スラッシュザクファントム SLASH ZAKU PHANTOM |
登場作品 |
機動戦士ガンダムSEED DESTINY |
型式番号 |
ZGMF-1001/K |
全高 |
19.4m |
重量 |
88.1t |
所属 |
ザフト軍 |
武装 |
MMI-M633 ビーム突撃銃 MA-M8 ビームトマホーク 対ビームシールド ハンドグレネード MMI-M826 ハイドラガトリングビーム砲 MA-MR ファルクスG7ビームアックス |
搭乗者 |
イザーク・ジュール |
【設定】
ザフト軍が開発したニューミレニアムシリーズ「ザク」の指揮官仕様。
ザクウォーリアと基本性能は同じだが片方だけだったシールドを両肩に、そして頭部には隊長機特有のブレードアンテナを追加して通信・指揮機能の強化を図っている。
そしてザクウォーリアと同様にウィザードシステムも使用可能。
近接戦用のスラッシュウィザードはビームアックスとガトリングビーム砲を装備している。
スラッシュ(Slash)は「斬撃」の意。
イザーク・ジュールが搭乗する機体はカラーリングをブルーに塗装している。
【武装】
MMI-M633 ビーム突撃銃
ザクウォーリアおよびザクファントムの標準装備である携行ビーム兵器。
殆どの機体が本体からエネルギーを直接供給しているのに対し本機はEパックによる外部電源方式でシールド裏にドラムマガジン型のEパックを装備している。
MA-M8 ビームトマホーク
斧型のビーム刃を発生させる格闘兵装。
投げ斧としても使用可能。
非使用時はシールドに収納されている。
ハンドグレネード
腰部のサイドアーマーに装備される手榴弾。
対ビームシールド
対ビームコーティングが施されたシールド。
3本の衝角が備え付けられており、これを活かした突進攻撃が可能。
MMI-M826 ハイドラガトリングビーム砲
スラッシュウィザードのバックパックに2門を装備されているビーム機関砲。
1発毎の威力は高くないがガトリングの名の通り連射性に優れており、主に牽制や迎撃に用いられる。
ハイドラの名はギリシア神話に登場する怪物「ヒュドラー」の別名が由来となっている。
MA-MR ファルクスG7ビームアックス
スラッシュウィザードの主兵装となる近接戦闘用のビーム兵器。
高出力のビーム発生器を備え、敵機の装甲を溶断破壊、ビームコーティングの施されたシールドも容易に切り裂く。
後端部には鎌のような実体刃を有している。
ファルクスはラテン語で「鎌」の意。
なお、鎌のような反り返った刀身を持つ剣が実在している。
【原作の活躍】
ユニウスセブン破砕作戦でイザーク・ジュールが搭乗、アレックス・ディノのブレイズザクウォーリア、
ディアッカ・エルスマンの
ガナーザクウォーリアの元ザラ隊メンバーと共に性能差を覆し、強奪されたセカンドステージを圧倒、歴戦の猛者の実力を見せ付けた。
連合とプラントの開戦時にはハイネ・ヴェステンフルス専用の
ブレイズザクファントムと共に、連合軍の主力部隊相手に善戦した。
その後、イザークは新型の
グフイグナイテッドに乗り換えた為、空いた本機がどうなったかは明かされていない。
【搭乗者】
イザーク・ジュール
CV:関 智一
ザフト軍ジュール隊隊長。
前大戦においてクルーゼ隊の一員として
デュエルガンダムを強奪、そのまま愛機として最後まで戦い抜いた。
戦後、難民船撃墜の及び脱走兵であるディアッカ・エルスマンを故意に見逃した件、そして強奪艦である
エターナルの援護や敵艦である
アークエンジェルへの着艦容疑で軍法会議にかけられるが、プラントの議長を務めるギルバート・デュランダルが擁護し助かっている。
前大戦を経て精神的に成長したため少し落ち着いた雰囲気になっており、顔の傷も消している。
一般兵として同じくザフト軍に復帰したディアッカを副官に据え、ユニウスセブン破砕作業では自ら出撃し元ザラ隊メンバーと共に強奪されたセカンドステージシリーズやテロリストの
ジンを、前大戦を生き延びた技量で圧倒した。
開戦前にプラントを訪問していたアスランの護衛をディアッカ共々命じられる。
ニコル達前大戦で志望したメンバーの墓参りの際、自分やディアッカのザフト復帰を助けてくれたこともあり、デュランダル議長に恩義を感じ信頼していたためアスランにザフトに戻ってくるように説得もした。
【原作名台詞】
- 「うるさいッ!今は俺が隊長だ!命令するな!この民間人がァ!」
- ユニウスセブン落下事件において、かつての同期かつ同じクルーゼ隊隊員であったアレックスに放った台詞。
- 正論ではあるもののキレッキレな文句を吐きながら、チームワークと技量だけで機体性能差が著しいセカンドステージ組を撃退するなど、相変わらず高い能力を見せつけた。
【その他名台詞】
- 「ふん!俺にシャイニングフィンガーとやらを見せてみろ」
- ゲーム『スーパーロボット大戦Z』でギンガナムと戦闘した際の台詞。SEED時代の参戦の時からあった中の人ネタの一つだが声有りなのが最大の特徴。
【VS.シリーズの活躍】
連合VS.Z.A.F.T.II
コスト450の格闘寄り万能機として登場、格闘機特有の速度が優秀で持続が短いBD、範囲も発生も優秀で出し切り後の隙が隙が少なく(BRCの必要があまりない)ダメージも優秀、よく動き、出し切りでダウンを奪うか特格に繋いでダメージアップ+長距離ふっとばし(受身可能)が可能なN格、判定、発生共に良好で出し切りまでが速い横格等近距離戦では非常に高い性能を発揮することができる。
しかし、BRの弾数が3発と異常に少なく、サブのハイドラも連射しながら横に曲げることができるが完全に足が止まってしまうので射撃戦に徹されると不利になってしまう。
EXVS.FB
インフィニットジャスティスガンダムの武装アシストに登場。
ガンダムナタクのように突撃してビームアックスによる連撃を行う。
性能は悪くはないが、ナタクと比べると色々と見劣りする。しかし、動きが遅いのでセルフカットをしてくれることも。
なお、原作ではアスランがインフィニットジャスティスに搭乗している頃にはイザークは既にグフイグナイテッドに乗り換えている為、時期が合わない。
EXVS.MB
相変わらずアシスト続投。
ボス仕様のジャスティスのアシストとしても登場。
NEXTの
ベルガ・ギロスも真っ青な誘導を誇り、一度避けたつもりでいても後ろから襲いかかってくることもあった。
EXVS.MBON
インフィニットジャスティスのアシストがストライクフリーダムに変わったためリストラ。
アシスト専用機体が完全にリストラされるのは当時では珍しい現象であったが、続編のEXVS.2では基盤変更もあって、
セラヴィーガンダムを始めとする一部アシスト専用機体がリストラされるようになった。
EXVS.2
MBONでリストラされていたが、新たにCPU専用機として登場。
カラーはイザーク機だが、イザーク本人は乗っていない。
武装はビームガトリングガンと、リーチの長いビームアックス。
最終更新:2023年11月18日 10:08