。 マップによっては、自ベースのカタパルトから開幕占拠中の敵を狙撃するといった芸当も可能。 このぐらいの超遠距離狙撃では、さすがに頭に当てるのは難しく、有効打となるのは色々限られるがネタにはよい。おどろけー! 支援兵装 個人的にはフルロジが便利。 圧倒的な硬さで修理・再起による戦線維持が可能なのは強み。 装甲が高く生き残りやすいのでセンサーも破壊されにくい。 そのセンサーはテンプレ位置に設置するのもいいが、ホバーでしか付けられない高所に設置するのも面白い。 ホバー脚ならではのお勧めチップ(○:優先的につけたい △:あると便利 ×:スロットが余っているなら) ・歩行:ネレイド○、BUZ○、ロージー△、フォーミュラ△ 理由:飛行距離を伸ばせるため。フォーミュラは歩行よりダッシュ優先。でもやっぱりあればあったで便利。 ・ダッシュ:ネレイド△、BUZ△、ロージー×、フォーミュラ○ 理由:巡航速度とAC速度が高まる。フォーミュラはダッシュしたほうが飛行距離が出るので歩行よりこちら(Ⅱ脚除く)。 ・SB:ネレイド×、BUZ○、ロージー○、フォーミュラ○ 理由:BUZ、ロージー、フォーミュラのセットボーナスはとにかく強い。 ・転倒耐性:ネレイド○、BUZ△、ロージー○、フォーミュラ△ 理由:ホバー脚は転倒耐性が低いため。BUZ、フォーミュラは装甲薄いから転倒するものと割り切ってつけないのもあり。 ・タックル:ネレイド△、BUZ△、ロージー△、フォーミュラ△ 理由:屈キャンの必要がなく、すり足ができないしゃがみチップを付けるならタックルがいいかも。 ・移動中射撃補正:ネレイド△、BUZ△、ロージー×、フォーミュラ△ 理由:ホバー脚の戦闘は巡航状態が基本であるため、さらに射撃補正を向上させることができる? ・ブースター:ネレイド×、BUZ×、ロージー×、フォーミュラ× 理由:全部×なのに何故書いたかだって?本家の方でお勧めされてたから。気休め程度の増加量なのであると便利だが優先度は低い。 ----