雲南省(英語:Yunnan Province)とは中華民国の軍閥政権である。

雲南省
別称:      雲南
首都:      昆明
州主席:     盧漢
元首:      龍雲
与党名:     盧漢派
イデオロギー:  軍閥主義
建国:      1915年

概要


雲南省は中国南部に位置する省で、名目上は中華民国の一部であるが、実質的には独立状態にある。北には国民革命軍第24軍、北西にチベット、北東に貴州省、南にタイ共和国ラオス王国ベトナム帝国、東に広西省、西にビルマ連合と国境を接している。

歴史


第二次世界大戦末期、日本軍に追い詰められていた雲南は日本と秘密協定を結び、南京政府の側に付いた。その後、盧漢はしばらくの間、日本にとって忠実な傀儡であった。日本の勢力に囲まれていた雲南が反乱を起こすことなど考えられず、雲南は共栄圏のパートナーとして生き延びることに成功したのだ。
現在、雲南には錫をはじめとする豊富な天然資源があり、日本の財閥はその採掘業に価値を見出している。しかし、日本は雲南のような僻地にまで完璧な監視を行っている訳では無い。そのおかげで雲南は独自の動きを見せることができる。

日本に対する忠臣としての表向きの顔の裏で、雲南では問題が噴出しつつある。やがて盧漢は勢力を拡大し、個人的な資金でベトコンへの支援を開始しており、また、貴州省と協定を結び、盧漢が指導者となる形で二省の統合が行われる。時機が整えば、日本が他の問題に気を取られている間に軍備と工業力を増強し、日本よりも南京政府との関係を強めるだろう。

政治


ゲーム開始後まもなく、龍雲と護国軍が盧漢を追放し、中華民国に侵攻し、大アジア戦争の戦端を開く。龍雲はチベットを除く他の中国軍閥を自らの統一戦線に招くことができ、南京の中華民国をうち倒せば、日本は広東国満洲帝国蒙古聯合自治政府の相続を前提とした和平を提案するが、護国軍はこの提案を拒否して満州や蒙疆の解放を目指すことができる。成功すれば、日本は台湾を除く全ての中国領土の返還を提案するが、さらに拒否して朝鮮へ進軍せば日本は核兵器を使用するだろう。

護国軍が勝利した後、龍雲が死亡する。国家が高い正統性を持っていれば、孫科が亡命先のアメリカから帰国して中華民国の新たな大統領となる。しかし正統性が低ければ、護国軍による軍事政権が継続することとなるだろう。

護国軍
中華民国
最終更新:2024年11月09日 11:23