その2

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homuhomu_tabetai

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再会の挨拶もそこそこに、すぐさま交尾に移るふたり。お盛んだねぇ。


まどまど「マド……ホムラチャァアアアン///」カクカク
ほむほむ「ホムゥ……マドカァァァァァァ///」カクカク


何やら目のやり場に困るので、『ほむスキン』の取り扱い説明書でも読んでようかな。

「なになに……【『ほむスキン』はほむ服によく似た伸縮自在の素材を使用しており、ほむ種の男性器を完全に覆います】」ペラッ


ほむほむ「ホムゥゥゥゥゥゥゥン/////」アヘアヘ
まどまど「ウェヒヒッ♪ハシャイジャッテ/////」ペロペロ


「【ほむ種の肌にも違和感無くフィットし、気軽に避妊を行えます。負担の大きいパイプカットも必要ありません。】」ペラッ


ほむほむ「ホムゥゥゥゥ////ホムゥゥゥゥゥゥン////」モゾモゾ
まどまど「ミャロォォォン///ミャロォォォォォン/////」カックカク


「【防水・耐久性にも優れているため、交尾後に取り替える必要もなく、一生ご使用頂けます。】、だって」パタン


ほむほむ「ホミャァァァァァァッ/// ホミャァァァァァァァッ////」ビクンッ…ビクンッ…
まどまど「マドォォォォォォォッ// マッ…マッ…マドォォォォォォォッ////」ズッ…ズンッ…


「ほむ種の交尾は初めて見るけど、まるでナメクジの交尾だねー……」


ほむほむ「ホムゥ…/// マドカァー…マドカァー……///」ウルウル…
まどまど「ウェヒヒッ、ホムラチャーン///」ニュポ…ニュポ…


ほむほむが何やら切ない声で鳴き始めた。どうやら射精の催促のようだ。
さやかちゃん曰く、体力的にほむ種の交尾はそう長くは持たないらしい。
まどまどがその催促に応じ、


まどまど「マッ…マッ…マッ…マドォォォォォォォォッ!!!」カクカク…カクカクカク!!


小動物にあるまじき勢いでリズミカルに腰を振り、一気にフィニッシュ!

そのはずだったのだけど。


ほむほむ「マドカァー……?///」チラッ…チラッ…
まどまど「マド…マドオォォォォォォォォォォォォッ!!!?」ドウシテ!!? チロ…チロ…


何とも言い表しようのない不快感がまどまどの下半身を襲う――いつものように射精による性的快感が得られない。
ピッチリと纏いついたゲル状の『ほむスキン』が射精口を完全に塞いでしまっているからだ。
チロチロと湧き出る白濁液は、ゲルの中に液溜まりを作り出すものの、その殆どは圧力で押し返され尿道へと逆流してしまう。
これではオーガズムを得るどころか、射精を成功させることすら困難だろう。
何度も何度も色んな体位から交尾を試みるまどまどだったが、一向に射精を成功させることができない。


まどまど「コンナノッテナイヨ……アンマリダヨ………マドォォォォォォォォォ……」メソメソ
ほむほむ「ホッ…ホムゥ……マドカァー…マドカァー……」オロオロ


初めての交尾で失敗……そんな無力さに苛まれ、とうとう泣き出してしまうまどまど。
愛するつがいからの懸命の励ましも耳に届かず、何度も何度も詫びの言葉を口にしながら泣きじゃくるばかりだ。
その様子にオロオロとうろたえるほむほむだったが、機転を利かせ攻守を交替しての交尾再開を提案する。






ほむほむ「ホムンッ」ナデナデ
まどまど「マド…ホムラチャーン…///」グスン


まどか「ウェヒヒ、ほむほむは優しいね」


ほむほむ「ホム…ホムゥゥゥッ…マドカァァァァァァァァァァァァッ!!!」マドマド…デルッ!! カクカクカク
まどまど「ホムラチャン…/////ホムラチャーン…//////」ハァ…ハァ…


でも……


ほむほむ「ホムゥゥゥゥゥゥゥ……」キモチヨクナイヨ… チロ…チロフィナーレ…
まどまど「ホムラチャァーン……マドォォォォォ……」ポロポロ


受け攻めを交代したところで事態が好転するはずもないよね♪


ほむほむ「マドカァァァァ…マドカァァァァァ……」ギュッ シクシク
まどまど「ホムラチャァァン…マド…マドォォォォォ……」ギューッ ビエーンビエーン


何かを観念したかのように、お互いの身体を抱きしめ、顔をグシャグシャにして泣き喚くふたり。

まどか「これで交尾を諦めてくれるかな……?」

すると、


まどまど「マド! マド…マド……」ヒッパリグイグイ
ほむほむ「マドカ!? ホッ…ホビャアアアアアアアアアアアアッ!!!」イタイヨオオオッ!!


まどまどが、ほむほむのアソコに張り付いている『ほむスキン』を口で咥え、思いっきり引っ張った!
交尾の失敗は『ほむスキン』が原因だと気づいたみたい。さすがまどまど、賢いね。
でも……


ギュゥギュゥ
ほむほむ「ヒ…マドガ…ホビィィィ…!!!」モウ…ムリ……

まどまど「ホムラチャン!ガンバッテ!!」ヒッパリヒッパリ

ほむほむ「マドカァーッ……ホムゥゥゥゥゥッ…!」イタクナイ…イタクナイ…

まどまど「マド…マドォォォッ!!!」ベリ…ベリ…

ほむほむ「ホビャァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」イダイヨォォォォォッ!!!

まどまど「ホムラチャーン……」


強力な粘着剤のおかげで、ほむ種の力じゃどうやっても『ほむスキン』を引き剥がすことは絶対にできないんだって。


ほむほむ「ホビャァァァァァッ!!ホビャァァァァァァァッ!!!」オマタオサエテ ゴロゴロ
まどまど「マドォォォォォォ!!!!?ホムラチャアァァァァァァン!!!!」シッカリシテェェェェェェ!!


まどか「ウェヒヒッ、これで同じケージで飼っても仔供は出来ないし安心だね♪」


ほむほむ「ホムゥゥゥゥ…マドカァァァァ……」ヒィー…ヒィーッ… 
まどまど「ホムラチャァァァン…ホムラチャァァァン……」シクシク





ふたりはしばらくの間、様々な体位で交尾を試みたり『ほむスキン』を外そうと試行錯誤していたけれど、その内に何かを悟ったかのようにすっかりおとなしくなってしまった。


ほむほむ「ホムゥ……」グテー
まどまど「マドー……」ウツロナメ


しばらくは食事も喉を通らないといった様子のふたりだったけど、発情期が過ぎてからは大分落ち着きを取り戻してきた。

興味深いことに、最近ではお互いに性的衝動を抑圧しているような様子が目立つようになった。
例えば、つがいとして共同生活を送っているものの交尾は一切行おうとしない。
それどころか、顔を合わせても「マドカァー」「ホムラチャン」と鳴き声を立てることすらせず、お互いに無関心を貫き通している。
あれ程やかましかったのが嘘のようにふたりとも大人しくなってしまった。
あの日の失敗経験が余程ショックだったみたい。

なるほど、これが単に去勢するだけじゃ得られない『ほむスキン』の躾効果というわけだ。
さやかちゃんには感謝しないとね。

でも仔作りの夢はまだ諦めてないみたいで、夜になるとうわ言みたいに「「コドモ…コドモ…」」というすすり鳴きが聞こえてくる。
……ふたりにはちょっと可哀そうなことをしたかなぁ。





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