イベリア連合(イベリア連合、英語:Iberian Union)は南ヨーロッパのスペインとポルトガルによる連合国家。
三頭連合の原加盟国である。
イベリア連合 |
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別名: イベリア |
首都: マドリード |
カウディーリョ: フランシスコ・フランコ・バアモンデ |
カウディーリョ: アントニオ・デ・オリヴェイラ・サラザール |
与党: 攻撃的国家サンディカリスト同盟とファランヘ党及び国家連合 |
イデオロギー: 文民独裁 |
経済体制: 統制経済 |
イベリア合同: 1955年 |
概要
イベリア連邦は西ヨーロッパに位置する国家である。北はフランス国家およびアンドラ公国と国境を接し、西は大西洋、南と東は地中海に面している。また、イベリアはモロッコを直轄植民地として統治しており、さらにアフリカや大西洋にいくつかの小領土を保有している。
この国はスペインとポルトガルの連邦国家であり、形式上、二人の国家元首がいる。スペインのカウディーリョ、フランシスコ・フランコと、ポルトガルのカウディーリョ、アントニオ・デ・オリヴェイラ・サラザールである。スペインとポルトガルの双方がイベリア連邦内で平等な政治的代表権を持ち、どちらか一方が提出した法案に対して拒否権を行使できる。このため、政府はしばしば両国間の対立によって機能不全に陥っている。
さらに、無力な政府や弱体化した連邦軍、長期にわたる独裁体制が原因で、ガリシア、カタルーニャ、バスク地方、そしてモロッコで民族主義的な独立運動が台頭している。これらの運動は、ドイツ政府や他国から多額の資金援助を受けている。
歴史
変革の時
1640年以来、マドリードとリスボンが一つの旗のもとに結びつくことはなかった。しかし、運命とは気まぐれな女なのだ。そして、それに従わない人をすんなりと受けいれてくれる人はいない。二度目の世界大戦の時、フランコのベルリンへの共鳴に関わらず、ポルトガルとスペインは中立を保った。とはいえ、瀕死の大英帝国の支配から、ジブラルタルを奪い取らなかった訳ではない。しかし、ヒトラーがヨーロッパを飼い慣らしたとき、彼はアフリカも手中に収めようとした。暗黒大陸で手に入れたバラバラの部隊と共に、ドイツはポルトガルの植民地であるアンゴラとモザンビークを攻撃した。
疑いの余地無き欧州の御主人がもう一度彼らに敵対する恐れから、その二つの国の主権の相互保証を目的とした、会議が設立された。結局、ポルトガルの歴史的な不本意にも関わらず、新しい国家が必然的に誕生した。イベリア連合だ。
新時代の幕開け
1950年代になって、サラザール首相とフランコ総統の連合は、自重によって摩擦が起こり始めていた。連合を掌握する改革派による緩和政策が、連合を経済大国に押し上げた。ポルトガルの海事インフラやOFNの投資はイベリアの政策を自給自足経済から、工業化へ転換させたのだ。ヨーロッパの要塞の中で、連合は自由世界の最も重要なプレイヤーになるかのように思われた。
イベリアは悪巧みと薄暗い陰謀の巣窟であるようには見えなかった。それは、アルブフェイラのクーデターまでの話であった。ウンベルト・デルガードに率いられたその徒党は、イベリア連合の解体と、ポルトガルの独立の回復を狙っていた。しかし、その企みは実行に移される前に、明らかとされた。しかも、それにはサラザールとの繋がりもあったのだ。独立戦争の引き金が引かれる代わりに、政府内部では保守派による支配が確実とされ、新たな抑圧の段階に入ったのだ。
政治
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カウディーリョ:フランシスコ・フランコ |
カウディーリョ:アントニオ・サラザール |
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連合の現状
ワシントンが徐々にイベリア半島から遠ざかっていく中、フランコはイベリア半島をかつての同盟国へと向かわせた。マドリードやリスボンと同様に、
イタリア王国もまた、総統が悲願を果たすや否や、ヒトラーに見放されていた。それによりトルコと並んだ地中海の三首長は、地中海の支配を目的とする同盟、三頭連合を形成した。
一方、アルブフェイラのクーデターによって、長年にわたる懸命な改革と進歩が頓挫してしまった。少しずつ進んでいた社会的な進歩が、泥沼のように崩壊していった。経済的には、イベリアは再び世界から締め出され、イベリアが完全に自立できるような統制経済を復活させた。1962年の今、再び亀裂が現れ始めている。連合はこのまま道を歩むのか、それとも再び西洋を受け入れるのか。もし、イベリアが存在するのならの話だが……
僅かな遺産
ドイツによるアフリカ侵攻によるポルトガル帝国への壊滅的な打撃の後、イベリア連合はその残りの植民地を熱心に監視してきた。西側のギニアビサウでは、独立を求める不満の声が上がり始めている。西サハラとモーリタニアは、単なる軍事拠点と希少資源の採掘事業に成り下がり、サハラ砂漠にあるわずかな資源をかき集めようとしている。
モロッコはイベリアの中では最も発展しており--フランコのコレクションの中で最も棘のあるバラでもある。ハサン2世と高等弁務官は、モロッコのたった一人の真の支配者を宣言するために、緊迫した知恵のぶつかり合いを行っている。彼らが戦う一方で、内陸部のゲリラはナイフを研いでいる。帝国が崩壊するその時、彼らはそこにいる。
外のヒスパニア
形式的には三頭連合に属しているが、3つの加盟国はどこも事実上孤独に自分の仕事をこなしている。イベリアの場合、かつての植民地の問題に首を突っ込むのが賢明と判断した。ドミニカ共和国の大統領ラファエル・トルヒーヨは、マドリードの大広間で後援者を見つけた。トルヒーヨ政権は、コロンビアやエクアドル国内の様々な運動をイベリアが暗黙のうちに支援していることと並行して、彼の独裁政権に対する潜在的な脅威の取り締まりを続けている。
しかし、その支援はいつまで続くのだろうか。それは遅かれ早かれ出てくるかもしれない疑問だ……
国民精神
GUI
関連項目
最終更新:2024年10月17日 01:24