【設定】
アナハイム・エレクトロニクス社所有の宇宙ドック艦。
艦船・船舶の整備などが出来るほど巨大な船体を持ち、宇宙空間における中継基地としての役割を持つ。
武装として単装ビーム砲を持つものの、そもそも戦闘を目的として開発されていないため総合的な戦闘力は低い。
切り札的に鉄骨の様なドッキングアームを射出することが出来、質量兵器として用いることが可能。
基本設計が優秀なのか、第一次ネオ・ジオン抗争の65年後にあたる
ザンスカール帝国戦争時代にも「ラビアンローズⅣ」という同型艦が存在する。
ラビアンローズとはフランス語で「バラ色の人生」という意味。エディット・ピアフの同名の曲でこの言葉は有名になっている。この曲はフランスで一番売れた曲とも言われており、多くのアーティストにカバーされている。
本艦にラビアンローズという名前がついたのはバラの花のような形をしている事もさることながらこの曲の存在もあったと思われる。
【原作内での活躍】
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
機動戦士Zガンダム
グリプス戦役においてエゥーゴに補給を行うなどの拠点として登場。
機動戦士ガンダムZZ
【搭乗員説明】
エマリー・オンス
CV. 藤井 佳代子
「ガンダムZZ」で登場。
アナハイムエレクトロニクスのグラナダ工場から出向してきた艦長代理。
スタッフとしては優秀で豊富な知識を持つ。
ブライトに思いを寄せており、妻子ある彼に迫っている。
最後は上記の
クィン・マンサの攻撃により命を散らしているが、死に際の言葉はブライトの名前だった。
ミリィ・チルダー
CV. 水谷 優子
「ガンダムZZ」で登場。
アナハイムエレクトロニクスの女性社員、スタッフとしてラビアンローズに搭乗、真面目で感激屋。
茶髪のお下げでメガネっ子と書けば、後期OPを見た事のある人なら何となく顔が浮かぶかも。
メッチャー・ムチャ
CV.牛山 茂
「ガンダムZZ」で登場。
エゥーゴの技術士官。アナハイムエレクトロニクスからエゥーゴに天下りしてきた典型的な官僚タイプの男。
「ガンダムチーム」という言葉は彼とジュドーとの会話の中で誕生している。
ルセット・オデビー
CV. 勝生 真沙子
「0083」で登場。
アナハイムエレクトロニクスのエンジニアで試作3号機の開発担当、ニナのライバル的存在である。
コウのパイロットとしての資質にほれ込み彼に3号機を託そうとした。
最後はコウを庇い銃弾に撃たれて負傷、ニナに看取られながら息絶えた。
彼女が登場する11話のサブタイトルは「ラビアンローズ」である。
アプリゲーム「
機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE」にも登場しており、オリジナルストーリーでエンゲージ・ゼロの開発に関わっている。
【ゲーム内での活躍】
ガンダムVSガンダム
ZZ枠のGクロスオーバーで登場。
落下系のGCO、爆風もなくエリア内にいても当たらない事がある、おそらく最弱のGCOである。
【その他の活躍】
スーパーロボット大戦
ガンダム試作3号機や
ZZガンダム、
νガンダムなどを受領する為に訪れる機会が多い。
ユニットとして登場したのは『64』の一回のみで、それ以外では宙域マップの背景として登場する。
『新』では真の最終決戦の舞台として登場、
デビルガンダムに侵食され、内部にはDG細胞により
ゾンビ兵として蘇ったパイロット達が跋扈している。
最終更新:2022年11月24日 13:56