【井坂深紅郎】
[名前]井坂深紅郎(いさか-しんくろう)
[出典]仮面ライダーW
[異名]ウェザー・ドーパント
[俳優]檀臣幸
[性別/年齢]男性/42歳 1967年10月20日生まれ
[一人称]私 [二人称]あなた [三人称]
「罪の無い人生など、スパイスの効かない料理だよ」
ウェザー・ドーパントに変身する開業医であり、裏ではドーパント向けの外科医をやっている。照井の家族を殺した"Wのメモリの持ち主"の正体である。
物腰柔らかで穏やかな口調だが、その思考は狂気に満ちており、異形や力への渇望や冷徹な心を持っている。
10年前、「自分は何者なのか」の答えを探るため人間の命を研究していたが、答えが見つからず、自暴自棄になっていたところ、テラー・ドーパントが人間を襲うのを目撃し、それに対する恐怖と感動を覚え、彼にその力を得たいと懇願する。その際、ウェザーメモリを受け取り、メモリやドーパントの研究を始めることとなった。
そして、同時にテラーメモリを奪おうという目的も生まれ、彼自身の思考もメモリの支配で歪み始める。
実験と称して照井の一家を殺害したり、メモリを過剰適合者に渡して進化させたり、島本凪の家族を殺して恐怖を植え付けたり、とにかく冷徹な行動を何の躊躇もなく行い続け、自分の知識を満たしていく。
また、自らの体にも無数のコネクタ痕があり、複数のメモリを取り込んでさらなる力を得ようと画策していた。
最終的には、トライアルの力を得た照井によって倒された直後に変身が解けると、全身のコネクタに蝕まれて肉体組織が崩壊、消滅。
自業自得の最期を迎える事になった。
その独特なキャラから、変態医師と呼ばれ、たくさんの視聴者をドン引きさせ続けた。
[外見]
中の人の身長は176cm。
一切表情がない短髪の男であり、基本的にはスーツを着用。
帽子をかぶって、傘を持っていることもある。一見すると気品ある姿である。
また、脱ぐと皮膚に大量のコネクタ痕があるため、かなり不気味。
[性格]
他人の命を何とも思わない、非常に冷酷な性格をしており、「実験」と称して無差別に人を殺す。
その被害者ともいえる
照井竜を相手には挑発することもあり、一切それを反省したり気に病んだりする様子はない。
力への渇望や異形への愛が強く、テラー・ドーパントを一目見たときからその姿に惹かれており、テラーの力を奪おうと画策している。
力を得るために自分の体に大量のコネクタを作っているなど、自分の知識を満たすためには自分さえも実験台にしているきらいがある。
[他キャラとの関係]
左翔太郎は敵であり、何度か戦闘になっている。
照井竜は井坂が無差別に殺した家族の生き残りであり、そのため彼には恨まれていたが、最後には仮面ライダーとして守るために戦う決意をした彼に倒された。
園咲冴子は琉兵衛に近づくために利用していたが、最後には彼女に心から惹かれ、照井との戦いにケリをつけたらいずれまた会う決意をしていたが…。
[能力]
ウェザー・ドーパントに変身できる。
医者であるため、医学に関する知識もあり、知力は相当なものだろう。カルテを作るのに必須なドイツ語などもできるものと思われる。
メモリなどにも詳しく、メモリを使ってあらゆる実験をしてきたためにメモリに関する知識も相当あるはず。
以下、変身ロワにおけるネタバレを含む
+
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開示する |
基本情報
初登場 |
009:四重奏―カルテット― |
最終登場 |
106:解放(4) |
参戦時期 |
仮面ライダーW34話終了後 |
スタンス |
対主催 |
変身回数 |
ウェザー・ドーパント(5) |
所持品 |
ウェザーメモリ |
支給品 |
ユリの花、超音波発生装置、花咲薫子のオルゴール箱 |
参加者関係表
名前のみの情報
説明
第一回放送まで
ガイアメモリに魅入られた悪魔。
が、今回は一応ゲームからの脱出を目指す対主催である。
最初に会ったゲームに乗った二人の少女、佐倉杏子とフェイト・テスタロッサを人心掌握術で取り込もうとするもあと一歩のところで杏子に感づかれ失敗。やむなく戦闘を仕掛けるが、そこへやはりゲームに乗ったゴ・ガドル・バが現れ、状況の不利を悟って撤退する。
撤退後腹ごしらえをしていると、黄金騎士の変身の光に興味を持ってそちらに移動するが黄金騎士こと冴島鋼牙は去った後だった。そして自分の後をつけていたティアナ・ランスターへウェザーに変身して牽制の雷を撃ち、トリガー・ドーパントに変身した彼女と交戦し、あっさりと勝利。そして、ティアナに生体コネクタがないことに興味を持つ。コネクタ無しでの変身を可能にするガイアメモリの存在に興味を持った井坂は、ティアナと手を組んで彼女がT2メモリを成長させることを期待して観察を始めることにしたのだ
第二回放送まで
放送後、桃園ラブとティアナを戦わせて、機を見て援護攻撃をすると、ティアナと共にラブの前から去る。
その後ラブの同行者だった黒岩省吾と接触すると、一時彼と行動を共にする。しかし、ラブが黒岩を探している様子だったためすぐに黒岩とは別れる。そしてその後ティアナがラブとの再戦を望んでいたため彼女にラブ達一行を襲わせる。しかしティアナはダークザイドとしての姿を現した黒岩にやられてしまったため、とどめをさされかけていた彼女を救い回収した。
ティアナに従って東に進むと、花咲つぼみ・村雨良・一条薫・響良牙・志葉丈瑠の対主催集団を見つける。彼らと戦いたがるティアナに自制心の喪失を感じ取った井坂は彼女を切り捨てることに決め、最後の役目として対主催集団達を襲わせることにした。
しばらく様子を傍観していたが、同じく遠くから様子を見ている異形・筋殻アクマロに興味を持ち、彼と手を組んで周囲の人間を襲い始める。アクマロにより丈瑠、スバル・ナカジマ、ティアナの3人が殺され、良牙、つぼみ、一条は撤退。残った村雨ことZXを倒そうとしたところへ、状況を察して戻ってきた冴島鋼牙が現れる。彼こそがティアナと出会う前に見た光の正体だと知り喜ぶ井坂だったが、鋼牙の圧倒的な強さと先ほどまでの戦闘による疲労で苦戦。アクマロがZXに殺される中、一人撤退する。
撤退した井坂は、この地に集められた参加者の謎を解明して見せようと意気込むが、それが叶う事はなかった。溝呂木眞也によりダークエボルバーが放たれ、反応する間もなくあっけなく死亡してしまった。
対主催として協力者(手駒)を集めていたはずなのに、組んだのはマーダーばっかりで、しかもろくなことをしていない。こいつは本当に対主催だったのか…
溝呂木の攻撃に反応できなかったのは疲労もあるだろうが、直前まで自らの欲望の実現に思いを馳せていて注意力が散漫だったのも原因だろう。井坂本人が死ぬ直前に言っていたように、まさに欲望に負けたのが敗因と言っていいだろう。
称号【欲望に負けたのが死因でしたね】
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最終更新:2014年03月26日 00:09