単独登頂のススメ

単独登頂はIMAS殿堂入り隊員を育成するうえで避けては通れない。集団による極地法登山とはまったく別の戦略が必要となる。
敷居は高いように見えるが、コツさえつかめば決して不可能なことではなく、K-0無酸素単独登頂も夢ではない。
「三大壁も全部制覇したし、もうやることないな……」と思っているそこの隊長のあなた、是非とも単独行にチャレンジし、「蒼天の白き神の座」を骨の髄まで楽しみ尽くしてほしい。

単独登頂のメリット・デメリット


単独登頂のメリット

  • 1座を落とす度にアワードが増え、隊のグレードがどんどん上がる
  • IMAS殿堂入り隊員を育成できる
  • 低予算で済み、協賛金もがっぽり入るので、繰り越し金が山のように貯まる(?)

単独登頂のデメリット

  • 参加しない隊員の成長が完全にストップしてしまう
  • 隊全体の潤滑な世代交代が阻害され、新たな育成期間が必要になる

単独登山で用意するもの

Gランク・能力ALL99・高所経験7000程度の隊員1名
女性であれば女性隊登頂アワードも併せて獲得できるため、初期メンバーで能力の高い藤田桂子隊員が適役といえる。
(ただしIMAS殿堂入りを目指す場合隊員の年齢に注意。45歳以上の隊員は年度を跨ぐと引退してしまう可能性があるので、撤収直前にセーブが必要になる。)

作戦に必要な物資は次の通り。
物資 必要な量
食料パック 開拓済みの楽なルートなら30日分(6個)あれば十分。厳冬期や新規ルート開拓の場合は60日分(12個)用意しておけば安心。
登攀セット 基本的には必要なし。
登壁セット 基本的には必要なし。わざわざ重い荷物を背負って工作に時間をかけるくらいなら、一気に登ってしまった方が楽。
酸素ボンベ アタック前日~当日用に4~5本用意しておくとよいが、なくても十分登頂は可能。ただし重量があるため、運搬作業が必要になることがある。
テント BCのテントを代用することで所持しなくても登頂可能。ただし、落石ポイントにキャンプを張る場合は破壊されたときのスペアを10張ほど用意しておくこと。
整地セット 壁に中間キャンプを作る場合は必須。2個あれば十分。

安全な単独行のために

1. 天候を読むこと
気象図をよく眺めてみると、気圧は約1週間・風は約2週間の期間で循環していることがわかる。
基本的には、天候が安定する高気圧・無風の時期に行動することを心がけよう。
アタックに向けてBCを発つ場合も事前に気象図をチェックし、コンディションが良化するのを見越したうえで出発しよう。
悪天候や強風時でも多少の無理は通してくれるが過信は禁物。安全を期すならば大雪や風速20m以上での強行は控える。

2. 雪崩・落石は能力の高さで回避する
雪崩・落石安全度の低い箇所での長居は避ける。単独行においては、ルート工作は労力に対する効果が薄いため、基本的に無工作のままで構わない。
万が一ムービー雪崩・落石が発生したとしても、回避能力が高ければほぼ無傷~軽症程度で済む。(ただし、中度の障害を負った状態では能力が下がり、回避率が落ちることに注意。)

3. 凍傷管理(最重要)
バックアップのない単独行においては「重度の障害=死亡」を意味する。したがって、中度の障害が生じた時点でかなり危ない状態なので、至急BCで休息しなくてはならない。
特に凍傷は単独行における最大の敵である。アタック開始から登頂までの間に凍傷の進行を軽度までにとどめ、登頂後は重度に進行する前に安全地帯まで速やかに下山するための作戦計画の策定こそ、単独登頂達成において最も難しい部分であり、そして醍醐味でもある。
凍傷の詳しい情報についてはこちら→凍傷

4.ルート探査について
ルート探査も単独で行う場合は、探索失敗がわりと頻繁に起こるので注意が必要。短期間での登頂を狙うのであれば、事前にグループ登山でルートを開拓しておいてから挑むといい。

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最終更新:2024年09月10日 14:55
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