The Missing Moon ◆AZWNjKqIBQ氏
てけれーてって てってってって~♪ てけれーてって てってってって~♪ てけれーてって てってっ…………
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|| はい是非とも .__||
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|| 死んでもらいます ..__|| || 何か匂いません? __||
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| ファル \__________________________________.
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| すべては、あなたの選択しだいよ―― . |
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◆ ◆ ◆
ひび割れたアスファルト。片付けられないゴミの山。ガラスの入ってない窓。そしてえもいえぬ匂い。
所謂、スラム街という風景の中に二人の少女の姿があった。
所謂、スラム街という風景の中に二人の少女の姿があった。
二人の”美少女”の姿があったと言い直してもいい。そう形容されるだけの容姿を彼女達はもっている。
3メートル程の距離を隔てて対面している二人の美少女。片方は問う者で、もう片方は問われる者であった。
3メートル程の距離を隔てて対面している二人の美少女。片方は問う者で、もう片方は問われる者であった。
問う者――ファルシータ・フォーセット。
流れるようなプラチナブロンドに、透き通るような肌。妖精の様な容姿と、それに相応しい妖艶な笑みを持つ少女。
真冬の雪の中ならばよく映えるであろう濃い紫色のコートを纏い、それと同じ色の帽子を被っている。
流れるようなプラチナブロンドに、透き通るような肌。妖精の様な容姿と、それに相応しい妖艶な笑みを持つ少女。
真冬の雪の中ならばよく映えるであろう濃い紫色のコートを纏い、それと同じ色の帽子を被っている。
問われるもの――山辺美希。
刈り取られる直前の麦の色をした波打つ髪に、スカートからのぞく健康的な足と、人懐っこい柔和な笑みを持つ少女。
終わらない夏を過ごすための、丈の短い水色と白の涼しげな制服に身に包んでいる。
刈り取られる直前の麦の色をした波打つ髪に、スカートからのぞく健康的な足と、人懐っこい柔和な笑みを持つ少女。
終わらない夏を過ごすための、丈の短い水色と白の涼しげな制服に身に包んでいる。
ファルは美希に選択の機会を与える。
その内容は決して難しくはない。至極単純――仲間になるのか。それとも敵となるのか。
その内容は決して難しくはない。至極単純――仲間になるのか。それとも敵となるのか。
この問いに美希はいかなる答えを返すのか?
首を縦に振り唯々諾々と目の前の少女の言うことに従うのか。
それとも、肩にかけた短機関銃の引き金を引き目の前の少女を排斥してしまうのか。
それとも、肩にかけた短機関銃の引き金を引き目の前の少女を排斥してしまうのか。
「えっと、ですね……」
僅かな逡巡の後、彼女は――……
◆ ◆ ◆
「――綺麗ですね」
それが山辺美希の口から出た答えだった。
その短い言葉が如何なる回答に結びつくのか、些か不明瞭で、しかし問うていた側であるファルは納得したらしい。
クスリと、その端正な顔に微笑を浮かべた。
その短い言葉が如何なる回答に結びつくのか、些か不明瞭で、しかし問うていた側であるファルは納得したらしい。
クスリと、その端正な顔に微笑を浮かべた。
「美希はもうご覧の通りな有様でして――」
言いながら美希は両手を広げて、この島に着てからの1日半でつけられた苦難の道のりの跡を見せつける。
剥き出しの手足には擦り傷が散見され、髪はぼさぼさで埃っぽく、真っ白だったシャツには黒く乾いた血がこびりついていた。
剥き出しの手足には擦り傷が散見され、髪はぼさぼさで埃っぽく、真っ白だったシャツには黒く乾いた血がこびりついていた。
「――実はまだ朝食をとっておらずお腹もぺこぺこなのです」
肩を落としてくたびれたというジェスチャー。
美希のそんな愛嬌のある様子を見て、ファルはくすくすと笑う。
そこについ先程まであった緊張感は見られなかった。交渉はすでに終了している――いや、最初から終了していたのだから。
美希のそんな愛嬌のある様子を見て、ファルはくすくすと笑う。
そこについ先程まであった緊張感は見られなかった。交渉はすでに終了している――いや、最初から終了していたのだから。
「なかなか注文が多いようね。
でも、問題はないわ。さっきの怪物が壊していなければどのリクエストにも答えられるから」
でも、問題はないわ。さっきの怪物が壊していなければどのリクエストにも答えられるから」
ファルの言葉を聞いて、美希はぺかっと明るい笑みを見せた。
幾分か演技じみていたが、予定調和故に互いに何も言いはしない。それに本心がゼロという訳でもない。
幾分か演技じみていたが、予定調和故に互いに何も言いはしない。それに本心がゼロという訳でもない。
「では、ふつつかものではありますがこの不肖山辺美希をよろしくお願いいたします。
これからは美希、と気兼ねなく呼び捨てにしてください」
これからは美希、と気兼ねなく呼び捨てにしてください」
――こうして一つのシーンの選択は終了した。
◆ ◆ ◆
そもそもの問題として、山辺美希にファルよりの提案を断るということは考えられなかった。
後に裏切ることになるにしてもそうでないにしても、今現在の状況で”孤立”することは絶対に避けなければいけない。
個人の力で優勝を得ようと他者を殺そうとする者達。逆に、仲間を募り殺し合いを破綻させようと目論む者達。
前者はもとより、後者からも敵視されるような状況に陥っては独力で優勝を果たす力がない美希にとっては”詰み”だ。
後に裏切ることになるにしてもそうでないにしても、今現在の状況で”孤立”することは絶対に避けなければいけない。
個人の力で優勝を得ようと他者を殺そうとする者達。逆に、仲間を募り殺し合いを破綻させようと目論む者達。
前者はもとより、後者からも敵視されるような状況に陥っては独力で優勝を果たす力がない美希にとっては”詰み”だ。
山辺美希には”味方”が必要なのである。
故に美希は――保留した。
今はまだ最終的な決断を下す時ではない、と。
聞けば主催者側の人物が彼女達に接触し反逆の手伝いを――つまりは向こう側の裏切り者がこちらについたという。
一言では簡単に信用することはできない。それが虚か実か見極める必要があるだろう。
今はまだ最終的な決断を下す時ではない、と。
聞けば主催者側の人物が彼女達に接触し反逆の手伝いを――つまりは向こう側の裏切り者がこちらについたという。
一言では簡単に信用することはできない。それが虚か実か見極める必要があるだろう。
そして何より、美希にとって重要な問題があった。
例え優勝したとしても生還の望みは薄い――これも合わせて確認せねばならない。
例え優勝したとしても生還の望みは薄い――これも合わせて確認せねばならない。
死なないことこそが山辺美希の最上の命題なのだから。
◆ ◆ ◆
「それじゃあ教会に戻りましょうか。レーダーも持ち出してきたわけだし遅くなると心配されるわ」
私に何かあればあなたへの心象も悪くなるしと、悪戯っぽく付け加えるとファルは踵を返し歩き出した。
三度見せ付けられる無防備な背中。今回は彼女の方が一枚上手でしたかと、美希もそれに続く――
三度見せ付けられる無防備な背中。今回は彼女の方が一枚上手でしたかと、美希もそれに続く――
「おい、そこのお前達待ってくれ!」
「――ファルさん!」
「――ファルさん!」
――と、そこにファルと美希、二人にとって聞き覚えのある声が届いた。
現れたのはそれぞれに手を強く握り合った二人の人物。
美希が着ているものとよく似た制服に身を包む蒼髪の少女――玖我なつきと、
ホットパンツからのぞく白い足が眩しいカウボーイスタイルの少年――クリス・ヴェルティンであった。
美希が着ているものとよく似た制服に身を包む蒼髪の少女――玖我なつきと、
ホットパンツからのぞく白い足が眩しいカウボーイスタイルの少年――クリス・ヴェルティンであった。
◆ ◆ ◆
「教会に戻ると言ったな? 尋ねたいことがあるんだがかまわないか?」
拳銃を片手に詰め寄ってくる蒼髪の少女にファルは一瞬身構えたが――
「ご無事でなによりですなつきさん! 美希は会いとうございましたよ~」
「ああ。お互いに無事でなによりだ。しかし今は一刻を争う。彼女に質問させてくれ」
「ああ。お互いに無事でなによりだ。しかし今は一刻を争う。彼女に質問させてくれ」
――ことさらに明るく発せられた美希の言葉に警戒を解いた。
同時に、美希という少女が中々に空気を読む手練でもあるなと、心の中で少し関心する。
同時に、美希という少女が中々に空気を読む手練でもあるなと、心の中で少し関心する。
加えて、なつきは仲間である九郎という人物がユメイという人物に襲われていること。
更に、彼女を説得するには羽藤桂の力が必要なことと、決して時間に余裕がないことをファルに伝えた。
更に、彼女を説得するには羽藤桂の力が必要なことと、決して時間に余裕がないことをファルに伝えた。
「残念だけど、私たちはその二人と出合ったことはないわ」
「あいにく、美希めもそのお二人に会ってはいないですね」
「あいにく、美希めもそのお二人に会ってはいないですね」
そして、昨日の夕方から教会にいることとレーダーの上でもその二人の名前を見たことがないことをファルはなつきに伝える。
つまりは、この場にいる誰にとってもその二人の行方は知れぬということだった。
つまりは、この場にいる誰にとってもその二人の行方は知れぬということだった。
「どうしようか……?」
当てが外れて焦りの表情を浮かべるなつきの隣でクリスが呟く。
互いに既知の間柄。積もる話もあれば交換したい情報もあるが、今は何より時間がなかった。
互いに既知の間柄。積もる話もあれば交換したい情報もあるが、今は何より時間がなかった。
「けど、彼ならその桂さんの居場所を知っているかもしれないわ」
目の前に現れたクリスの姿やあれこれに突っ込みたい衝動を抑え、ファルは教会に来ている凪のことを皆に話す。
先程寄宿舎で耳に挟んだ彼からの暴露話を聞く限り、殺し合いの参加者の動向を把握している可能性は高いと想像できたからだ。
先程寄宿舎で耳に挟んだ彼からの暴露話を聞く限り、殺し合いの参加者の動向を把握している可能性は高いと想像できたからだ。
「凪がっ! 一体、あいつは何を企んで……?」
「どうやら、主催側からこちらへと寝返ってくれるらしいのだけど――」
「――ありえない! この世にあいつほど信用できない者がいるものか! それは罠だ!」
「どうやら、主催側からこちらへと寝返ってくれるらしいのだけど――」
「――ありえない! この世にあいつほど信用できない者がいるものか! それは罠だ!」
凪という名前を聞いた途端に激しくなった凪の剣幕に、ファルは涼しげな表情を崩さぬままだが少したじろぐ。
美希は慣れた調子でファルの背中に隠れ、クリスは手を掴んでなつきを止めようとするが無視されているという感じだ。
美希は慣れた調子でファルの背中に隠れ、クリスは手を掴んでなつきを止めようとするが無視されているという感じだ。
「――あいつは、何人もの乙女を言いくるめて殺し合いに参加させてきたんだ。今更、信用などできるはずもない!」
言われてみれば、あの凪という少年と面識のある人間が自分達の中にいなかったことにファルは思い当たる。
トーニャの思惑通りに事が運んだ故に安心している部分はあったが、逆にトーニャのエンターテイメント説を採用するならば
向こう側がそれにノってきただけという可能性は排除しきれない。
トーニャの思惑通りに事が運んだ故に安心している部分はあったが、逆にトーニャのエンターテイメント説を採用するならば
向こう側がそれにノってきただけという可能性は排除しきれない。
「……私からはなんとも言えないわ。確かめたいのならあなたも教会に来るといい。
当てもなく人探しをするよりかは早く済むはずよ」
当てもなく人探しをするよりかは早く済むはずよ」
それに今は電池切れだけど人を探すレーダーがあると、ファルはそれを懐から出してなつきに見せる。
これを一存で譲ることはできないが仲間の同意を得れば別だと、そういった意味でも教会に一旦立ち寄る価値はあると。
これを一存で譲ることはできないが仲間の同意を得れば別だと、そういった意味でも教会に一旦立ち寄る価値はあると。
「………………わかった。教会に案内してくれ。凪は捨て置けないしな」
幾らかの沈黙の後。結局なつきは教会に向かうことを選択した。
九郎の安否が気になるが、無為に走り回るよりかは急がば回れと判断した方が賢明だったからだ。
九郎の安否が気になるが、無為に走り回るよりかは急がば回れと判断した方が賢明だったからだ。
「それでは、いざ教会へとレッツゴー!」
最後に明るく号令を上げた美希の声に従い、出合ったばかりの4人はそのまま教会へと歩きだす。
◆ ◆ ◆
「双七と深優はどうした?」
「それが……、あの後すぐに襲われまして、あっけなく散り散りバラバラに……」
「それが……、あの後すぐに襲われまして、あっけなく散り散りバラバラに……」
案内人として先頭を行くファルの後を歩きながら、美希は再開したなつきと軽く近況を報告しあっていた。
どちらもそれなりといった感じではあったが、美希が気になるのは彼女の隣にいる人物のことだ。
どちらもそれなりといった感じではあったが、美希が気になるのは彼女の隣にいる人物のことだ。
「ところでその服はどこで見つけたんです? なんだかオシャレで可愛いですが」
「これは最初から鞄に入っていたものだ。捨てるほどあるし、なんならいくつか譲ってもいいが」
「(ああ、そういえばディスクを盗む時に時見たっけ……)」
「何か言ったか?」
「いえいえなんでも。制服もベトベトになってしまったのでありがたいです」
「これは最初から鞄に入っていたものだ。捨てるほどあるし、なんならいくつか譲ってもいいが」
「(ああ、そういえばディスクを盗む時に時見たっけ……)」
「何か言ったか?」
「いえいえなんでも。制服もベトベトになってしまったのでありがたいです」
たわいもない話をしながら、美希はそれとなくなつきの手を握っている人物を観察する。
彼女が見た参加者情報から言えば、その人物がクリス・ヴェルティンというファルと関係を持っていた人であることは判る。
彼女が見た参加者情報から言えば、その人物がクリス・ヴェルティンというファルと関係を持っていた人であることは判る。
「(えっと……、男の人なのかな? 女の人なのかな? どーも、いまいち)」
白い肌と端正な横顔はファルと同じ外人さんなんだろうなぁと、美希は理解するがその性別が不明であった。
今までクリス・ヴェルティンという人物は男性だと思っていた。
だがしかし、今現在彼(?)が身につけている衣装は女物に違いない。
今までクリス・ヴェルティンという人物は男性だと思っていた。
だがしかし、今現在彼(?)が身につけている衣装は女物に違いない。
「(確か、なつきさんってレズビアンでしたよね? だとすると……)」
参加者情報にあったいくつかの備考が美希の頭を混乱させていた。
藤乃静留という参加者の欄に、なつきを愛しているだとか、彼女と肉体的な関係を持つと書かれていたことを美希は記憶している。
とすれば、その藤乃静留が亡き今。彼女が新しい恋人を作ったとしてもそれはおかしくないだろう。
藤乃静留という参加者の欄に、なつきを愛しているだとか、彼女と肉体的な関係を持つと書かれていたことを美希は記憶している。
とすれば、その藤乃静留が亡き今。彼女が新しい恋人を作ったとしてもそれはおかしくないだろう。
「(ファルさんもレズビアンでしたっけ……?)」
彼女の欄にもパヤパヤだとかそんなことが書かれていたような気がすると美希は思い出す。
ざっと見ただけだし胡散臭い情報ばかりだった故に記憶は曖昧だったが、そーだったんじゃないかなーと。
それに、交渉中に彼女がこちらへと見せたあの妖艶な笑み。あれからは巣にかかった蝶を見る蜘蛛を連想させられた。
ざっと見ただけだし胡散臭い情報ばかりだった故に記憶は曖昧だったが、そーだったんじゃないかなーと。
それに、交渉中に彼女がこちらへと見せたあの妖艶な笑み。あれからは巣にかかった蝶を見る蜘蛛を連想させられた。
「(つまり、レズビアンのファルさんの恋人でもあったクリスさんは……やっぱり)」
脳内に錯綜する情報というジグソーパズルのピースを並べ替え、美希は一つの解答を導き出す。
かつてビアンの恋人で、現在もビアンの恋人、そしてクリスという名前。
そこから導き出されるのは――?
かつてビアンの恋人で、現在もビアンの恋人、そしてクリスという名前。
そこから導き出されるのは――?
「私はノンケですけれども、これからよろしくお願いしますね。クリスティーナさん」
それが名探偵ミキミキからのたった一つの答えだった。
◆ ◆ ◆
「私はノンケですけれども、これからよろしくお願いしますね。クリスティーナさん」
「え? はい、よろしく……」
「え? はい、よろしく……」
初めて会った少女からの言葉にクリスは一瞬クエスチョンマークを頭に浮かべ、次の瞬間顔を赤らめた。
どう考えても女の子に間違われています。ありがとうございました――な状況だと、理解する。
どう考えても女の子に間違われています。ありがとうございました――な状況だと、理解する。
「クリスはクリスだ。変な呼び方をするな!」
それはフォローになってないよ~と、クリスは心の中だけでなつきにつっこむ。
美希の言ったノンケという言葉の意味はわからなかったが、ともかくとして原因は衣装だろうと彼は当たりをつける。
とはいえ、男物の衣装がこの島には存在しないと判明した現在、この衣装の変わりは存在しない。
美希の言ったノンケという言葉の意味はわからなかったが、ともかくとして原因は衣装だろうと彼は当たりをつける。
とはいえ、男物の衣装がこの島には存在しないと判明した現在、この衣装の変わりは存在しない。
「(困ったな……男ですって言うのも恥ずかしいし……)」
もしかしたらからかわれているのかもともクリスは思う。
考えてみれば、最初に出合った唯湖からして彼に女物を着させて楽しんでいたのだ。
考えてみれば、最初に出合った唯湖からして彼に女物を着させて楽しんでいたのだ。
「(キョウからは変態だって言われたっけ? あぁ、どうしてこうなるんだろう……)」
目の前に背中を見せるファルの方をクリスはそっと伺う。
先程声をかけた時彼女はものすごく驚いていた。彼女のあんなあからさまな表情を見るのは初めてだというぐらいに。
先程声をかけた時彼女はものすごく驚いていた。彼女のあんなあからさまな表情を見るのは初めてだというぐらいに。
「(どうしよう。絶対に誤解されている……)」
でも今はそんな場合じゃないと、クリスは首を振る。
今考えなくてはいけないのは羽藤桂の行方。そして、九郎とユメイを助けることである。そして――
今考えなくてはいけないのは羽藤桂の行方。そして、九郎とユメイを助けることである。そして――
「(ナギ……だっけ? ユイコがどこにいるのかも教えてもらわないと)」
信用できるかはともかくとして、彼女の居場所を知っている者がいるというのは彼にとって朗報であった。
別れてよりもうすでに半日。放送がかかる度に彼女の名前が呼ばれるのではと彼は心を痛めている。
そして今、彼自身は彼女の言う”クリスくん”ではない。それを知らせるため、そして今度こそ彼女を救うためにも――
別れてよりもうすでに半日。放送がかかる度に彼女の名前が呼ばれるのではと彼は心を痛めている。
そして今、彼自身は彼女の言う”クリスくん”ではない。それを知らせるため、そして今度こそ彼女を救うためにも――
「(僕はユイコに会わなくちゃいけない)」
――クリス・ヴェルティンは来ヶ谷唯湖との再会を改めて決意する。
◆ ◆ ◆
「クリスはクリスだ。変な呼び方をするな!」
ふざける美希をたしなめつつ、なつきは心の中で思いを凪の方へと向けていた。
炎凪――彼女を星詠みの舞に誘い一人の舞-HiMEとした張本人であり、仇敵である一番地の使いでもある。
炎凪――彼女を星詠みの舞に誘い一人の舞-HiMEとした張本人であり、仇敵である一番地の使いでもある。
「(団結する人間が増えたと知って動き出したか……?)」
凪の目指すところは星詠みの舞の完遂。
その為に、彼は様々な甘言を用いてHiMEを戦いの舞台へと誘い出してきた。
実際にそれを目にしていたなつきからすれば、今回の彼よりの接触もそうだと想像するのは難しくない。
その為に、彼は様々な甘言を用いてHiMEを戦いの舞台へと誘い出してきた。
実際にそれを目にしていたなつきからすれば、今回の彼よりの接触もそうだと想像するのは難しくない。
「(しかし、向こうから来たというのなら都合がいい)」
神出鬼没で態度、所在共に捕らえ所のないのが炎凪という存在である。
なつきも幾度となく彼を捕まえようとしたが一度足りとてそれが成功したことはない。
しかし、教会に何人もの人間が集まっているというのならば、あるいは不意を打てば今度こそと彼女は考える。
なつきも幾度となく彼を捕まえようとしたが一度足りとてそれが成功したことはない。
しかし、教会に何人もの人間が集まっているというのならば、あるいは不意を打てば今度こそと彼女は考える。
「(今度こそ捕まえて、全てを洗いざらい吐かせてやる!)」
この殺し合いなどという馬鹿げた目論見を打破する為ににも、いつかは主催者達の情報を得る必要があった。
だとすれば、このタイミングで凪が接触してきたのは渡りに船だとも思える。
裏切りが真実であろうと嘘であろうと、どちらにしろこれから行うことに変わりはない。
ここに連れてこられ、ふざけた手繰り手の操る運命に翻弄される皆を解放するために――
だとすれば、このタイミングで凪が接触してきたのは渡りに船だとも思える。
裏切りが真実であろうと嘘であろうと、どちらにしろこれから行うことに変わりはない。
ここに連れてこられ、ふざけた手繰り手の操る運命に翻弄される皆を解放するために――
「(首を洗って待っていろ――凪!)」
――玖我なつきはただ邁進するのみだった。
◆ ◆ ◆
「(――予想通りと予定外。半々というところね)」
新しく仲間に加わった3人を先導するファルは、事が思い通りに運んだことにそっと胸を撫で下ろしていた。
計画通りにいく可能性は九分九厘あるとは考えていたが、どこでイレギュラーが発生するかここでは予想できない。
そして実際にイレギュラーは起こった。それは命の危険に関わるようなものではなかったが――
計画通りにいく可能性は九分九厘あるとは考えていたが、どこでイレギュラーが発生するかここでは予想できない。
そして実際にイレギュラーは起こった。それは命の危険に関わるようなものではなかったが――
「(あれは……いえ、あれがここにいるクリスということなのね)」
――彼女は驚いていた。半ば平静を失いかけてもいる。
ドクター・ウェストから彼と遭遇した時のことを聞き出した時は自分の知っている彼のままだと思っていたが、
しかし実際に会ってみてその可能性は木っ端微塵に砕かれたのだ。
ドクター・ウェストから彼と遭遇した時のことを聞き出した時は自分の知っている彼のままだと思っていたが、
しかし実際に会ってみてその可能性は木っ端微塵に砕かれたのだ。
「(パラレル……ワールドだったかしら? どこかには”ああいう”クリスも存在しうるのね……)」
トーニャやウェストらの話から理屈では理解していたが、これまではどうやら他人事だと思っていたらしいとファルは自覚する。
百聞は一見にしかずとはこのことで、今も彼女の鼓動はいつもより早く鳴っていた。
それが落胆なのか、未知への期待か、それとも彼の隣に立つ女性への嫉妬なのか、未だ判別はつかなかったが……。
百聞は一見にしかずとはこのことで、今も彼女の鼓動はいつもより早く鳴っていた。
それが落胆なのか、未知への期待か、それとも彼の隣に立つ女性への嫉妬なのか、未だ判別はつかなかったが……。
「(私も変わった……昨日の私からは考えられない私へと)」
だったら驚くことはないと、ファルは自分に言い聞かせる。今は平静を保ち、事を進めないといけないシーンだと。
彼が自分の知っている彼なのか、それとも違うのか。またここであった何が彼を変え、そして今はどうなのか。
それを問いただすのは事が一段落した後でよいと、そしてその時には自分のことも話そうとファルは思う。
彼が自分の知っている彼なのか、それとも違うのか。またここであった何が彼を変え、そして今はどうなのか。
それを問いただすのは事が一段落した後でよいと、そしてその時には自分のことも話そうとファルは思う。
「(請け負ったはいいけれど、この後の事を考えると少し憂鬱ね……)」
偶然発見した美希という少女。その有様を見て、ファルは直感的に自分の同類だと覚った。
同類……というよりも、ある場合における自分の姿とも言おうか。または彼女の姿に昨日までの自分を重ねたとも言う。
もし、同じ昨日までの自分なら彼女を利用はしても、救い上げようなどとは考えなかっただろう。
同類……というよりも、ある場合における自分の姿とも言おうか。または彼女の姿に昨日までの自分を重ねたとも言う。
もし、同じ昨日までの自分なら彼女を利用はしても、救い上げようなどとは考えなかっただろう。
「(情すらも利用する道具……取引の材料の一種にすぎないとも思っていた)」
しかしそれだけではないとも今の彼女は知っている。考え方を改めた訳ではない。新しく知ったのだ。
これまでとこれからのファル。ほとんど変わらないがしかし大きくも違う。
それを明確に説明することはできないが、彼女には違うという確かな実感と自覚があった。
これまでとこれからのファル。ほとんど変わらないがしかし大きくも違う。
それを明確に説明することはできないが、彼女には違うという確かな実感と自覚があった。
「(トーニャさんは話が通じるとしても……、ドクター・ウェストはどうかしら? まぁ、トーニャさんさえ納得すれば……)」
それほど深刻でもないかと、ファルは安堵の溜息をつく。これも昨日まではなかったものかもしれない。
緊張してたと言えば、美希に背中を曝していた時の方がよっぽどだった。
それが無いとは予想していても、彼女が持っていた銃で命を奪われる可能性は全くのゼロではなかったのだから。
緊張してたと言えば、美希に背中を曝していた時の方がよっぽどだった。
それが無いとは予想していても、彼女が持っていた銃で命を奪われる可能性は全くのゼロではなかったのだから。
「(彼女は頭がいい。公正に情報を示せばずっと”いい子”でいてくれる)」
同類という言葉。曝し続けた背中。どれも美希に考える時間――ファルが何者なのかを覚らせるための時間であったのだ。
発見し、接触を開始した時から交渉は始まっていたのである。
”殺されてもおかしくない場所”まで移動したことで手札が全て表に出ていることをファルはアピールした。
それが駄目押しだったのだろう。美希は何らこちらに聞きただすことなく利用し合う仲になることを承諾したのである。
発見し、接触を開始した時から交渉は始まっていたのである。
”殺されてもおかしくない場所”まで移動したことで手札が全て表に出ていることをファルはアピールした。
それが駄目押しだったのだろう。美希は何らこちらに聞きただすことなく利用し合う仲になることを承諾したのである。
「(3度目となるけれど――)」
――彼女とお風呂に入るのも悪くないかもしれない。それがファルの今の気持ちだった。
【B-1 教会付近/二日目 午前】
【ファルシータ・フォーセット@シンフォニック=レイン】
【装備】:イリヤの服とコート@Fate/staynight[RealtaNua]、首輪探知レーダー(電池切れ)
【所持品】:
支給品一式、リュックサック、救急箱、その他色々な日用品、デッキブラシ、単三電池袋詰め(数十本)
ピオーヴァ音楽学院の制服(スカートが裂けている)@シンフォニック=レイン、ダーク@Fate/staynight[RealtaNua]
【状態】:頭に包帯
【思考・行動】
基本:元の世界に帰る……『仲間』と『利用し合って』。
1:美希、なつき、クリスを連れて教会へと戻る。
2:美希が仲間に入れるよう皆を説得する。
3:なつきを凪に会わせる。また、彼女と一緒に凪を見極める。
4:レーダーに電池を補充し、必要があればなつき達に使わせる。
5:落ち着いたら、クリスとじっくり話しがしたい。
6:やよいやトーニャと〝いっしょ〟に、懺悔室の奥に踏み込む時を待つ。
7:今後に関してはトーニャの意に同調。
【備考】
※ファルの登場時期は、ファルエンド後からです。
※言峰綺礼の本性に感づいています。
【装備】:イリヤの服とコート@Fate/staynight[RealtaNua]、首輪探知レーダー(電池切れ)
【所持品】:
支給品一式、リュックサック、救急箱、その他色々な日用品、デッキブラシ、単三電池袋詰め(数十本)
ピオーヴァ音楽学院の制服(スカートが裂けている)@シンフォニック=レイン、ダーク@Fate/staynight[RealtaNua]
【状態】:頭に包帯
【思考・行動】
基本:元の世界に帰る……『仲間』と『利用し合って』。
1:美希、なつき、クリスを連れて教会へと戻る。
2:美希が仲間に入れるよう皆を説得する。
3:なつきを凪に会わせる。また、彼女と一緒に凪を見極める。
4:レーダーに電池を補充し、必要があればなつき達に使わせる。
5:落ち着いたら、クリスとじっくり話しがしたい。
6:やよいやトーニャと〝いっしょ〟に、懺悔室の奥に踏み込む時を待つ。
7:今後に関してはトーニャの意に同調。
【備考】
※ファルの登場時期は、ファルエンド後からです。
※言峰綺礼の本性に感づいています。
【山辺美希@CROSS†CHANNEL ~to all people~】
【装備】:イングラムM10(31/32)、投げナイフ(×4)
【所持品】:
支給品一式×3、イングラムM10のマガジン(32/32×3)(9ミリ弾)、コルト・パイソン(6/6)、.357マグナム弾(×10)
スタンガン、木彫りのヒトデ(×7)@CLANNAD、ノートパソコン、MTB、『全参加者情報』と書かれたディスク@GR2オリジナル
【状態】:疲労(弱)、銃の擦過傷(右肩)、擦り傷(左膝)、空腹(弱)
【思考・行動】
基本:自分の生存。また、最終的な生還を最優先として行動する。
1:教会に集まっている人達のお仲間に入れてもらい、彼らを観察し見極める。
2:凪という人物の本位がどこにあるか、慎重に探る。
3:食事! 着替え! できればお風呂!
4:なつきがいかにして恋人(?)を得たのか、興味津々です。
【備考】
※参加者が違う平行世界から来ている可能性を考えています。
※バトルロワイアルにおける固有化した存在がいるのではと想像しています。
※詳細名簿のデータを一通り閲覧しました。
【装備】:イングラムM10(31/32)、投げナイフ(×4)
【所持品】:
支給品一式×3、イングラムM10のマガジン(32/32×3)(9ミリ弾)、コルト・パイソン(6/6)、.357マグナム弾(×10)
スタンガン、木彫りのヒトデ(×7)@CLANNAD、ノートパソコン、MTB、『全参加者情報』と書かれたディスク@GR2オリジナル
【状態】:疲労(弱)、銃の擦過傷(右肩)、擦り傷(左膝)、空腹(弱)
【思考・行動】
基本:自分の生存。また、最終的な生還を最優先として行動する。
1:教会に集まっている人達のお仲間に入れてもらい、彼らを観察し見極める。
2:凪という人物の本位がどこにあるか、慎重に探る。
3:食事! 着替え! できればお風呂!
4:なつきがいかにして恋人(?)を得たのか、興味津々です。
【備考】
※参加者が違う平行世界から来ている可能性を考えています。
※バトルロワイアルにおける固有化した存在がいるのではと想像しています。
※詳細名簿のデータを一通り閲覧しました。
【クリス・ヴェルティン@シンフォニック=レイン】
【装備】:カウガール(真)@THEIDOLM@STER、
【所持品】:
支給品一式、ロイガー&ツァール@機神咆哮デモンベイン、アルのページ断片(ニトクリスの鏡)@機神咆哮デモンベイン
フォルテール(リセ)@シンフォニック=レイン、ピオーヴァ音楽学院の制服(ワイシャツ以外)@シンフォニック=レイン
刀子の巫女服@あやかしびと-幻妖異聞録-、防弾チョッキ、和服、情報の書かれた紙、アリエッタの手紙@シンフォニック=レイン
【状態】:Piovaゲージ:50%、疲労(弱)
【思考・行動】
基本:哀しみの連鎖を止める――だけどクリスができる力で。目の前の哀しみを。仲間とともに。
基本:なつきとずっと一緒に、そして彼女と幸せになる。
1:教会に向かい、凪よりアル、桂の居場所を聞き出す。
-↑に成功すれば、羽藤桂と合流すべく動き、九郎のもとへ戻ってユメイを説得する。
-また、↑の為にレーダーを貸してもらえるようお願いする。
-アル達を探す当てが見つからない場合、待ち合わせ場所(ツインタワー)へと向かってみる。(約束の時間は正午)
2:凪より唯湖の居場所を聞き出し、彼女を保護しに行く。
3:教会にいる人たちに協力し、殺し合いが終わるよう努力する。
4:落ち着いたら、ファルとじっくり話しがしたい。
【備考】
※原作よりの登場時期は、リセルート-12/12後からになります。
※西洋風の街をピオーヴァに酷似していると思ってます
※『情報の書かれた紙』に記されている内容は、「MightyHeart、BrokenHeart」の本文参照。
※ユイコの為の”クリス君”である事を止めました。
※なつきと強く結ばれました。
【装備】:カウガール(真)@THEIDOLM@STER、
【所持品】:
支給品一式、ロイガー&ツァール@機神咆哮デモンベイン、アルのページ断片(ニトクリスの鏡)@機神咆哮デモンベイン
フォルテール(リセ)@シンフォニック=レイン、ピオーヴァ音楽学院の制服(ワイシャツ以外)@シンフォニック=レイン
刀子の巫女服@あやかしびと-幻妖異聞録-、防弾チョッキ、和服、情報の書かれた紙、アリエッタの手紙@シンフォニック=レイン
【状態】:Piovaゲージ:50%、疲労(弱)
【思考・行動】
基本:哀しみの連鎖を止める――だけどクリスができる力で。目の前の哀しみを。仲間とともに。
基本:なつきとずっと一緒に、そして彼女と幸せになる。
1:教会に向かい、凪よりアル、桂の居場所を聞き出す。
-↑に成功すれば、羽藤桂と合流すべく動き、九郎のもとへ戻ってユメイを説得する。
-また、↑の為にレーダーを貸してもらえるようお願いする。
-アル達を探す当てが見つからない場合、待ち合わせ場所(ツインタワー)へと向かってみる。(約束の時間は正午)
2:凪より唯湖の居場所を聞き出し、彼女を保護しに行く。
3:教会にいる人たちに協力し、殺し合いが終わるよう努力する。
4:落ち着いたら、ファルとじっくり話しがしたい。
【備考】
※原作よりの登場時期は、リセルート-12/12後からになります。
※西洋風の街をピオーヴァに酷似していると思ってます
※『情報の書かれた紙』に記されている内容は、「MightyHeart、BrokenHeart」の本文参照。
※ユイコの為の”クリス君”である事を止めました。
※なつきと強く結ばれました。
【玖我なつき@舞-HiME運命の系統樹】
【装備】:ELER(なつきのエレメントである二丁拳銃。弾数無制限)、ラフタイムスクール(雪歩)@THEIDOLM@STER
【所持品】:
支給品一式×2、765プロ所属アイドル候補生用・ステージ衣装セット@THEIDOLM@STER、
白ドレス@Fate/staynight[RealtaNua]、大量の下着、カードキー(【H-6】クルーザー起動用)、
七香の MTB@CROSS†CHANNEL~toallpeople~、双眼鏡、クルーザーにあった食料、情報の書かれた紙、首輪(サクヤ)
【所持品2】:
支給品一式×3、愁厳の服、シーツ、首輪(刀子)
古青江@現実、虎竹刀@Fate/staynight[RealtaNua]、包丁2本、コルト・ローマン(0/6)
ビームライフル(残量0%)@リトルバスターズ!、ラジコンカー@リトルバスターズ!
木彫りのヒトデ1/64@CLANNAD、玖我なつきの下着コレクション@舞-HiME運命の系統樹
【状態】:疲労(中)、頭部打撲(軽)
【思考・行動】
基本:クリスとずっと一緒に、そして彼と幸せになる。
1:教会に向かい、凪よりアル、桂の居場所を聞き出す。
-↑に成功すれば、羽藤桂と合流すべく動き、九郎のもとへ戻ってユメイを説得する。
-また、↑の為にレーダーを貸してもらえるようお願いする。
-アル達を探す当てが見つからない場合、待ち合わせ場所(ツインタワー)へと向かってみる。(約束の時間は正午)
2:凪を捕獲し、真意を探る。敵であるならば容赦はしない。
3:教会にいる人たちに協力し、殺し合いが終わるよう努力する。
【備考】
※媛星の事はアルやウェスト等、媛星への対策を思い付き得る者以外に話すつもりはありません。
※『情報の書かれた紙』に記されている内容は、「MightyHeart、BrokenHeart」の本文参照。
※来ヶ谷唯湖に対し怒りと憎悪の感情があります。
※チャイルド(デュラン)を呼べるようになりました。
※クリスと強く結ばれました。また彼がが雨の幻影を見ていることに気付いています。
【装備】:ELER(なつきのエレメントである二丁拳銃。弾数無制限)、ラフタイムスクール(雪歩)@THEIDOLM@STER
【所持品】:
支給品一式×2、765プロ所属アイドル候補生用・ステージ衣装セット@THEIDOLM@STER、
白ドレス@Fate/staynight[RealtaNua]、大量の下着、カードキー(【H-6】クルーザー起動用)、
七香の MTB@CROSS†CHANNEL~toallpeople~、双眼鏡、クルーザーにあった食料、情報の書かれた紙、首輪(サクヤ)
【所持品2】:
支給品一式×3、愁厳の服、シーツ、首輪(刀子)
古青江@現実、虎竹刀@Fate/staynight[RealtaNua]、包丁2本、コルト・ローマン(0/6)
ビームライフル(残量0%)@リトルバスターズ!、ラジコンカー@リトルバスターズ!
木彫りのヒトデ1/64@CLANNAD、玖我なつきの下着コレクション@舞-HiME運命の系統樹
【状態】:疲労(中)、頭部打撲(軽)
【思考・行動】
基本:クリスとずっと一緒に、そして彼と幸せになる。
1:教会に向かい、凪よりアル、桂の居場所を聞き出す。
-↑に成功すれば、羽藤桂と合流すべく動き、九郎のもとへ戻ってユメイを説得する。
-また、↑の為にレーダーを貸してもらえるようお願いする。
-アル達を探す当てが見つからない場合、待ち合わせ場所(ツインタワー)へと向かってみる。(約束の時間は正午)
2:凪を捕獲し、真意を探る。敵であるならば容赦はしない。
3:教会にいる人たちに協力し、殺し合いが終わるよう努力する。
【備考】
※媛星の事はアルやウェスト等、媛星への対策を思い付き得る者以外に話すつもりはありません。
※『情報の書かれた紙』に記されている内容は、「MightyHeart、BrokenHeart」の本文参照。
※来ヶ谷唯湖に対し怒りと憎悪の感情があります。
※チャイルド(デュラン)を呼べるようになりました。
※クリスと強く結ばれました。また彼がが雨の幻影を見ていることに気付いています。
239:クロックワークエンジェル | 投下順 | 241:忘却→覚醒/喪失(前編) |
時系列順 | ||
237:THE GAMEM@STER SP(Ⅳ) | ファルシータ・フォーセット | 243:The Perfect Sun |
山辺美希 | ||
クリス・ヴェルティン | ||
玖我なつき |