凍傷
隊員の障害のひとつです。
凍傷は、次のような原因で起こります。
1.高高度に長時間滞在した
2.ビバーグをした
3.極端に気温が低いときに行動した
また、高度障害にかかっていると、凍傷に
なる可能性が高くなります。
凍傷には、軽度、中度、重度の3段階が
あります。
(ゲーム内データベースより引用)
軽度
凍傷軽度は、しもやけ程度で、隊員の行動
には影響ありません。
しかし、この状態のまま行動を続けている
と、中度の凍傷、重度の凍傷へと進行して
いく可能性があります。
凍傷にかかったら、それが軽度のもので
あったとしても、できるだけ早くBCで休養
をとり、障害を完治させた方がいいでしょう。
(ゲーム内データベースより引用)
1.その隊員の能力は低下しない。
2.その隊員を抱えていても、すべての行動を実行可能。
3.現在実行中の行動を続行するか、中断するかを選択可能。
中度
中度の凍傷は、指先の感覚が完全になく
なった状態で、このままにしておくと、重度
の凍傷になってしまう可能性があります。
この状態では、行動にかなりの支障が出て
しまいます。できるだけ早くBCで休ませま
しょう。
(ゲーム内データベースより引用)
1.その隊員の能力が低下する。
2.その隊員を抱えた状態で、山側への移動を伴う行動が実行できない。
3.現在実行中の行動は中断され(ルート探査・アタックなども含む)、
①BC帰還、②その場で停止、③最寄りの谷側キャンプへ移動 の3択になる。
凍傷中度になると、登壁能力が低下し場合によっては単独での壁の上り下りが不可能になってしまう。
三大壁の攻略では登頂後の凍傷進行にも注意を払いたい。
重度
重度の凍傷はかなり危険な状態で、早く
病院に収容しないと死亡してしまう可能性も
あります。
この状態では、隊員は意識を失っています。
できるだけ早くBCに運び、病院に収容
しなければなりません。
(ゲーム内データベースより引用)
1.その隊員は意識不明となり、自力での移動ができない。(健在な隊員による搬送が必要)
2.その隊員を抱えた状態で、山側への移動を伴う行動が実行できない。
3.措置をまったくとらないでいると、その隊員は
死亡する。
画面上では、凍傷にかかった隊員には、
『🧊氷』の形をした凍傷のアイコンがつきま
す。
また、その隊員の名前や所属している隊の
アイコンは、凍傷の程度によって、次の色で
表示されます。
軽度…水色
中度…紫色
重度…赤色
凍傷は、高度が高くなると進行が速くなり
ます。できるだけ高所には長時間滞在しない
ようにしましょう。
(ゲーム内データベースより引用)
凍傷は外気に晒されている状態(ビバーグ中も含む)で徐々に進行し、
蓄積ダメージが一定の水準に達するたびに軽度→中度→重度と悪化していく。
蓄積ダメージはマスクデータとなっているため、
隊員の行動状況から今現在どの程度蓄積ダメージを負っているかをおおよそで判断するしかない。
ダメージの蓄積スピードは、隊員の能力値(体力または高所経験?)が高いほど
遅くなるようで、ベテラン隊員は若手隊員に比べて凍傷になりにくい傾向にある。
7000mより高所でのビバークは基本的に厳禁。凍傷の進行が著しく、
ひと晩で重度に進行してしまうことも多々ある。
高所にいる隊が迷走状態に陥ったときは命に関わる状況なので、捜索を最優先しよう。
季節にもよるが、約6500mより高所では、テント待機中であってもダメージは蓄積する。
ただし、状態を跨ぐ悪化はしない。
例えば、軽度の状態でキャンプで数日停滞した場合、動いていない間は軽度のままで過ごせるが、
キャンプを出発した直後中度に進行する。
凍傷になった場合の対処
1.外気温の高い標高6500m付近より下のキャンプまで下山し、テントで待機する。
2.BCで待機する。
3.酸素ボンベを使用させる。(緊急時)
完全回復までの時間はBCの方が短い。
酸素ボンベは進行速度を抑える効果しかなく、凍傷を回復させる効果はないので注意。
ただし、凍傷が深刻化した隊員の下山中に酸素ボンベを使用させることで、命をとりとめる場合もある。
軽度の凍傷から回復直後に行動を再開しても、蓄積ダメージがまだ残っており、
ほどなくして症状が再発してしまう。
完全に回復するには、障害回復の報告後も約1日くらいは休息をとる必要がある。
凍傷を食い止める方法
1.酸素ボンベの使用
無酸素にこだわらないなら酸素ボンベは使ってしまおう。酸素使用中は凍傷の進行を食い止め、
その分高所での行動可能時間を稼いでくれる。ただし、持たせすぎると隊の移動速度が鈍るので注意。
2.温暖な時期を選ぶ
平均気温が高ければ凍傷の進行スピードも緩やかになる。加えて天候の安定する9月が時期としてはベスト。
逆に厳冬期は気温が下がり、凍傷にかかりやすくなる。
3.寒い場所での行動は迅速に
高所ではテント内でも凍傷は緩やかに進行するため、のんびりしてはいられない。
なるべく登攀に時間のかからないルートを選び、穏やかな天候の間に行動しよう。
どうしてもアタック直前に高所キャンプでの1泊が必要な場合は、待機中も惜しまず酸素ボンベを使用し続け、
凍傷進行を出来る限り抑制することが望ましい。
4.昼間まで待ってから行動開始することも視野に
朝方は気温が低く凍傷の進行スピードが早い。気温が上昇する昼までテントで待機していたほうがよい場合もある。
最終更新:2024年09月10日 14:43