常に空が真っ赤で日が昇ることのない平安京の世界と、常に島が空の上に浮いている世界。
どちらのほうが可笑しな世界なのだろう。
渋谷凛は、そんなことを思った。
どちらのほうが可笑しな世界なのだろう。
渋谷凛は、そんなことを思った。
「……私が聞いたことのある平安京と、全然違う。」
空の世界と比べれば元の世界に近いかもしれない。
でも、これで元の世界に返ってきたとはとても言えないだろう。
訳もわからぬまま、しばらくその場で茫然自失となっていた。
でも、これで元の世界に返ってきたとはとても言えないだろう。
訳もわからぬまま、しばらくその場で茫然自失となっていた。
しかしずっとそのままでいるわけにもいかない。
自分がこうしている間に、殺し合いに乗った者が自分の首を狙いに来るかもしれないのだ。
殺し合いに乗る気はないが、かといって死にたくもない。
まだ自分はトップアイドルになっていないのだ。夢半ばでこんなところで終わるなんて馬鹿げている。
自分がこうしている間に、殺し合いに乗った者が自分の首を狙いに来るかもしれないのだ。
殺し合いに乗る気はないが、かといって死にたくもない。
まだ自分はトップアイドルになっていないのだ。夢半ばでこんなところで終わるなんて馬鹿げている。
「……卯月と未央、巻き込まれていないといいな。
あと、団長さんたちも。」
あと、団長さんたちも。」
ニュージェネレーションズの二人のことを思い浮かべる。
もし二人が一緒なら百人力だと心のどこかでは思っているものの、それよりもこんな最低の出来事に巻き込まれていてほしくないと強く思った。
団長さんたちも心配だが、騎空団のメンバーなら巻き込まれていてもすぐに命を落とすことはないだろう。
むしろその前に先ほどの少女たちに対して憤り、こんなイベントを許しはしないと積極的に動くのではないかと思った。
もし二人が一緒なら百人力だと心のどこかでは思っているものの、それよりもこんな最低の出来事に巻き込まれていてほしくないと強く思った。
団長さんたちも心配だが、騎空団のメンバーなら巻き込まれていてもすぐに命を落とすことはないだろう。
むしろその前に先ほどの少女たちに対して憤り、こんなイベントを許しはしないと積極的に動くのではないかと思った。
団長さんの顔を思い浮かべて安心したからか、少し動く気力が湧いてきた。
身を守れる物でも入っていないか、と支給されたデイバックの中を漁ってみる。
本当に何でも入るようで、手のをばして中を漁ってみるとどう見てもデイバックより大きなものが出てきた。
身を守れる物でも入っていないか、と支給されたデイバックの中を漁ってみる。
本当に何でも入るようで、手のをばして中を漁ってみるとどう見てもデイバックより大きなものが出てきた。
「……これ、日本刀?
本当にどうやって入ってたんだろう。」
本当にどうやって入ってたんだろう。」
正確に言えば、普通の日本刀ではない。
鍔のデザインが柄からみてYの字の形になっており、どう見ても機械的な造りになっている。
まるで刀身が鞘から抜けなくする為にロックしているようだった。
鍔のデザインが柄からみてYの字の形になっており、どう見ても機械的な造りになっている。
まるで刀身が鞘から抜けなくする為にロックしているようだった。
最も特徴的なのはその冷気だ。
自分も空の世界で氷を扱っていたからわかる。鞘越しでも感じるその冷気から、氷を操る力があることは間違いないだろう。
もしかしたら先ほどの特徴的な鍔も、これを抑え込むリミッターだったりするのかもしれない。
自分も空の世界で氷を扱っていたからわかる。鞘越しでも感じるその冷気から、氷を操る力があることは間違いないだろう。
もしかしたら先ほどの特徴的な鍔も、これを抑え込むリミッターだったりするのかもしれない。
「ふーん、氷の剣か。悪くないかも。」
自分が振るっていた剣は日本刀ではなくどちらかというと西洋風の剣だが、それでも氷を扱うという点では共通している。
護身用の武器としては良いかもしれない。
そんな考えから凛は手を伸ばして柄を握り、その剣を手に取った。
―――手に取ってしまった。
護身用の武器としては良いかもしれない。
そんな考えから凛は手を伸ばして柄を握り、その剣を手に取った。
―――手に取ってしまった。
瞬間、頭に浮かんでくる感情。
―――殺さなければ。
何を?
―――『敵』を殺さなければ。
誰を?
―――『黒き獣』を、殺さなければ……!
ハッとして顔をあげる。
額には嫌な汗が浮かび、呼吸はいつの間にか乱れていた。
額には嫌な汗が浮かび、呼吸はいつの間にか乱れていた。
「―――私、今何を……?」
一瞬感じた違和感の正体を掴もうと、自分の思考の中を探る。
だがモヤモヤとしたそれが実態を結ぶことはなく、そのまま雲散霧消してしまった。
後に残ったのは謎の不快感と、不自然に高鳴る自分の鼓動の音だけだった。
だがモヤモヤとしたそれが実態を結ぶことはなく、そのまま雲散霧消してしまった。
後に残ったのは謎の不快感と、不自然に高鳴る自分の鼓動の音だけだった。
落ち着いて深呼吸する。鼓動が落ち着いてきたので、改めて行動指針を考える。
まず、殺し合いには乗らない。卯月や未央など、知り合いがもしも巻き込まれてしまっていたら合流する。
一人であの少女たちを相手とることは不可能だ。同じ方針の仲間がいたら心強い。
もし団長さんたちがいたら、率先して反旗を翻していることだろう。
まず、殺し合いには乗らない。卯月や未央など、知り合いがもしも巻き込まれてしまっていたら合流する。
一人であの少女たちを相手とることは不可能だ。同じ方針の仲間がいたら心強い。
もし団長さんたちがいたら、率先して反旗を翻していることだろう。
そして―――もし『敵』を見つけたら、殺さなくては。
特に『黒き獣』がいたら、率先して。
特に『黒き獣』がいたら、率先して。
行動指針をまとめた少女は氷剣を携えて歩き出す。
―――己の中の思考の矛盾には、一切気づかないまま。
―――己の中の思考の矛盾には、一切気づかないまま。
【渋谷凛@アイドルマスター シンデレラガールズ】
[状態]:健康、ユキアネサによる精神汚染(中)
[装備]:氷剣・ユキアネサ@BLAZBLUEシリーズ
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]
基本方針:殺し合いには乗らない。『敵』がいたら殺す。
1:『黒き獣』がいたら最優先で斬る。
2:本人は殺し合いには乗っていないつもりでいる。
3:卯月や未央、団長さんたちにはできれば巻き込まれていてほしくない。
[備考]
※空の世界(グランブルーファンタジー)からの参戦のため、細かい設定はそちらに準拠します。
参戦時期は少なくとも最新のコラボイベント終了後です。
※氷剣・ユキアネサによる精神汚染のため『敵』だと判断した相手に容赦なく斬りかかります。
本人は操られている自覚がないため、自分の意志で「相手を殺さなければ」と思っていると錯覚しています。
※今回のロワでは「最初にユキアネサの柄を手で握った時」に所有者として認定され、精神汚染が開始されます。
[状態]:健康、ユキアネサによる精神汚染(中)
[装備]:氷剣・ユキアネサ@BLAZBLUEシリーズ
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]
基本方針:殺し合いには乗らない。『敵』がいたら殺す。
1:『黒き獣』がいたら最優先で斬る。
2:本人は殺し合いには乗っていないつもりでいる。
3:卯月や未央、団長さんたちにはできれば巻き込まれていてほしくない。
[備考]
※空の世界(グランブルーファンタジー)からの参戦のため、細かい設定はそちらに準拠します。
参戦時期は少なくとも最新のコラボイベント終了後です。
※氷剣・ユキアネサによる精神汚染のため『敵』だと判断した相手に容赦なく斬りかかります。
本人は操られている自覚がないため、自分の意志で「相手を殺さなければ」と思っていると錯覚しています。
※今回のロワでは「最初にユキアネサの柄を手で握った時」に所有者として認定され、精神汚染が開始されます。
【氷剣(ひょうけん)・ユキアネサ@BLAZBLUEシリーズ】
事象兵器(アークエネミー)と呼ばれる武器の一つ。溶けない氷でできた刃を持つ。
氷の術式を操る力があり、大気中の水分を結晶化して武器にしたり、そのまま凍らせたりできる。
事象兵器(アークエネミー)と呼ばれる武器の一つ。溶けない氷でできた刃を持つ。
氷の術式を操る力があり、大気中の水分を結晶化して武器にしたり、そのまま凍らせたりできる。
意思を持っており『黒き獣』や『敵』に対して強い殺意を抱いている。
自分が「使われる」相手を自分で選んで守ろうとするが、同時に所有者の精神を強く汚染する。
精神汚染の影響から脱するためには「相応の精神力を持つ」「何かしらの力で抑え込む」などが必要となる。
自分が「使われる」相手を自分で選んで守ろうとするが、同時に所有者の精神を強く汚染する。
精神汚染の影響から脱するためには「相応の精神力を持つ」「何かしらの力で抑え込む」などが必要となる。
また、ただ精神汚染を跳ね除けただけでは今度はユキアネサを抜刀することができなくなってしまう。
正気を保ったままユキアネサを抜刀するためには、跳ね除けるよりも更に強い意志や力が必要となる。
正気を保ったままユキアネサを抜刀するためには、跳ね除けるよりも更に強い意志や力が必要となる。