下田Pの妄想の歴史

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下田Pの妄想の歴史 - (2013/07/31 (水) 12:22:11) のソース

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下田紀之@セガ twitterより
*2013/07/31の公式設定
ボーダーブレイク公式薄い本第二弾「コレハ、マダ、ツカエル2」発表記念! 公式設定スペシャル「ニュード採掘とコア」

1. ニュード採掘場の施設はひとつのベースと複数のプラントがワンセットとなって構成される。

2. プラントは採掘場の各所に置かれ、周辺のニュードを吸収する。軍事拠点としてのガイドビーコン機能も持たされているが、これは採掘そのものとは関係しない。

3. ブラストが出撃する際には、地上プラントのガイドビーコンからリアルタイム誘導を受けて複雑な姿勢制御を行い、着地の衝撃を最小限にすることで高空からでも安全に着地している。よって、プラント近辺から安全に出撃するためにはまずプラントを占拠してビーコンの制御権を確保する必要がある。

4. 地面ではなく建造物上にプラントが配置されていることもあるが、これは軍事拠点としての機能のみを目的としている場合と、建造物の内部にニュードが浸蝕していて実際にそこからニュードを吸収している場合がある。

5. ベースにはコアが置かれている。GRFとEUSTが採掘場を奪い合う場合、相手のコア破壊を目標とするのは、それが自勢力の採掘に有利となるからである。では、コアとは採掘においてどのような機能を果たしているのか。

6. ニュードの増殖は不安定であり、未解明の特殊な条件が満たされなければそもそも増殖を行わない。ニュードが増殖して採掘可能となった場所でも、なぜか突然増殖が停止してしまって廃鉱になることもある。この不安定なニュードの増殖を安定させるのに効果的なのがコアである。

7. かつてニュード採掘が始まったばかりの頃、採掘現場の地下からコアニュードが発見された。このコアニュードを取り除くと周辺のニュード増殖が停止し、逆にコアニュードを置いておくと増殖を再開することが確認された。

8. また、周辺のニュードが増殖するのに比例してコアニュードも一定サイズまで成長し、この成長に応じてニュードも増殖を活発化すると分かった。

9. コアニュードは天然環境下でのみごく稀に発見され、脆く不安定なので極めて貴重である。このコアニュードを核に大量のニュードを圧縮することで、現在のベースに置かれているようなコアが形成される。

10. コアの状態にすることでニュード外殻に守られて脆弱なコアニュードは保護され、またニュード増殖への影響力も大幅に増大する。このように採掘場の安定稼動にはコアが不可欠と判明した結果、採掘場にはコアの安定成長と防備に適した施設、即ちベースが建造されるようになった。

11. コアは貴重なので極めて硬度の高いニュード浸食金属の塔によって装甲され守られているが、完全にコアを覆ってしまうと周辺のニュードとなんらかの関係性が断ち切られて増殖を停止してしまうのでコアの下部は解放されており、これは防衛上のアキレス腱である。

12. 近年、武装組織エイジェンの巨大兵器が装備する主砲はベースの装甲を貫いて直接コアにダメージを与える威力を備えていることが判明し、防衛上の重大な問題となっている。

13. エイジェンがベースを破壊するのはニュード増殖停止が目的ではなく、おそらくは自らのアルタード・コアニュード(※)によってアルタード・ニュード(※)を増殖させることが目的と思われる。 END

(※)alteredとは「改良された」という意味。おそらく、エイジェン独自の技術を用いて改良された新たなニュードを指すと思われる

*2013/07/16の公式設定
■■■■ボーダーブレイク公式設定解説スペシャル「ヤーデ開発とNF技術」■■■■ 

1. AEの「ランドバルク」シリーズの成功を見て、重装甲ブラストに依然として大きな需要があることを見込んだベンノ(以下「ベ社」)は、既存モデルを大幅に上回る次世代型の重量ブラストを企画。

2. しかし従来のNCメタルでは、装甲増加に伴う重量増により機動力が致命的に損なわれるため開発は難航。それをどこから聞きつけたか、鋼材製造に関する技術提携の申し出をしてきたのがナクシャトラ社(以下「ナ社」)である。

3. 元来ベ社は、武装組織エイジェンとの繋がりも疑われるナ社には警戒感を強めており、社内にも提携への反発は少なくなかった。だがベ社上層部は、激化するブラスト開発競争において独自技術を多数有するナ社との提携は大きなチャンスとしてこれを承諾。

4. ナ社から技術者を一時的に迎え入れることで、新機軸重装甲ブラストの開発を再始動させることに成功する。 新たな重装甲ブラストの開発において、強度と重量の問題を解決すべくナ社から提示されたのは「ニュード・フィクセーション(以下「NF技術」)」という技術であった。

5. NF技術とはすなわち、ナ社独自開発の特殊なゲルを液状ニュードに混合させたうえで凝縮・結晶化させることにより、通常のニュード結晶を大きく上回る強度を持たせるというものである。

6. NF技術により生成されたニュード結晶は、金属との合金であるNCメタルに比べて重量に対する耐久力に優れ、さらに加工もしやすいという利点があった。

7. かくしてニュード結晶を表面装甲に多用した新機軸の重装甲ブラスト「ヤーデ」シリーズが生まれ、耐久力と機動性を両立させたことでベ社はボーダー達から高い評価を受けたのであった。 END

※私の妄想設定ではなく、設定担当者に公式設定を書き下ろしてもらいました。

武装組織エイジェンが公然と名乗りを上げたのは55年で、ヤーデ開発はそれよりも前なのにベンノはエイジェンの存在を知っていた訳ですが、小説「ネメシス・デイ」」(51年)にある通り、組織の存在自体は55年よりも前から知られていたそうです。

*2013/4/1の妄想
「ブラスト・ランナーの脱出機構」に関するセガ下田氏の妄想まとめ

01 START ブラスト・ランナー・ヒストリカル・アーカイブ 「TSUMOIインダストリ クーガー バリエーションズ」から、「アンチダメージ・コックピット・シェルによる搭乗者保護」を抜粋して解説する。

02 ブラスト・ランナーの搭乗者は基本的にニュード耐性保持者である。数少ないニュード耐性保持者の戦死をできるだけ防ぐため、コックピットにはアンチダメージ・コックピット・シェルが搭載されている。ブラスト・ランナーのコックピットシェルを瞬間的に防御して搭乗者を守る最終保護機能だ。

03 ブラスト・ランナーの胴部は装甲の内側にキャパシターを配置しており、このキャパシターはコックピット全体をシェル状に覆う形状となっている。キャパシターはSPやブースター用のパワーを蓄積するための装置だが、アンチダメージ・コックピット・シェルの機能も持たされている。

04 敵弾の直撃や爆発などによるエネルギーが機体を致命的に破壊しようとしたとき、コックピット全体を覆うシェル状キャパシター内のニュード変異構造体が瞬間的に硬化して破壊エネルギーを吸収、直後、キャパシターはコックピット外部に向けてエネルギーを爆発的に放散しながら崩壊する。

05 この防護機能が発動後、コックピットを取り囲むシェルおよび装甲構造の大部分が失われ、搭乗者を守るために最低限必要な搭乗シートと操縦パネル周り、およびそれらを囲むフレームは残存する。こうして内部の搭乗者は無防備な残存コックピット・シェルに収まった状態となる。

06 残存コックピット・シェルにいわゆる脱出ポッドのような乗員保護能力は期待できないので速やかに脱出せねばならない。搭乗者は緊急脱出用レバーを引いて頭部とハッチ類をパージしてから脱出することになる。

07 シェルが強い衝撃を受けた場合に備えて、シェル全体を覆うエアクッションも装備されてはいるが、交戦中の使用となるため過信は禁物である。エアクッションを展開するとシェルが水面などに落ちた際の浮きとしても機能する。空気による断熱効果があるので短時間ならば耐熱の役にも立つ。

08 シェルは輸送機や輸送ヘリからの磁気ラインを受けることができ、これによって残存コックピットシェルごと搭乗者の回収も行われる。なお高空から落下してしまった際はこうした保護機能に頼るまでもなく、搭乗者は機体を脱出してから背負ったパラシュートによって降下を行う。

09 アンチダメージ・コックピット・シェルによる搭乗者保護機能はキャパシター機能と引き換えの一回限りであり、発動するとキャパシター崩壊に伴い放散されるエネルギーが機体に致命的破壊をもたらすため、ブラスト・ランナーは活動機能が完全に損なわれる。この状態を一般に大破という。

10 なお、この保護機能を応用して機体全体に適用したのがアンチブレイク・チップによるアンチブレイク機能である。一回の被ダメージに限り、機体の致命的破壊を防ぐことができる。

11 脱出したシェルの回収にはマグメル四条保険機構レスキュー部隊のブラスト・ランナー救難兵装があたっている。搭乗者保護機能とこれら回収活動のセットが搭乗者を守っているとも言える。レスキュー用に開発された特殊派生型のクーガーR型や迅牙・仁も興味深いがこれは別途解説する。 END

(なお、これらの妄想は本日の終了と共に消滅する)

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