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流星の路

りゅうせいのみち

収録作品:カービィのエアライダー[NS2]
作曲者:岩垂徳行
作詞者:桜井政博
歌:YuReeNa(無印)、Sayo(蒼枯、蒼)

概要

本作のメインテーマであり、星のカービィシリーズとしては通算四曲目となるボーカル曲。
英語版の曲名は「Starlit Journey」。
作曲者は2026年3月3日のインタビュー(前編)をもって、「流星の路」と「スカイア」及び派生曲の計5曲を全て岩垂氏が担当したことが明かされた。
また3月6日のインタビュー(後編)で作詞は桜井政博氏が担当したことが明かされている。
なお制作手法としては詞先とのこと。
また歌い手の候補者選定はフェイス音楽出版が担当したそうだ。

制作スタッフの繋がりから、事実上『スマブラSP』のメインテーマ「命の灯火」の後継にあたる曲とも言える。
実際、作風やゲーム内でのフレーズの使われ方、さらには公式サイトに歌詞を仕込む手法など、共通点は多い。

本楽曲は「カービィのエアライダー Direct 2025.8.19」にて解説が行われ、その終了後に『Nintendo Music』で先行配信されるという、前例のない形で初公開された。
さらに発売4日前には、NHK主催のオーケストラコンサート「シンフォニック・ゲーマーズ5」でも演奏されている。
CMやPVで流れるならまだしも、発売前に演奏会で披露されるゲーム音楽は非常に珍しい。

そして発売日直前、公式アカウントにて歌手がYuReeNa氏であることが明かされた。
ちなみにYuReeNa氏の誕生日は、初代『星のカービィ』の発売日と同じ4月27日だったりする。

Direct内で桜井氏は、「マシンと共にある喜びをストレートに歌った歌です」とコメントしている。
またYuReeNa氏も発売当日、公式アカウントにて「レコーディング中、この曲のパワーに導かれながら、どこまでも高く、遠くに行けるという想いで歌っていました」と語っている。

力強さと爽快感を併せ持つ歌声とメロディは、22年の時を経て実現した『カービィのエアライド』の後継作への期待に、十分応えるものと言っていいだろう。


この曲はロードトリップのエンディング曲として、派生のボーカル曲が二つ存在する。
発売から約一か月後、これら二曲をSayo氏が歌っていることが明かされた。
その際、Sayo氏が岩垂氏へ感謝の言葉を述べている。

一曲目はノーマルエンディング曲「流星の路:蒼枯」。
英語版の曲名「Starlit Journey: Ballad」が示す通り、バラード調の沈んだメロディと籠もった歌声が印象的だ。
原曲からは想像できないほど雰囲気が変わり、同じ曲とは思えないほどである。
ストーリーの結末と哀愁を帯びた曲調から、『星のカービィ スーパーデラックス』の「友と夕陽と…」を思い起こした人もいたようだ。

そしてもう一曲が、真エンディング曲「流星の路:蒼」。
「蒼枯」とメロディラインはほぼ同じながら、明るく澄んだ歌声に変わったことで印象は一変。
ノーマルエンドで感じた消化不良感をすべて吹き飛ばすような、晴れやかな一曲となった。
英語版の曲名「Starlit Journey: Free」の通り、自由さと解放感を感じる曲調となっている。
本作の元凶との決着、そして「凱旋」の後に流れるこの曲は、達成感をより強く感じさせてくれる。

なおロードトリップは、半生命体「ゾラ」を中心に展開されるストーリーとなっている。
このため、二つのエンディング曲はいずれもゾラの視点を意識した内容となっている。
桜井氏によると、曲名の「蒼」はゾラの本体色を指しているとのことだ。


歌詞については、本作の世界観に沿いながらも色々と仕込んでいると思わしき部分が散見される。
冒頭からして「はるかなと 地平線」は、HAL研究所と有限会社ソラを意識した言葉遊びと思われる。
終盤の「闇を切り裂く 赤い星」に至っては、ロードトリップのラストバトルを表しているのだろう。
また公式アカウントにて桜井氏は、一番のサビがエアライド、二番のサビがシティトライアルをそれぞれ薄くモチーフにしていることを明かしている。
さらに発売から約一か月後、「自由に走ったり飛んだりしたい」というゾラの想いを裏テーマにしていることも語られた。
自由を楽しむライダーと自由を失ったゾラ、「流星の路」と「流星の路:蒼」は光と影のような関係性とのこと。
同じ言葉でも前提が変わるとまったく異なる景色となるようになっているという意味では「WELCOME TO THE NEW WORLD!」の流れを汲んでおり、
その点からもカービィシリーズらしい曲であると言えるだろう。


またオフボーカルアレンジとして、本作のシティトライアルのテーマ「スカイア」がある。
前作の「シティトライアル:街」に相当するだけあり、爽快感を維持しつつも盛り上がり感マシマシとなっている。
何でもありのフィールドでのバトルらしい白熱したメロディは、シティトライアルに相応しい仕上がりだと言っていい。


妖星(ようせい)(いど)正義(せいぎ)獅子(しし)
(ほのお)をなびかせ ()()()ねる( )


なお「シティトライアル:街」にも裏曲があったように、「スカイア」にも裏曲となる「スカイア(裏)」が存在する。
この曲の正体は、『Nintendo Music』で先行公開されていた曲の一つである「???」の完全版にして、「流星の路:蒼」のオフボーカルアレンジ、そしてロードトリップのラストステージ「旅の終わり」のフィールド曲である。
そして「???」は『Nintendo Music』で同じく先行公開された「スカイア(Short ver.)」と対になる曲ということから、「???」の本当の曲名は「スカイア(裏)(Short ver.)」ということになる。
ラストステージは新たなる伝説のエアライドマシン「レオ」に乗っての決戦となる。
徒党を組んでやってきたカービィシリーズ歴代ラスボス勢丸腰で軽くひねってやれるほどの攻撃力を誇るうえに、ラストバトル直前まで一切のボス曲を上書きしてずっと流れる仕様から、
この曲は桜井政博氏が携わったカービィシリーズでは初となる最終決戦イベント曲に相当する存在でもある。
トランペットがメインを張って高らかに奏でるヒロイックな旋律はテンション上がること間違いなし。

なお「スカイア」と「スカイア(裏)」は5分間のシティトライアルでのみ、タイムアップでピッタリ曲もアウトロ込みで終了する特別仕様が仕込まれている。さらに残り30秒で前者は転調、後者はラスサビにぴったり入る。
このような仕様となっているものは他に「激突!グルメレース」と「スタッフロール[スーパーデラックス]」の計4曲しかなく、本作のシティトライアルの看板曲としての特権といっていいだろう。


ところで、サウンドテストに何時まで経っても「流星の路」が収録されないため首を傾ける人もいることだろう。
実はサウンドテストに収録される条件は、オンラインを除いたエアライド・ウエライド・シティトライアル・ロードトリップ全てのクリアチェッカーのコンプリート。
約三か月前に発売され同じく流星に焦点を当てた『星のカービィ ディスカバリー Nintendo Switch 2 Edition + スターリーワールド』の「未完/ラストソング」と同じ立ち位置という驚愕の条件だった。
これはオープニング曲として何時でも聴くことができる立場に加え、派生のボーカル曲が存在していること、そして発売前から様々な手で公開が行われてきたからこそ、この扱いとなったのだろう。

過去ランキング順位

「流星の路」

「流星の路:蒼枯」

「流星の路:蒼」

「スカイア」

「スカイア(裏)」


歌詞


関連動画

カービィのエアライダー 紹介映像

2026年3月3日 楽曲配信ソフト(Nintendo Music)

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  • 星のカービィ
最終更新:2026年08月09日 15:53