存在強度

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存在強度 - (2025/07/03 (木) 16:25:10) のソース

****そんざいきょうど

[[神咒神威神楽]]にて登場する用語。
しかし作中これに対して公式からの説明は無い。
読んだ漢字の意味そのままで捉えれば、存在することにおける強さの度合いとなるが、あくまで推測でしかないため、その意味は謎となっている。

以下、作中での登場をまとめると
等級項目には書かれていない隠しパラメータで&bold(){「格」や「地力」の高さを示すモノ}、といったところだろうか?

** 作中での登場
-[[禹歩法]]の説明

&italic(){東征軍を例に挙げれば、目に優れているのが宗次郎。死角の隠匿に長けているのが紫織。存在強度が高いのが覇吐ら高位の歪みであり、それら総てに秀でているのが夜行である。}
#right(){&italic(){— 神咒神威神楽 用語紹介 禹歩法}}

この文から、[[歪み]]者や[[太極]]に至っている者は存在強度が高いことが判る。


-[[坂上覇吐]]の[[等級項目]]

&italic(){歪みに対する不死性と反射特性という点では変わっていない。&br()ただし不破之関での戦がそうであったように、格上の理には通じないため、問題点は覇吐自身の存在強度。彼が天魔と伍するほどの階層に上がれるかどうかが肝となる。}
#right(){&italic(){— 神咒神威神楽 等級項目 坂上覇吐 中伝 異能}}

覇吐の[[桃花・黄泉返り]]は歪みであるため、太極である[[夜都賀波岐]]には通用しない。また[[玖錠紫織]]の[[陀羅尼摩利支天]]についても同じことが書かれている。
この位階の差を指して、存在強度の問題と解説されており、存在強度を上げる=位階を上げるということが判る。


-本編の[[天魔・母禮]]戦

&italic(){東外流においてもそうだった。彼ら天魔は圧倒的な存在だが、同時に砂上の楼閣のごときもの。たった一言二言の口舌だけで、存在強度が崩れ始める。現状、竜胆だけが理解できるその理を、紫織は理解していないしするつもりも特に無い。ただ、これらはそういうものなのだと、ただ単純に感じていた。諸行無常……敗者の型を持つということ……それはこれほど儚いものなのかと。}
#right(){&italic(){—神咒神威神楽 無間蝦夷 玖錠紫織VS天魔・母禮}}

竜胆の[[天魔覆滅]]は天魔の[[咒]]を呼ぶことで彼らを敗者の型に嵌める。
加えて紫織と宗次郎は[[畸形曼荼羅]]の力の供給で、[[無間蝦夷]]で天魔と相対できるほどの強度の補正が掛けられ始めている。この時点ではまだ太極を開いた天魔に匹敵するほどではなく殺されるが、直後に竜胆と覇吐の発破と共に力の供給が発生し太極に到達している。


-本編の[[中院冷泉]]戦

&italic(){力が、その存在強度が、一気に三桁は跳ね上がった。}
#right(){&italic(){— 神咒神威神楽 神世創生篇 坂上覇吐VS中院冷泉}}

冷泉は覇吐との戦いにおいて詠唱を行うことで自身の存在強度を上昇させて見せた。
高位の[[射干>唯我曼荼羅・射干]]に目覚めた冷泉は等級項目において、全能力値は50に達しているが太極の値は0である。
しかし本編において覇吐が無視できない程の存在強度へと高めているため、等級項目の歪曲や太極の数値がそのまま存在強度を示しているわけではないことが判る。

なお、射干を倒すためには射干の地力を上回らなければならない。射干になった冷泉の等級項目の能力値は、数値上は天魔・大獄を超えるものが多いが、大獄の地力=夜刀の地力なので、彼の太極を受けると死ぬという。これは宿儺も同様。


** 射干の力の源である波旬は同様に存在強度を上げられるか?

&italic(){唯我という渇望。己以外を見もしないゆえに己の強度を無限に上げられる波旬。だがそうした彼になれたのは、覇吐という畸形嚢腫を極限に意識したからこそなのだ。この矛盾が楔となり、波旬は覇吐と対するときだけ並の覇道神という型に嵌る。もちろんそれだけでも強力なのは確かだが、手持ちの魂たちを片端から消さずにおれないという性質が、ここでは当たり前に弱点と化す。}
#right(){&italic(){— 神咒神威神楽 等級項目 第六天波旬 奥伝 異能}}

[[第六天波旬]]の等級項目では己の強度を無限に上昇可能と書かれているが、存在強度とは書かれていない。そのため、己の強度の内に存在強度が含まれているかは謎となっている。

** [[黒白のアヴェスター]]

&italic(){瞬間、マグサリオンの存在強度が計測不可能なほど跳ね上がった。}
#right(){&italic(){— 黒白のアヴェスター 第十二章『不変なるもの』中編 マグサリオンVSクワルナフ}}

本編の[[クワルナフ]]戦で登場。
クワルナフの攻撃に防戦一方であった[[マグサリオン]]は突如として存在強度を上昇させ、クワルナフの攻撃を掻き消すと同時に[[絶滅星団>絶滅星団サウルヴァ]]の半分近くを粉砕した。
原理の解明に思考を走らせたクワルナフによると、マグサリオンは対峙する者が代わるごとに戦闘力の大部分は初期化されるが、敵の業を見極め白日に晒すという条件を満たすことで、[[真の力>絶し不変なる凶剣の冷徹]]を発動することができる、とのこと。

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**備考
***強さと攻撃威力などの相関関係
なお、キャラの強さ及びその比較の指標として、破壊規模が挙げられることがあるが、見た目通りの破壊の規模、実際の威力は一致しないことがままある(霊的な強度(破壊の質)という概念がある)。
神咒神威神楽での最終決戦で、あくまで単体宇宙・求道神の紫織や宗次郎が、その技で波旬の蓮座の一角(数多くの宇宙)を削り取ったりしている。よってその総体=出せる破壊力の限界になるわけでもない。
また、シュライバーの例が分かりやすいが、耐久力が必ずしも保有する魂の数(総体)に比例するわけではない。コロッセオにおけるマキナは保有する魂が数万でありながら、ルサルカに対し自分を止めたいなら20万の魂をもってこいと言うなど、人によっては総体以上の力を有していたりする。
破壊の規模≠実際の威力≠総体≠耐久力となる。単純な破壊規模だけで同じ領域のキャラの強さを比べることは難しいことがわかる。

-ラインハルトの攻撃に関して(twitterの[[Hagar_gold]])
Qヴェヴェルズブルグビームの威力はどのくらいの強さですか?
A核は余裕で超えると言っていたはずだが?まあ単純な威力というより破壊の質、霊的な強度を鑑みた上での表現だがな。

-夜刀の攻撃に関して(神咒神威神楽VFB)
夜刀は世界を滅ぼす気など無いのだから。戦闘で宇宙破壊規模の攻撃など出しません。とはいっても手加減していたわけじゃなく、これは質の問題。攻撃の規模と深さは別物だということ。仮に核爆発でも砕けない石ころがあったとして、その石を断てる剣があれば剣>核という構図になります。あのとき、夜刀が使っていた技の数々は剣に属するものだった。そういうことです。

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**関連項目
-[[神咒神威神楽]]
//-[[登場人物/神咒神威神楽]]
-[[用語/神咒神威神楽]]
//-[[能力・術技/神咒神威神楽]]
//-[[セリフ・神咒神威神楽]]
//-[[BGM/神咒神威神楽]]
//-[[呼称一覧/神咒神威神楽]]
-[[黒白のアヴェスター]]
//-[[登場人物/黒白のアヴェスター]]
-[[用語/黒白のアヴェスター]]
//-[[能力・術技/黒白のアヴェスター]]
//-[[セリフ/黒白のアヴェスター]]
//-[[BGM/黒白のアヴェスター]]
//-[[呼称一覧/黒白のアヴェスター]]

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**コメント
- diesには確かに無かったな  -- 名無しさん  (2021-08-22 20:34:42)
- Fateにもあるがよくわからん  -- 名無しさん  (2021-08-22 21:26:01)
- 渇望が深まるごとにステータスが上昇するような物なんだろうと思ってる。そんで刹那の場合は渇望による強度上昇+時の鎧の防御でガチガチなんだと思ってる。  -- 名無しさん  (2021-08-22 22:25:27)
- diesはシンプルに渇望の深度やろ。シュピーネさんが万消し飛ぶ攻撃を獣殿にぶつけても何の能力も無しに小揺るぎもしない  -- 名無しさん  (2021-08-22 22:48:59)
- 普通のRPGで言うところのLV  -- 名無しさん  (2021-08-24 00:58:00)
- pso2NGSで言うところの戦闘力みたいに戦う力や生き残る力、精神的な強さとかその他諸々を総合してみた強さではないかと思う  -- 名無しさん  (2021-08-24 01:01:04)
- 他のステータスが平凡でも渇望の強さが天元突破してるなら総合力が高まってるから存在強度が上がるみたいな  -- 名無しさん  (2021-08-24 01:03:11)
- 普通に強さとか格みたいなのをそれっぽく言い換えただけちゃうの  -- 名無しさん  (2021-08-24 01:50:20)
- まあ深い意味はないというか、最近の厨二バトル作品でたまに見るそれっぽい言葉  -- 名無しさん  (2021-08-24 05:36:26)
- 終曲は三騎士同時に相手して苦戦するけど、本来はマグサリオンみたいに存在強度を上げれば流出しなくても圧倒できるはずなんだよ。みたいに位階とは別の尺度を使って話したい時があるのよね  -- 名無しさん  (2021-08-24 20:53:27)
- いやマグサリオンも戒律による縛りの反動で改良冷徹で存在強度上げたり魔王との戦闘経験を積んでたりするんだから、永劫破壊で平団員→三騎士と戦いつつ段階的に位階(存在強度)を上げるのとそう違いはなくないか?  -- 名無しさん  (2021-08-24 21:02:29)
- そも終局は厳密には蓮単体でのギアチェンジじゃなくて、水銀によって流出に至らない限り勝てないように出力をコントロールされてるから強度を高めて云々は少し話が違う  -- 名無しさん  (2021-08-24 21:34:09)
- ↑ 出力と存在強度は違うの?  -- 名無しさん  (2021-08-24 21:57:31)
- ↑夜刀様戦のブースト覇吐見てるとほぼイコールじゃね?踏み潰せば死ぬ蟻の領域を神様の力や戒律で相対する相手の土俵レベルにしてるなら出力注入も存在強度upも理屈に合わね?  -- 名無しさん  (2021-08-25 02:03:59)
- 自己肯定感を中二翻訳したんでしょう。根拠として真我は心を鍛えようとしていたことがあげられる。神話的にもゾロアスター教の神話で悪神アンラマンユが善神アフラマズダーを認識したことで戦争が始まる。他者を認識してない時の波旬はとても大人しい。他者を認識することが争いのきっかけとなる。神座人ってアーディティの時点でバルドスカイの有機AIと同じでしょう。  -- 名無しさん  (2024-04-06 12:18:52)
- ↑「死を奪われた」ではなく最初から死なんて無かったのに認識したことでバグった?  -- 名無しさん  (2024-05-01 16:51:34)
- 魂の質量なのか渇望の強さなのかどっちだろう?形成練炭とか神格の卵だから魂の質量はでかいにしても渇望力が欠けてるから形成止まりなわけだし  -- 名無しさん  (2024-05-23 16:22:58)
- 渇望力じゃないか?射干の冷泉がいい例な気がする。本人の格は渇望力の強さとも言われてるし  -- 名無しさん  (2024-05-23 18:12:11)
- まぁ、今の設定だと渇望=神座法則における怒りの深度、魂の格=聖賢および時輪石の進化の度合いが高い魂に由来する魂。次点で上記の渇望レベリングが高い魂。こんな感じよね。たぶん第一が怒りで強い魂、第六が輪廻で強固になった魂(波旬法則に耐えられる)っていう違いにもなってんじゃないかな  -- 名無しさん  (2024-05-24 12:41:22)
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