ウェーブショットC

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ウェーブショットC - (2016/08/30 (火) 00:53:49) のソース

*ウェーブショットC

#image(WVSC.jpg)
(C)SEGA



&size(15){&bold(){まず最初に言っておくが、まともな主武器と何も考えずに撃ち合うとほぼ確実に負ける。}}
&bold(){とにかく的確に頭を狙うべし。ノックバックさせるチャンスも逃さずに。}




……気を取り直して説明すると、ウェーブショット系統の2段階目、Cという名前からするとマイルド型である。
が、こいつは他のマイルド型とは全く別の方向に突っ走ってしまっている。以下、初期との比較。

(初期→C)
重量:330→&color(red){350}
威力:最大1480→最大&color(red){1020}
充填倍率:2.0倍→&color(blue){1.5倍}
弾数:17発*13マガジン→&color(red){15発}*13マガジン
充填時間:1.5秒→&color(blue){1.0秒}
これに加えて、Cは初期よりも&color(blue){弾の幅が広く}なっているが、精度が&color(red){悪化}している。
&bold(){※幅は大方ブラストをまるごとすっぽり、チャージでさらに超える。}
&size(15){&bold(){具体的に説明するとブラストの姿をしたスタンドがそのままタックルしてくるような感じ。}}&bold(){でかい、(弾が)でかすぎる・・・。}

…お分かりだろうか。威力が低下した上にマガジン内の弾数が減ったことで&bold(){&color(red){継戦能力が低下している}}のだ。%%2段階目としてはかなりレアだぞこれ%%
じゃあ何が伸びているのかというと、系統の特徴…すなわちチャージ性能と、当たり判定の拡大である。
これによってここぞというときにチャージが間に合ったり、物陰の相手に当てやすくなったりしている。している、のだが。

&bold(){いくらなんでも火力が低すぎる。}

チャージした場合、マガジン火力は15300となるものの、驚異の秒間火力&bold(){1020}。セントリーガンにも劣る。
これ自体はチャージ武器によくあることなので(まだ)いいのだが、問題はチャージせずに連射した場合である。
理論秒間火力&bold(){&color(red){3400}}、マガジン火力&bold(){&color(red){10200}}。&color(red){サブマシンガンはおろか[[アッパーネイル]]相手にすら完敗}する。しかも向こうはフルオートでこちらは単射。
リロードも初期から据え置きの2.6秒という長さなので、ますます勝ち目がない。冒頭の警告はここに由来する。
真面目な話、普通に撃ち合ってこれに負ける主武器は狙撃主武器くらいのものであり、何も考えずに撃ち合えば勝ち目はないのだ。
おまけにマガジンもたった13個、&color(red){精度劣悪}、射程わずかに150m程度でサブマシンガンにアウトレンジ攻撃される。援護にも使えない。



…さて、それでは真剣にどう使えばいいかという話だが。
正直な話、こいつが持つ利点は&bold(){当たり判定が広いという一点のみ}と考えて差し支えない。
&size(8){&color(gray){……障害物の影への攻撃?うん、頭の片隅には入れておこう。}}
特にチャージせずに使用する場合、基本スペックが初期にボロ負けしている以上、そこを活かさない限りどうやってもこの先生きのこれない。
しかし、理論火力を出した上で全弾命中させても秒間3400。命中率を上げただけではどうやったって足りない。

すなわち、可能な限り、できるなら全弾CSを狙っていくしかない。

チャージ武器であるため理論連射は困難、よって秒間4射程度とした場合、&bold(){全弾命中させた上で75%以上のCS率を確保すれば}一線級の武器に並ぶ火力を確保できる。
あくまで並ぶレベルなので、本当にこれが目指すべきレベル。外したり、頭に当たらなかったりすれば勝ち目はない。(というかこれで外すことが多いとなるとAIMを一度矯正すべきか)
目眩がするような話だが、ここまでしないと現環境で戦い抜くのは困難なのだ。
特に至近距離戦はまず危険。大体あたり判定が広いのに接近してもあんまり相乗効果はない。
そこそこ距離を離して相手の攻撃を回避できるようにすべし。
こいつを本気で扱いこなすつもりならそれだけの覚悟をしよう。言うまでもない産廃であるため。


……自信がない?それなら手を出さないほうが賢明じゃないかな。ディープシード使うし。


ユニオンバトルでも居場所がない。対強化兵・砲台はおろか、対ドローン・吸収装置用としても使えない。
利点と言えばせいぜいエース機に当てやすいこと「だけ」。
瞬間火力と重量に優れ、コアも撃てるショットガンのほうがまだ選択肢としてアリ。



#region(それでもこの武器の運用を考えたい人へ)
#exkp(k){
#asciiart(){
「1対1」で「撃ち合いをし」て「撃破を取る」ための武器ではないことは十分わかったと思うので、それ以外の運用に活路を見出すしかない。

・1対1で撃たない
横方向への当たり判定が大きいため、密集している敵集団に撃ち込めばかなりの確率で誰かには当たる。
また、ブラストの頭の高さにはほとんど差がないため、高低差のない地形であれば上下のエイミングさえ合わせれば同様に高確率で「誰かの頭」に当たるものと思っていい。

・撃ち合わない
弾の中心部さえ当たらなければ施設および地形に引っかからない点を生かし、できるだけ相手との間に障害物を置く。
具体的にはプラント柱や建物の角等。相手が飛び出してきても再度射線を切れるような場所だとさらに望ましい。


・撃破を取ることを考えない
この場合、新品ブラスト相手にこの武器だけで撃破まで持っていくことを考えないということ。
広範囲を長時間攻撃可能という点から、似たような特徴を持つフレアグレネード系統と近い運用をするほうが合理的。
また、ミリ残りの処理については障害物をある程度無視できることもあり、強襲どころか全兵装主武器の中でもトップクラスで向いていると思われる。


・・・つまり、これは地形を駆使して被弾を抑えながらプラント戦をこなすことだけに特化した武器だったんだよ!
自身の秒間火力が低いのなら相手に射線を取らせなければよいという、セガお得意の斜め上発想もここまで来たかという運用案になってしまったが、
そのくらいぶっ飛んだ運用を考えなければとても実戦には持ち出せないトンデモ武器ということなのだ。

(というか、スコープつけて砂の主武器として出せばNDディテクターと合わせていろいろできたのでは)


なお余談だが、たけしでの空気武器筆頭、PNCランサー系統について、以下の特性があることが研究により判明した。
(といっても砂場にあったのを拾ってきただけだが)
もしかすると同様の特性がこの武器にある可能性があり、引き続きの研究が待たれるところ。

>射線上全てのブラストに満額のダメージを確定で与えていく。
>ただし、施設・ガンタレorわふー・障害物or射程限界で弾は消失。
>さらに例外としネリス同様重火のバリアを貫通して本体に攻撃できることを確認。
>
>↓は未確認事項
>砂のシールドは貫通未確認。
>設置物・搭乗中のブラストごとガンタレを攻撃できるか未確認。
>
>ガンタレに対して横からランサーで射撃した場合、条件次第で弾がすり抜けることを確認。
>条件次第ではガンタレを傷つけず中身を攻撃可能かも・・・NTでないか限りほぼ無理な希ガス。要検証。


SEGA「すいません、貫通ないんですよ」

…残念ながら貫通はしない。命中判定がこっち持ちの主武器なので、誰かに当たると弾は消えてしまう。
だが!横並びの敵機には同時に当たるぞ! レアケースだけど

}} 
#endregion

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&link_anchor(wav,pageid=159){ウェーブショット系統}
[[ウェーブショット]] ←ウェーブショットC→[[ウェーブショットⅡ]]
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&size(15){ぶっちゃけこれってBB史上過去最悪のド産廃なんじゃぁ……}。支給当初のアヴローラβや双門炸薬砲、ブレイバーすらまともに見える。

これを持つくらいならFAMでもなんでも他を握った方がいいだろう。中距離での命中率が欲しいなら、いっそパイロダートはどうか。主武器をランクダウンさせるよりはずっといい。
後のモデルにどうしようもなく惹かれているとか、武器をコンプしたいとか、試しに使って爆笑したいとか、そんな理由でもない限り買うべきではない。