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  • 彦四郎実記

harukaze_lab @ ウィキ

彦四郎実記

最終更新:2019年11月26日 19:03

harukaze_lab

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管理者のみ編集可
彦四郎実記
山本周五郎

-------------------------------------------------------
【テキスト中に現れる記号について】

《》:ルビ
(例)余吾甚左衛門《よごじんざえもん》

|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)石|監物《けんもつ》

[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
   (数字は、JIS X 0213の面区点番号またはUnicode、底本のページと行数)
(例)※[#感嘆符二つ、1-8-75]
-------------------------------------------------------

[#8字下げ]一[#「一」は中見出し]

「どうかお許し下さいまし」
 堤の上で悲鳴が起った。
「たった一人の娘でございます、どうぞお見逃し下さい、もし、お慈悲でございます」
「うるさい、放せ!」
 甲高く喚くのが聞える。
 堤の下に、――釣糸を垂れていた二人の武士、大髭をたてた方の余吾甚左衛門《よごじんざえもん》がその騒ぎを聞きつけて振返った。
「なんだ騒々しい」
 と呟《つぶや》く、――つづいてひい! という悲鳴。
「おのれ斬り捨てるぞ」
 と叫ぶのを聞いて、甚左は釣竿をおく、――そのまま小走りに堤を駈け上った。
 残った方の若侍は身動きもしない。彼は但馬《たじま》豊原藩、杉原石見守長房の側近の士で、監物《けんもつ》彦四郎という男だ。――みたところ色白で眉の濃い、眼の涼しい唇の朱《あか》い、まるで錦絵からぬけ出たような美男だが、実は恐しく豪力で腕がたつ、毎《いつ》もはぶすっ[#「ぶすっ」に傍点]と黙りかえっているが、いちど怒ると美しい顔でにやりと笑う、その微笑の妖しい凄さをみてふるえあがらぬような者は、伯耆《ほうき》、但馬、丹後かけて土地の人間ではないといわれるくらいだ。
 堤を甚左衛門が戻ってきて、
「駄目だ」
 と口惜しそうに云った。
「またお館《やかた》御乱行だ、鬼鞍伝八、柳太平、布目大蔵どもが、可哀そうに娘一人を手籠にして掠《さら》って行きおる」
「…………」
「彦四、聞いているのか」
「う?――うん」
 彦四郎は黙って竿をあげ、くるくると糸を巻付けると魚籠《びく》の水を切って立ち上った。
「おい、どうした?」
「……帰る」
「帰るなら一緒に行く、まあ待てよ」
「後から来い」
 云い残して堤をあがった。
 道へ出て少し行くと、一人の老人が狂気のように身悶えしながら泣き喚いている、彦四郎はつかつかと寄って、
「老人、城下の者か」
「おお、お武家様!」
 商人態の老人は埃まみれの顔をあげ、彦四郎の袴の裾へ縋りついた。
「はい、わたくしはお城下で海産物を商いまする播磨屋宇兵衛と申します。娘と二人篠崎権現へ参詣の戻り、あの畷道まで来ますと、いきなり須野のお館様が出て、無理無態に娘お雪を、――あれ、あすこへあのように」
 道を彼方へ、遠ざかって行く四人の人影、間に挾まれて嬌めかしい衣裳の紅が、身もだえしつつ曳かれて行く。
「よし、娘は取戻してやるぞ」
 彦四郎はそう云って足を早めた。
 お館と呼ばれるのは誰か?――彼は石見守長房の弟で主計介《かずえのすけ》という青年である。その年二十七歳、強情我慢の烈しい気質で、身丈六尺に近く力量武芸ともに優れていた。
 当時五万石足らずの高取大名の弟となると、うまい養子口でもない限り、実にうだつのあがらぬ身上であった。主計介も二十三の年に須野へ館を造って、兄から七百俵の手当を貰い、二十人の附人と共に移ったが、――一生涯兄から捨扶持を貰って飼い殺し同様の身上を思うと、骨っぽい性質だけに段々耐えられなくなって来た。
(ええ気に入らぬ!)
 と思う忿懣がつのるにしたがって、いつか素行が荒々しくなり、それをおだてる側近の者もあるところから、この頃では眼に余る乱行、――些細な事で領民を手討ちにし、城下の娘を掠《かす》めたり、家来を斬ったりという有様。兄の石見守も殆ど手に余したかたちである。
「暫く……」
 追いついた彦四郎、
「暫くお待ち下さい」
「なんだ」
 主計介が振返ると彦四郎だから、
「彦四ではないか、何だ」
「恐れながら、その娘をお放し願います」
「控えろ監物!」
 鬼鞍伝八が喚いた。
「お館様に対し、御挨拶も申上げず何を云うか、貴様などの出る幕ではない、退りおれ」
「いや待て、待て伝八」
 主計介が制した。

[#8字下げ]二[#「二」は中見出し]

「彦四、――」
 と冷やかに、
「この娘は予が気に入ったゆえ邸へ伴れ参って側女《そばめ》にしようと思うが、ならぬと申すか」
「はい、お放しを願います」
「何故だ、予が領内の者を予が自由にするは当然、――それとも何かならぬ訳でもあるか、あるなら聞こう」
「は、実は……」
 彦四郎ちょっと口ごもったが、
「実はその娘、手前の許婚《いいなずけ》にござります」
「なに――そちの許婚?」
 意外な一言。
 主計介もさすがに驚いた、と見て鬼鞍伝八、どう勘違いをしたか、いきなり拳をあげて、
「無礼者――」
 叫びざま殴りかかった。
 とっさに体をかわした彦四郎、のめる伝八の利腕を取ってぐいと引き落す、とみる刹那、後から組付いた柳太平をそのまま、いま娘を抱えて逃げようとする布目大蔵の背筋へ、釣竿の柄をかえして烈しい突を入れた。
「――むう!」
 呻いて、だだ! 大蔵がのめると同時に、体を捻って深く組付いている太平の脾腹へばっ! と烈しく肘でひと突き、
「ぐう」
 と太平の腕が解ける。
「彦四、狼藉するか!」
 主計介が怒声をあげた時は、伝八と大蔵、太平の三人は道の上に這い、――彦四郎は娘を背に庇って静かに、
「お手向いは致しませぬ」
 と小腰をかがめていた。
「どうぞこの娘、お見逃しを願います」
 呼吸も変えぬ身構えだ。
 自分が出来るだけに、主計介には彦四郎の早業が気に入った。噂には聞いたが良い腕である――と思うと、それ以上に日頃の無法もできぬ気持になった。
「うむ、そうまで申すなら放してやらぬこともないが、そちの許婚であると申すは真《まこと》であろうな?」
「はい」
「そうか……面白い」
 主計介はにやりと笑って、
「よし、予の面前で臆せぬ振舞いが気に入った、二人の婚姻には予が仲人してとらせよう。日取の儀も改めて申遣わすぞ」
「…………」
「今日は許す、娘を伴れて行くがよい」
 そう云うと、主計介は渋い顔をしている三人の者を促してその場を去って行った。――少し離れたところからこの様子を見ていた播磨屋宇兵衛は、気もそぞろに走り寄って、
「おお、お雪」
 と娘を抱きしめた。
「よかった、よかったのう、どうなることかと生きた心地もせなんだが、お蔭で危いところを助かった」
「父《とと》さま」
「さ、お礼を申せ、有難う存じましたお武家様、お蔭で娘が命拾い、何とお礼を申しましょうやら、――この通りでござります」
「いや、礼には及ばぬが――老人」
 彦四郎は宇兵衛を遮って、
「娘御には、婚約の人がござるか」
「えー?」
 お雪はぽっと頬を染め、ながし眼に彦四郎の横顔を見ながら、嬌めかしく袂で面を包んだ、――彦四郎は云いにくそうに、
「実はとっさの方便に、お雪どのを拙者の許婚と云ってしまったのだ、勿論――当座の云いのがれに申したのだが、お館に言質をとられ、仲人をしようと仰せられた」
「はあ……」
「何とか法を考えるつもりだが、お館としてはおそらく意地づくの仰せと思われる、もし既に他へ約束でもあるとすれば」
「はい、実は……」
「あれ父さま、めったなことを」
 お雪は慌てて父を押止める、宇兵衛はごくりと言葉をのんだ。
「とにかく」
 と彦四郎は静かに、
「改めてまた相談をしようが、そこ許にも思案を頼むぞ」
「は、はい、それはもう」
「ではこれで――」
 と云うと、彦四郎は足早に元の道を戻って行った。その後姿へ、――お雪の熱い眸子《ひとみ》がいつまでも強く絡みついていたのである。
「やったのう彦四」
 余吾甚左衛門は、近寄ってくる彦四郎を待ちかねたように叫ぶ、喜色満面だ。
「久しぶりで小気味のよいところを見た、伝八めが犬のように這いおった態よ、わっはははははは、胸がすーっとしたぞ」
「甚左……」
 彦四郎は低い声で、
「困った事が出来た」
「なに、困った事とは?」
「その、あれだ……その……」
 珍しや、彦四郎がぽっと頬を染める、――甚左衛門は呆れて眼をみはった。
「あの、それ……いや、家へ行って話そう、貴公に頼みもあるのだ」

[#8字下げ]三[#「三」は中見出し]

 それから三日めのこと。
「行って来たぞ」
 と喚くように云いながら、庭先から甚左衛門があがった、彦四郎はにこりともせず、
「御苦労」
「いや、たいした娘だなあ」
 むずと坐って、
「あれは播磨屋小町といって城下でも三本の指に折られる美人だ、町人の娘ながら漢書も読むし歌も作るそうだ」
「…………」
「当座の云いのがれに許婚だと云ったそうだが、おい彦四、これは少しばかり怪しいぞ」
 大髭を捻りながらわっはっはと笑う、しかし彦四郎は眉も動かさなかった。
「それは冗談だが、とにかくあの娘なら二百七十石|監物《けんもつ》彦四郎の妻として恥かしからぬ資格充分だ、ところで――問題がある」
「――?」
「よいか、よく聞けよ」
 彦四郎は黙って頷いた。
「城崎《きのさき》の船問屋で島屋重兵衛という者がいる、その二男で八太郎という奴が、あの娘を見染めて嫁にくれと申込んだのだそうな、ところがその八太郎というのが大変な男で、身丈は六尺五寸に余り三十人力という熊のような荒くれ者――、おまけに好きで幼い頃から船へ乗って育ったから恐ろしく気が荒い、これまでにも再三喧嘩から殺傷沙汰に及んだことがあるという奴だ」
 こんな男に大事な娘をやれる訳がない。
 きっぱりと断ったのだが、なにしろ相手はすっかり娘の色香に打込んでいるので、是が非でも嫁にすると云ってきかない、――この頃ではまるで狂犬のように、
「播磨屋の娘は己《おら》のもの[#「もの」に傍点]だ、あの娘に手を出す奴があれば生かしてはおかぬ!」
 など、喚きちらし、娘の出入りに附きまとって離れず、うっかりすればどんな乱暴もしかねまじい有様である。
「そういう訳だ」
 甚左衛門は膝をすすめて、
「そこで、のう彦四、――どうだ貴公も乗りかかった舟だ、事のついででもう一度あの娘を八太郎とかいう熊男の手から救ってやる気はないか」
「…………」
「そうすれば一石二鳥、お館への誓言もたつし、播磨屋小町といわれるほどの美人を妻にすることが」
「八太郎、――島屋八太郎」
 彦四郎は甚左衛門の言葉を遮って低く呟いたが、やがて顔をあげた。
「甚左、お館は知っているぞ」
「何を、――?」
「島屋八太郎という男、強力が自慢で御前へ召される奴だ、今度の話が須野家中の噂に出れば、当然あの男の耳に入る、今頃はあの熊男め、彦四郎などぶった切ってしまうなどと、……唾を飛ばして喚きたてているに違いない」
「彦四、冗談じゃないぞ」
「冗談ではないさ、――だが、そう事が分れば覚悟は決った」
「どう決ったのだ」
「あの娘は……、監物彦四郎の妻だ!」
 きっぱりと云いきった時、足早にやって来た。僕の忠平が、
「申上げます」
 と云った、
「須野よりお使者にござります」
「来たな」
 彦四郎はにやり微笑して、
「よい、客間へお通し申せ」
「はい」
 忠平が去る。甚左衛門が気遣わしげに、
「大丈夫か……」
「云うまでもない、拙者の心がきまった以上、事は早い方がよいのだ。待っていてくれ」
 彦四郎はすっと立った。甚左衛門は、すっかり圧倒されたかたちでやたらに大髭を捻りあげている、――と間もなく彦四郎が戻って来た。
「どうした?」
「明日、夕刻六ッ(午後六時)と定った」
「で……行くのか」
「行くとも、仲人をすると云われたお館の言葉に偽りはあるまい、――そこで甚左、貴公にもう一度頼みがある」
「うん」
「明朝播磨屋へ行ってな……」
 と彦四郎は座へついた。

[#8字下げ]四[#「四」は中見出し]

 その翌日、夕方六ツ|刻《どき》少し過ぎて――。
 須野の館へ彦四郎が、美々しく装ったお雪を伴れて現われた。館では待ちかねていたとみえて、すぐに、
「こちらへ――」
 と案内する。
「ではお雪どの、御前へ――」
「はい」
 縋りつくような眼で男を見つめながら、お雪はつつましく彦四郎に寄り添った。
 長廊下伝いに数寄屋へ通ると、――座は既に酒宴たけなわの様子で、上座に主計介《かずえのすけ》、左右に十五六名の家来が居並んで盃をあげていた。
 場なれぬ雪は、ものものしい部屋の有様を見ると身の顫えを感じながら、思わずひたと彦四郎の蔭へひき添うようにして平伏した。――近侍の披露するのを聞いて主計介は、
「ほう、来おったな果報者め」
 とじろり見て、
「進め、――その方どもの祝宴じゃ、許す、ずっと進め」
「は、御免!」
 彦四郎は臆する色もなく、お雪を促して膝行した。――二人の席には用意の島台、組盃、長柄の銚子が並べてある、――ところが島台というのは平三方に白木綿の丸い包物が一つ載っているだけで、ちょっと見ると首台のように見えるのだ。
「や、美しい美しい、杉原家随一の美男と城下三美人の一人が、そう並んだところはまるで夫婦雛のようじゃ、――彦四、嬉しかろうな」
「は」
 彦四郎は面をあげて、
「我等両名が夫婦雛となりまするも、ひとえにお館様のお力によりますること、この上は……」
「待て待て」
 主計介は強く遮った。
「如何にも約束なれば仲人の役はしてとらせる、だがのう彦四、――改めてきくが、そちどもが許婚の間柄であるというのは真であろうな」
「御意にござります」
「しかと! 偽りはあるまいな、どうだ娘?」
「……は、はい」
「これは不思議じゃ」
 主計介はにやりと笑った。
「両人口を揃えて許婚だと申す……ところがのう彦四、ここにもう一人、その娘の許婚だという男がいるのだ。金弥――あの者を連れて参れ」
「は」
 小姓が小走りに去る。
 間もなく、案内されて異形な人物がのっしのっしと現われた。――身丈六尺五寸あまり、岩のような肩、節くれだった手足、潮焼けの色黒々と眼《まなこ》怒り、はだかった胸に熊のような毛がのぞいている巨漢だ。
「おお、われお雪でねえか」
 男は入ってくるなり喚いた、――声に振返ったお雪は、八太郎! と見るなりさっと顔色を変える。
「これさお雪、何をそう驚くだね、八太郎様を見忘れただか、そんな恐しげな顔をせずとこっちさ向くがええ」
 寄ろうとするのを、
「八太郎待て」
 と主計介が制した。
「彦四、――この男のまえで今一度、許婚であると申してみい」
「重ね重ねの仰せ、如何にもお答え申上げまする。播磨屋娘お雪と手前、正に許婚の仲に相違ござりませぬ」
「な、な、なんだと――」
 八太郎は眼をむきだした。
「お雪と許婚だあ? 何をいうだ、播磨屋の娘はこのおれさまが見込んだ女だ、指一本でもさわってみろ、八太郎様に蚤のように捻りつぶされると、城下の噂話にも聞いていべえ。それとも噂を知らずにしゃしゃり出たか、そんだら温和しく謝り申して足許の明るいうちに帰らっしゃれ、おらあ……」
「うるさいな熊男」
 彦四郎が静かに押えた。
「なに熊男だと……?」
「熊男で悪ければ豚の化物か、鍋の尻へ眼鼻を描いたような面でたわごとを申すな、退っておれ化物」
「ば、ば、化物……?」
 野人だからこらえがない、かっとなる。いきなり岩のような拳をあげて彦四郎の横面へ、
「ぬかしたな!」
 ばっと殴りかかった、刹那!
「ええ騒ぐな」
 軽くかわして、流れる拳をぐっと掴む、三十人力という鬼のような腕を、ぐぐぐぐぐ! 逆に取ってねじ上げた。
「む――っ!」
 満面赤黒くなってこらえようとしたが、柔術の法で筋を詰められているからたまらない、みるみる額に膏汗《あぶらあせ》がにじみ出して来た、――駄目だ、とみた八太郎、突如、足をあげて蹴る。
「そら!」
 と彦四郎、体を捻って、逆にとった腕をうん[#「うん」に傍点]! とばかりつき放した。
「わわわ!」
 腰が崩れてだだだ、八太郎がのけざまに座をゆるがして倒れる、彦四郎は躍りかかってぐっと上から押えこんだ。

[#8字下げ]五[#「五」は中見出し]

「うん!」
 はね起きようとする奴を、のしかかって片膝を水落へ当て、右手を喉輪に当ててぐいと絞める。
「八太郎とか申したな」
 静かに微笑しながら云った。
「ふふふ、あっぱれな奴だ、播磨屋小町ともいわれる娘を、かかる晴の席においてたとえ一言にもせよ己《おの》が女と申した以上、貴様の男は立派に立ったぞ、――なに苦しい? 弱いことを云うな、返答のしようによってはもうちっと苦しくなる」
「――も、もう、いい」
「よくはない。今度は拙者の男を立てる番だ、さあはっきり申せ、拙者とお雪どのとの婚礼に苦情があるか、どうだ」
「――ぐう」
 もうひと絞め! と思った時、
「彦四、そのまま」
 と主計介が声をかけた。
「金弥、彦四郎と娘に固めの盃してとらしょう」
「はは!」
 小姓は言下に立った。
 うーむ、八太郎が金剛力にはね返そうとするのを、彦四郎ぐっと押えてお雪の方へ振返った。――金弥は組盃と銚子を直して、
「お館様よりお許しの御盃、いざ」
 と云われて、お雪がふるえながら盃を取る、心も空に飲んで返すを、小姓は膝を変えて彦四郎にさした、……熊のような荒男を組敷いたままの盃、毛ほどの隙もあれば三十人力がもの[#「もの」に傍点]をいう、――ここだ! と八太郎が必死の力で、むう! と起上ろうとした。
「う――む!」
 片膝に満身の力をこめて、微塵も動かさじと押えつける彦四郎、色白の頬に、さっと紅の色が散って絵のような美しさ。
「む――っ!」
 八太郎の顔が、ため力で凄じくふくれる。ぐらり、彦四郎の体が揺れた。
「いざ!」
 と盃。受けた彦四郎、――危し!
 一座は手に汗握って思わず乗出した。八太郎の死力、ぐぐ、と二寸ばかり彦四郎の体が浮く。
(その酒こぼさば無礼討ちぞ!)
 と主計介も膝を乗出した。
「むーっ、むっ!」
 最後の金剛力、と! 彦四郎は左手に盃を支えたまま、腰をあげる、片膝が八太郎の胸へずったとみるや、
「うむ!」
 と一声。満面朱をそそいだ如く血がさしたと見る、八太郎の胸でぽきり[#「ぽきり」に傍点]! と骨のへし折れる音がした。
(やった!)
と顔色を変える面々、彦四郎はにやり微笑したまま静かに盃を干した。
 小姓の金弥は蒼白めた顔で、再び盃をお雪へ返す、繰返すこと三度――、そのあいだ一座は嗽《しわぶき》の声ひとつしなかった。
 盃を納めた彦四郎、つと懐紙を出すや、低く呻いている八太郎の口を押えて振返る。
「お附衆、狼藉者はどうやら眠った様子、早々お伴れ去り下さい」
 と云って離れる、見ると八太郎の口へ当てた懐紙に血がにじんでくる、――あわてて若侍三五人が走り出た。
 彦四郎は平然とお雪と並んで平伏し、
「お館様直々のお仲人、お蔭をもって夫婦のかため相済みました段、真に忝う存じ奉る、憚りながらこれにてお暇申上げまする」
「待て」
 主計介はほっと吐息をして、
「さても聞きしにまさる強力、主計介まさに感服したぞ、――生かしては帰さぬつもりであったが、その度胸、力量……殺すには惜しい。許す、千代かけて夫婦の仲変るまいぞ」
「は――」
 お雪は思わず頬を染めた。
「その島台は土産じゃ」
「…………」
「そちにではない、城の兄上へお届け申せ」
「お城へ――?」
「昨日、兄よりお遣わし下さった物がある。その返礼じゃ、しかと届けよ」
「畏り奉る」
「許す、ゆけ……」
 彦四郎は平三方を頂いてすべるように退る、主計介は惚れ惚れとその後姿を見送っていた。

[#8字下げ]六[#「六」は中見出し]

 館を辞した彦四郎。
 邸前を杉の森へかかると、待ちかねていた播磨屋宇兵衛、余吾甚左衛門の二人が走り出て来た。――見るよりお雪は、
「父《とと》さま」
 と叫んで駈け寄る。
「おお無事だったか」
 宇兵衛のとる手へ、一時に気がゆるんでお雪はわれしらず咽びあげていた。
「播磨屋どの」
 彦四郎が静かに、
「須野のお館の御前に於て、たしかに婚礼の盃を取交わしてござる」
「はい」
「珍しき三々九度の模様はお雪どのよりお聞き下さい、いずれ明日にでも改めてお雪どのを拙者方へお迎え仕る」
「色々と、どうも有難う存じました」
「甚左、――貴公お二人を送って行ってくれ、拙者はこれよりお城へあがらねばならぬ」
「城へ……この時刻にか?」
「これを見ろ」
 彦四郎は小脇に抱えた物を示して、
「お館より殿への贈り物だ、――なんだと思う?」
「分らぬ」
「首だ、首だよ」
 甚左衛門はびくりと首を縮めた。
 播磨屋父娘を甚左衛門に托して、彦四郎はそのまま登城する。夜中ながら急用とあってすぐに目通りを許された……。
 書院へ通った彦四郎は、挨拶もそこそこにして平三方に載せた贈り物を押し進め、――主計介の口上を伝えた。
「昨日の返礼と申したか」
「は!」
 石見守長房は眉をひそめ、しばらく黙っていたが、やがて静かに、
「一同遠慮せい」
と云った。――侍臣は拝揖《はいゆう》して退る。長房は膝をすすめて、
「彦四郎、その包、あけてみせい」
「はは」
 彦四郎は畏って包を解く、――果して、中から生首が現われた。それも長房お気に入りの一人、近習頭谷川主馬の首だ。
「む――介《すけ》め!」
 長房の顔がさっと変る。
「やりおったな、――介め!」
 怒りにおののく呻きだった。
 長房は弟を愛していたのだ。主計介が武人として有り余る才能をもちながら、一生埋れ木同様の境涯にあることが、どんなに辛いかよく分っていた、さればこそ日頃の乱暴も見て見ぬふりをしてきたのである、しかし近頃のように近臣を斬ったり領内の娘たちに手を出したり、乱行の限りを尽すようでは幕府への聞えは勿論、第一に領内の政道が立たぬことになる、――そこで再三諌めの使者を遣ったのだ。
 ところが、昨日やった諌使、谷川主馬を主計介は斬ったのである。しかもその首を土産だといって送り返す乱暴。
「は!」
「もはや堪忍もこれまでだ、改めてその方に申付ける、介の首を討って参れ」
 彦四郎は答えなかった。
「すぐに行け!」
「おそれながら、それはあまりに」
「いうな。今日まで改心させようと思い手を尽したが、その心遣いもあだであった、このままにおいては家の大事にも及ぶであろう、申付ける、斬って参れ」
「お言葉にはござりまするが……」
「ならぬと云うか」
「は! 理由は如何にもあれ、殿御肉親の主計介様、臣下としてお手に掛け参らする事は出来かねまする」
「黙れ彦四郎!」
 長房は忿怒した。
「肉親の弟であろうとも、予が申付ける以上何の憚りがあろう、――彦四郎、そち……介の腕に怖れたな?」
「何と仰せられます」
「介の武勇に怖れたのであろうが」
「……殿――」
 彦四郎は微笑した。
「お受け致しまする」
「口惜しいか」
「臆したとのお言葉は、武士としてお仕え申す一分に関わりまする、検視役一名お差添え下さりませ、臆病ならぬ証拠を御覧に入れまする」
「よう申した。十兵衛」
 長房は声高に呼んだ。
「十兵衛は居らぬか!」
「は――」
 次の間の返辞を聞くと長房は振返って、
「これで討つのだ、すぐに行け」
 長房は手ずから佩刀を与えた。
 運命ほど不思議なものはない、つい半刻まえには婚姻の仲人となったその人を、今度は逆に討たねばならぬのだ。――支度があるから、と云って自宅へ立寄った彦四郎は、何やら手早く書面を認めて、
「忠平――」
 と家僕を呼び、
「これを余吾氏のもとへ届けて参れ、急ぐぞ」
「はい」
 申付けて置いて家を出た。

[#8字下げ]七[#「七」は中見出し]

 検視役岡本十兵衛とともに、彦四郎が須野の館へ着いたのはその夜四つ半に近かった。
「お城より御上使」
 とあって、ただちに開門。
 玄関にかかってしばらく待つうち、彦四郎は手早く身支度をして、拝領の大剣、鯉口をぷつりと切った。
「如何なることになりましょうとも、必ずお手出し無用に願います」
「心得ました」
 云うところへ、足早に柳太平が出て来た。見ると監物彦四郎である。
「御上使とは貴公か」
「如何にも」
「お館にはすでに御寝所へ入らせられた、お目通りはかなわん!」
「貴公、御上使と申す意味が分らんな」
「なに?」
 太平が一歩出る、刹那!
「無礼者――!」
 叫ぶと同時にぎらりと剣が光った。あっ! と云ってかわそうとしたが遅い、肩を胸まで斬り下げられて、
「ぎゃっ!」
 と太平は仰ざまに倒れた。
「御検視、おつづき下さい」
 そういって彦四郎は玄関へあがる、鼻先へ――悲鳴を聞いて駈けつけた鬼鞍伝八、布目大蔵、血刀をさげた彦四郎を見るや、
「あっ!」
 と云って踏み止る、同時に、
「君側を紊《みだ》る奸物!」
 喚いて彦四郎がとび込んだ、出も退きもならぬ必殺の気、大蔵は真向を割られて、うんともいわず横へ、伝八は危くかわして抜合せたが――
「痴者《しれもの》!」
 ひっ外した彦四郎、だだ! のめるところを踏みちがえて脾腹へ一刀。
「わあーっ!」
 悲鳴と共によろめくところへもう一刀、首の根を半まで斬る、伝八の体は襤褸布《ぼろぬの》を投出すように、どうと式台へのめり倒れた。
「上使でござるぞ!」
 彦四郎は大声に叫びながら、血刀を右手に奥へ踏込んだ。――若侍が二三人、走り出て来たが彦四郎と見るなり、そのまま色を変えて逃げて行く。
「お館にはいずれにおわすや、監物彦四郎、御城より上使として推参仕った、見参!」
 彦四郎は叫びながら客間へ入った。
 と――上座の襖がすっと開いて、主計介《かずえのすけ》が現われた。袴の股立を高く取り、襷をかけ、汗止めをした凛々しい姿、右手に兼光二尺八寸の愛刀をさげてずずずと出る、――近侍三名がそれに従った。
「彦四か、上使の役大儀じゃ」
「はは!」
 彦四郎は片膝をつき、
「夜中、お館を騒がし恐れ入り奉ります」
「問答無益、兄の申付けで予を斬りに参ったのであろう、相手する、立て!」
「如何にも」
 彦四郎はにっこと笑った。
「御上意によりお首《しるし》を頂戴仕る、お覚悟遊ばせ」
「――来い!」
「御免」
 彦四郎はつ[#「つ」に傍点]とたって五六歩退った。主計介は静かに兼光を抜き、青眼に構えながらずいと出た。――彦四郎は青眼やや下段に取る、籠手《こて》を左へ引いて呼吸を納めた、――岡本十兵衛はずっと退ったところに、息を殺して見まもった。
「えーい!」
 主計介の第一声。
 彦四郎は眼も動かさぬ、主計介は左足を爪ずりにじりりと寄せながら、
「や! えーい※[#感嘆符二つ、1-8-75]」
 叫んで、さっと空打を入れた。
 彦四郎はぱっと二歩さがってそのまま、主計介も同時に元へ退いて構え直した。――一瞬二瞬。殺気は次第に充実し、二人の呼吸は空間に火花を散らすかと思われる。
「えーい、おっ!」
 主計介の第三声。
「やあッ!」
 彦四郎の声、刹那! 主計介の上半身が伸びて稲妻の如く走る剣、面へ! と見るや、神速に切返して胴へくる。
「とう!」
 跳びちがえた彦四郎、流れる剣を上から、が[#「が」に傍点]! と烈しく叩く、刹那! 主計介の剣は蛇のように躍って、
「や、えいっ」
 猛然と胸へ!

[#8字下げ]八[#「八」は中見出し]

 烈しい突!
 戞《かっ》!
 受けた彦四郎、鋭くかわして左足を開く、身を沈めながら下ざまに払う、が[#「が」に傍点]!
 戞!
 危く主計介が受ける、刹那!
「御免――」
 叫びざま飛礫《つぶて》のように巖も砕けよと体当りをくれた。体が崩れていたから腰をとられてだだだ、主計介がよろめく、措かせず彦四郎は右足を主計介の内股へかけて、どうとその場へ押倒した。
「うぬ※[#感嘆符二つ、1-8-75]」
 はね起きようとするのを、ぐっ[#「ぐっ」に傍点]と金剛力に絞込んで右手に抜く差添えぴたりと主計介の喉元へ差しつけて、
「御検視……御検視!」
 と叫んだ。
「とくと御検分下されい」
「おみごとでござる」
 十兵衛の声もさすがに変っていた。
「おしらべ下すったか」
「如何にも、始終たしかに拝見仕った」
「さらば直ちに御帰城の上、次第を殿へ御復命下さい、拙者はお首[#「しるし」に傍点]頂戴のうえ後より参る、彦四郎は臆病ならざりしと、――必ず言上お願い申す」
「委細承知仕った、さらば」
 答えるとともに十兵衛は急いで立去った。
 主計介を押え込んでいた彦四郎、やがて十兵衛の退邸よしとみるや、いきなり差添えを投出してとび退き、――二三間退って平伏。
「御容赦……御容赦下さりませ」
 と云う。
「どうした、首打たぬか」
「もったいのうござります、如何に御上意とは申しながら、お館様に対しお手向い仕りました段、重々お詫びを申上げまする、お赦し……お赦し下さりませ」
「彦四、その方――」
 身を起したが、主計介は後を継ぐべき言葉がなかった。――襖ぎわで、手に手に槍、刀を持った家臣が、出るに出られずうろうろしていたが、事おさまれりと見て、
「狼藉者――」
 と喚きながらどやどやと現われる。
「控えろ!」
 主計介が大声に叫んだ。
「一人も来ることはならん、退りおれ!」
 凄じい面色に、一同慄えあがって引返したのは笑止であった。――彦四郎は面をあげ、
「この上のお願い、改めて彦四郎言上仕りまする、お聞き届け下さりましょうや?」
「申してみい」
「当地をお立退き遊ばしませ」
「放国か――?」
「余事は申上げませぬ、ただ御兄君の御心中お察し遊ばせ。お館様ほどの御器量なれば、いずれへ参ろうとも立派に御出世の途はござりまする――憚りながら手前お供を仕ります」
「そちも行くと云うか」
「は、既に用意を致してござります」
「――面白い」
 主計介は微笑した。
「一生涯七百俵の飼い殺しより、青天井をいただいてのびのびと生くるも興があろう、――行こう、しかし随身どもの処置は?」
「お館様を毒し参らせた奸臣共、頭株は斬って捨てました。余の者にはお上の御意がござりましょう、御心置きなく……いざ」
 主計介は頷いて立った。
 それから一刻の後である。
 旅装した主計介と彦四郎が、須野の館を出て丹後路の狩坂へかかった時、――道傍の辻堂の前のところに、提灯をともして四人の人達が待っているのに会った。
「甚左か――」
 彦四郎が声をかける、ばたばたと駈け寄って来たのは、播磨屋宇兵衛と甚左衛門、旅支度のお雪と家僕忠平の四名であった。
「なんだ彦四、この者達は――?」
「はは」
 彦四郎はお雪の手をとって、
「お仲人を願いました妻、雪にござります」
「おお」
「旅とは申せ、女手が無くては御不便と存じまして、お供の内に差加えました」
 主計介はふふふふと笑った。
 主計介の顔は晴れ晴れと輝いた。
 少し離れたところで、甚左衛門も宇兵衛も頬笑んだ。旅へ出る主人を気遣って来た忠平も、釣られるように笑っている……そしてお雪は全身を嬌羞で縮めながら、そっと彦四郎に寄添うのであった。
 青い空が微かに明けはじめた。



底本:「滑稽小説集」実業之日本社
   1975(昭和50)年1月10日 初版発行
   1979(昭和54)年2月15日 11版発行
底本の親本:「キング」
   1936(昭和11)年7月号
初出:「キング」
   1936(昭和11)年7月号
入力:特定非営利活動法人はるかぜ

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