【フェイト・テスタロッサ】


[名前]フェイト・テスタロッサ(Fate Testarossa)
[出典]魔法少女リリカルなのは
[異名]
[声優]水樹奈々(花咲つぼみと同じ)
[性別/年齢]女性/9歳(無印時点での外見年齢)
[一人称]私 [二人称]君 [三人称]あの子、あの人

「始めよう……最初で最後の本気の勝負」

 第1世界ミッドチルダ南部森林地帯アルトセイム山岳近隣出身の少女魔導師。
 母・プレシア・テスタロッサの願いを叶えるためにジュエルシードの探索に訪れ、なのはと対立した少女。
 生まれつき高い魔力量を持っているほか、プレシアの使い魔であるリニスの教育を受け続けたため、魔法の能力は非常に高い。
 母の願いを叶えるために戦い、自分の感情を押し殺して日々を生きるが、その中でなのはと出会い、彼女は変わっていく。

 実は彼女は「使い魔を超える人造生命の作成と死者蘇生の研究『プロジェクトF.A.T.E』」の産物で、アリシアのクローンである。
 彼女が母だと思っているプレシアは、実は事故で失った娘・アリシアが生き返るまでの気休めとしてフェイトを作ったに過ぎず、プレシア・テスタロッサは実際には彼女の本来の母ではない。少なくともプレシアの方はフェイトを失敗作と考えており、娘と同じ外見でありながら娘を再現できないフェイトには強い憎しみを持って接していた。
 それを知ったフェイトは強いショックを受けて心を閉ざすも、なのはとの戦いを越えて、彼女に協力するために立ち上がり、共に事件を解決する。

 その後はリンディ・ハラオウンに引き取られ、フェイト・T・ハラオウンの名前で、なのはと友達になる事に。
 そこから先も物語は続くが、今ロワでは一期の参戦なので、そこから先は彼女自身詳しく知る事はない。


[外見]
 メガミマガジン編集部による推定身長が132cm。これはなのはとだいたい同じである。
 長い金髪をリボンでツインテールに結わえており、瞳は赤い。私服もバリアジャケット同様黒を基調としたものが多い。


[性格]
 母のために頑張る優しい女の子だが、その母が母なので、命令通り非情に行動している。
 ジュエルシードを集めるために感情を押し殺して戦い、作中ではほぼ無口。


[他キャラとの関係]
 高町なのはは同じくジュエルシードを探す者として対立していたが、最終的に友達となる。
 ユーノ・スクライアもなのはの同行者として認識しており、その後は親しくなった模様。
 スバル・ナカジマティアナ・ランスター、高町ヴィヴィオ、アインハルト・ストラトスなどとは無印の時点で面識はない。


[能力]
 魔力量クラス≪AAA≫という高い魔力を持ち、バルディッシュを使って魔導師に変身できる。ただしランクはA'sになるまで非保有。空戦/高速機動型。虐待を受けまくっても平気な頑丈さの持ち主。
 9歳の少女でありながら、格闘能力や精神力はぶっちゃけ異常なレベルとしか思えない。
 記憶はアリシアのものを引き継いでいる。


以下、変身ロワにおけるネタバレを含む


+ 開示する

フェイト・テスタロッサの本ロワにおける動向


基本情報

初登場 009:四重奏―カルテット―
最終登場 059:答えが、まったくわからない(後編)
参戦時期 一期第十話終了後
スタンス マーダー
変身回数 魔導師(2)
所持品 バルディッシュ
支給品 拡声器、双眼鏡、スタンガン

参加者関係(最終認識)

キャラ名 状態 関係 呼び方 本名 初遭遇話 生死認識
白い魔導師 敵対 元の世界の敵 下の名前は知ってる? 未遭遇 生存
佐倉杏子 協力 交戦する→行動を共にする 杏子 認識済 009:四重奏―カルテット―
井坂深紅郎 敵対 交戦する
ゴ・ガドル・バ 交戦する→殺害される 知らない?
謎の襲撃者 未認識 突然襲撃される(ほぼ未認識) 知らない 032:自業自得
左翔太郎 利用 利用する 認識済 039:彼らは知らない
ユーノ・スクライア ユーノ 死亡

名前のみの情報

キャラ名 状態 情報 情報伝達者
園咲冴子 不明 井坂の知り合い 井坂深紅郎
照井竜
高町なのは ユーノの知り合い(元の世界で会ってはいる) ユーノ・スクライア

説明

第一回放送まで

 プロジェクトF・A・T・Eの技術によって生まれたアリシア・テスタロッサのクローンであり、電気の魔法を得意とするバルディッシュを扱う少女。今回はまさかの一期序盤からの参戦で読み手を大きく驚かせた。
 遭遇した佐倉杏子と交戦した後に協定を持ちかけられる中、井坂深紅郎に利用されそうになる。だが杏子の助言で立ち直り、井坂が変身するウェザー・ドーパントに立ち向かおうとした瞬間、ゴ・ガドル・バの襲撃に遭う。逃げたウェザー・ドーパントを無視してガドルに立ち向かって、苦戦を強いられるが何とか勝利を収めたものの、その直後にパンスト太郎に襲われてしまい、気絶した。
 杏子によって連れてこられた図書館で目覚めたフェイトは、杏子と共に左翔太郎と未来の親友であるユーノ・スクライアを利用することに。(この時点のフェイトはまだユーノのことを知らない)
 途中、ユーノに疑われそうになる中、再び現れたゴ・ガドル・バと戦闘。今度は四人で力を合わせて立ち向かうも、ガドルは以前よりパワーアップをしていて徐々に追い詰められる。
 そこでユーノの提案によってガドルの動きを止めた後、杏子や気絶した翔太郎と共に逃げようとする。だが、フェイトは杏子と翔太郎を先に向かわせて、単身ユーノを助ける為にガドルの元へ戻った。
 既に死にかけとなっているユーノに、どうして自分達を助けてくれたのかと訪ねる。ユーノが殺し合いに乗ったフェイトを信じた理由……それは、フェイトがユーノを何度も助けてくれた、ただそれだけ。
 そう言い残して息を引き取ったユーノの願いを叶える為に、フェイトはガドルに立ち向かうが現実はあまりにも無常で、ガドルの反撃を受けてしまう。
 最後に彼女は心の中で謝罪をし、ユーノの後を追うようにその命を終えた。
 上でも述べたように、まさかのマーダーでの登場に多くの読み手を驚かせたが、実際は対主催の力となっていたかもしれない。そしてフェイトとユーノの死は、同じマーダーである杏子にも多大な影響を与えている。
 更に言うなら死者スレから最後の行動を見ていたなのはとも、フェイトは友達になることができた。願いは叶わなかったが、きっと彼女は報われたかもしれない。

称号【非情と優しさの狭間で】




最終更新:2014年11月03日 10:18