御前試合

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御前試合 - (2018/12/21 (金) 21:56:12) の編集履歴(バックアップ)


神咒神威神楽の用語。
東征に先駆け、皇主陛下の御前で催されることが決まった撃剣の神楽。
表向きは尚武の心を取り戻し、兵を鼓舞する益荒男を募るというものであるが、実際のところは武門五家による代理戦争である。
すなわち、誰が東征軍の征夷の将として軍権を掌握するか。
その座を手にするため、皇主の御前で家門の武威を披露することが最大の目的である。
ゆえに、御前試合は真剣を用いた死合となることが決定した。
竜胆は、これに不快感を隠せない。
この血の神楽が、覇吐たちの出会いとなる。

東征に先駆ける神楽として戦端が開かれるという祝福にして激励として、御門当主によって祝詞が詠われる。

平たく言えば「神州の歪みの元凶である化外を討伐し、国を滅びから救うため皇のもとへ集うがいい益荒男よ」という内容。
もっと端的に言えば「喜んで死ね」という意味。
わざわざ遠回しに言うのは、死と流血に耐性の無い皇主や公達への美化した演出。

治病祈祷の祝詞


掛けまくも畏き吾が皇の大前に畏み白さく、御世、神州に化外有りて、月日佐麻弥く病臥せり、故是を以て益荒男を事議りて雖恐

吾が皇の大前を斎き奉りて蒼生を恵み給う

恩頼を乞い祈奉らむとして、今日の吉日、吉時こそば、神州に礼代の幣を捧げ持ちて恐み恐み称辞竟え、奉らしむなり

掛けまくも畏き皇。此の状を平らけく安らけく聞こえし召して、御国が悩む病を速やかに直し給い、癒し給い、堅盤に常盤に命長く夜守日守に守り給い幸い給えと畏み畏みもうす


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