稜線
山の屋根であり、峰から峰へと連続して続くラインのことをいいます。
中でも、その山のシルエットを形づくるようなものを『主稜線』といいます。
稜線のすぐ脇は、切り立った断崖絶壁となっていることが多く、滑落の危険があります。
稜線はルートの探査は楽ですが、風が強く吹く傾向にあり、風が強い日は非常に危険です。
そのような日は、ほとんど行動できないといっていいでしょう。
また、突風にあおられて滑落してしまうという危険もあります。
しかし、落石や雪崩は起きないので、ルート工作さえしっかり行えば、不慮の事故に巻き込まれることは少ないでしょう。
稜線には、その地形的な違いとして『
ナイフリッジ』、『スノーリッジ』など、いくつかの種類があります。
最終更新:2012年07月06日 18:45