三頭連合 | |
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盟主: イタリア王国、イベリア連合、トルコ共和国 | |
経済圏: イタリア経済圏、イベリア経済圏、トルコ経済圏 | |
設立: 1950年代 | |
加盟国: ・イタリア王国 ・サンマリノ共和国 ・イラク共和国 ・イエメン・ムタワッキリテ王国 ・エジプト王国 ・休戦オマーン ・パレスチナ国 ・モンテネグロ王国 ・モナコ公国 ・クロアチア独立国 ・イタリア領東アフリカ イタリア南極研究区 ・アルジェリア軍政領 ・ギリシャ国 ・イベリア連合 ・アルジェリア軍事司令部 ・トルコ共和国 ・シリア国民国 ・第六総監府 ・アンドラ公国 ・オマーン国 ・スイス連邦(オブザーバー) ・サウジアラビア王国(オブザーバー) ・ドミニカ共和国(オブザーバー) ・アルゼンチン共和国(オブザーバー) ・アルゼンチン領南極大陸(オブザーバー) |
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イタリア王国 イベリア連合 トルコ共和国 |
20世紀におけるイタリアの征服と勝利の中で、三頭連合の 成立が最も偉大であると考える者は多い。帝国の外交的な 誇りと喜びである三頭連合は、書類上では、北に位置する ドイツ国に対する相互防衛を目的とした地中海沿岸の国々 の防衛協定に過ぎない。しかし、これは実際には、イタリ ア外交政策の大成功によるものであった。地中海の中心に 位置し、海外帝国の恩恵にあずかるイタリアは、対等であ る三頭連合原加盟国の中で、非公式ながら第一級の地位を 与えられた。 同盟は衰退の一途を辿っている。イタリアはその主要な受 益者であると同時に、同盟を維持するために最も激しく戦 っている国でもあるのだ。しかし、イベリアやトルコの同 盟国は、この連携の外交的成果を実感しておらず、抜本的 な対策が講じられなければ、この名ばかりのイタリア圏は 、単なるイタリアとその傀儡の圏域へと成り下がってしま うかもしれない。 |
三頭連合の3つの原加盟国のうち、イベリア連合は、猛威を 振るうドイツによって最も直接的な危機に直面した。ライ ヒはアフリカの旧ポルトガル植民地を武力で奪い、ジブラ ルタル・ダムを押し付けようとしたが、これはイベリアや 地中海沿岸の国々に不幸をもたらすだけであった。イタリ アにとっては勢力拡大計画であり、トルコにとっては国境 問題の解決策であったものは、イベリアにとって存亡に関 わる問題であった。そのためイベリアは、三頭連合の成立 と維持のために設立当初から戦ってきたのである。 しかし、今は時代が違う。最近のドイツは内向きに後退し ているか、そうでなくともいくらか停滞している。イベリ アは、もはや重く迫るライヒを脅威に感じていない。今こ そ、イベリアが何を目指しているのか、そのために三頭連 合が役立っているのかが問われる時だ。そして、もしそう でないなら、世界の表舞台でイタリア人の後ろに立つ脇役 から卒業する時が来たということかもしれない。 | ||
西側のイタリアやイベリアとは異なり、トルコ共和国は北 のドイツを恐れていたわけではない。国境線と外交政策を 確立し、国内の闘争に注力する必要性からイタリアや三頭 連合に協力してきたのである。20世紀には若い共和国に大 きな利益がもたらされたが、大規模な成功により、国家と 絶え間なく闘い続ける少数民族という重荷も背負わされた 。トルコはこうした脅威に対処するための余裕を必要とし ており、三頭連合はまさにその余裕を与えるものだったの である。 しかし、時代は変わった。国家が生き残るためには、その 変化に対応する必要がある。三頭連合は、はっきり言って 死にかけの同盟だ。長年にわたりイタリアのドゥーチェの 虚栄心による発展を続けてきたため、もはやかつてのよう に、安全保障や支援がトルコに提供されることもない。ト ルコは再び国境に歪みを生じさせ、同盟の性質に起因する 制約を打破しようとしている。 | ||
三頭連合原加盟国 | GDP成長率増大:10% | |
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サンマリノ共和国 ギリシャ国 イラク共和国 イエメン・ムタワッキリテ王国 |
三頭連合の原加盟国は3ヶ国存在し、それがその名の由来に もなっている。にも関わらずこの同盟は、単なるイタリア 、イベリア、トルコとそれぞれの傀儡にとどまらない。同 盟に参加する多くの小国は、これらの副次的大国の軌道の 上にあり、何らかの理由から、ジュニアパートナーとして 三頭連合に加盟させてもらえるよう原加盟国に請願してい る。 これらの国々は、法的には自治や独立を保っているが、経 済的にも外交的にも、三頭連合の「ビッグ3」である国々に 大きく従属させられている。もちろん、それは三頭連合が 提供する保護と安全の代償だ。それでもなお、三頭連合へ の加盟は援助というより負担だと考える者が多い。そのよ うな加盟国には自国の国境に対する技術的主権こそあれど 、ローマ、イスタンブール、マドリードが三頭連合の存在 にすがる全ての小国の政治家に大きな影響力を持っている ことは、誰もが知っているからである。 |
三頭連合加盟国 | GDP成長率増大:5% | |
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エジプト王国 休戦オマーン パレスチナ国 シリア国民国 第六総監府 イタリア領東アフリカ モナコ公国 クロアチア独立国 モンテネグロ王国 イタリア南極研究区 |
法的には、三頭連合の衛星国、傀儡政権、自治地域などは 、三頭連合内の下位国家というより、母国にできた腫瘍の ようなものである。三頭連合における衛星国の法的地位は 不明瞭である。原加盟国は自らの家臣が正式な加盟国とし て承認されるよう望むと同時に、他の2国が同じことをしな いよう求めている。 そのため、同盟の終了が間近に迫る時まで、衛星・従属国 や地域の地位は、ある種のグレーゾーンにとどまり続ける こととなる。三頭連合から得られるものは少ないにも関わ らず、同盟の主要国は互いに牽制しあい、平和を保ってき た。しかし、三頭連合の崩壊が現実味を帯びてきた今、こ のような弱小国が恐れているのは、地域大国がナイフを研 ぎ始めることだ… |
三頭連合衛星国 | GDP成長率増大:-2.5% | |
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スイス連邦 サウジアラビア王国 マスカット・オマーン土候国 アンドラ公国 アルゼンチン共和国 ・アルゼンチン領南極大陸 ドミニカ共和国 |
三頭連合が地中海を超えて広がる勢力圏には、三頭連合オ ブサーバーとして知られる協力国がある。正式な加盟国で はないが、同盟の活動に参加し、相互協力の恩恵を受けて いる。いつの日か、これらの国々は正式に三頭連合に加盟 するかもしれない······無論、この同盟が長く続けばの話だが 。 |
三頭連合オブザーバー | GDP成長率増大:2.5% |