その7

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homuhomu_tabetai

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翌日

ようやく落ち着いて今日から新生活のスタートです
餌拾いに出かけましょう


ほむほむ「デカケテクル!」

まどまど1「ガンバッテネ」

仔ほむ「マッテ!」
トテテテ
仔ほむ「アソボ!アソボ!」

まどまど1「ワガママイワナイ!」

仔ほむ「ソンナ・・・」

ほむほむ「イイヨ!イッショニイコウ!」

仔ほむ「ヤッタ!」

まどまど1「ダイジョウブ?」

ほむほむ「」コクン
ほむほむ「マドマドモイコ?」

まどまど1「ウン・・・」


まどまどは不安そうです
確かに危険です・・・しかし公園の様子をみんなで見ていくことも必要です
危険は承知で公園を見て回ることにしました
仔ほむはとてもうれしそうです


仔ほむ「♪~」

ほむほむ「シー」

仔ほむ「オットット・・・」


上機嫌からか歌を歌いだしちゃう始末
危なっかしい仔です
でもそれがとても可愛らしいと思えてしまうのは親心でしょうか?

少し回ると遊具があるエリアにつきました
遊具があるエリアは大変危険です
人間があつまりやすいですから
少し様子を見てみましょう・・・
ソー
おや?人間ではなくてほむほむと家族がいました
少し安心です


仔ほむ1「ワーイ!」スイー

まどまど2「アラアラ、ケガシナイヨウニネ」

ほむほむ3「タノシソウダネ」


どうやら滑り台で遊んでいるようです
滑り台も一番上からすべることに拘らなければほむほむも楽しく遊べる
大変面白い遊具です


仔ほむ「アレデアソビタイヨ-」

まどまど1「イケマセン!」

仔ほむ「ブー」


うちの子もあれで遊びたいとねだっています
しかし遊ぶわけにはいけません


子供「あーん?なにほむほむが滑り台なんか滑ってんだよ」

子供1「生意気だぞ!」


ほら来ました・・・


ほむほむ3「ナンダ!」
ほむほむ3「ミンナノモノダゾ!」

仔ほむ1「ソーダソーダ!」

子供「うっせーよ!」デコピン!

仔ほむ1「ホミャアアア!」スッテンコロリン

まどまど2「ナニスルノ!」

ほむほむ3「ホムァアアア!」プンスカプンスカ


人間の恐ろしさと言うものがわかっていないほむほむ達だったようです
恐らく飼いほむだったんでしょう
公園のものはみんなのものとでも飼い主に教えられたんでしょうね

まったく・・・人間がいきなりぶん殴ってきた時のことを考えないと・・・
それに何を怒っているのでしょう
怒れば人間が『ごめんなさい』とでも言うと思っているのでしょうか
正直言って呆れてしまいます・・・
もっとも私も教育を受ける前はあんな感じだったんですが・・・


子供1「ああ!こいつらウゼー!」

子供「潰しちまおうぜ!」

子供1「ああ!」

ほむまど「ホ・・・ホビャアアアアアア!マギョエエエエエエエ!」


まぁ当然の結末です
この世の中にある面白いもの美味しいもの綺麗なもの
すべて人間のものです
これを理解していないと死んでしまう
よく言われました・・・
今みたいに滑り台で遊んでいたら人間に注目されるのは必然です

ほむほむは花を飾りにしておしゃれするなんてことも許されません
目立ってしまいますから・・・おしゃれが出来るほむほむは人間が保護している場合に限ります
綺麗だからと言って花を摘むことさえ私達は許されないのです
一見理不尽に思えるかもしれませんが当然のことです
人間は強くて私達は弱いですから・・・

このことを家族に話すとすぐ理解してくれて助かりました
山や野良でも自分達の権利を主張するほむまどは沢山いるのです
弱いのに・・・
権利を主張したいなら強くならなくてはいけませんからね
私達には生涯無理です
ですが権利が無くとも幸せに暮らすことは出来ます
つつましくさえ生きていれば・・・


子供「あー潰しちまったら汚れちまったよ!畜生!」

子供1「洗い流しに行こうぜ!」
スタタタ


去ったようです
これで移動しても大丈夫そうです
あの人達がいる間は私達には移動する権利さえ与えられないのです


ほむほむ「イクヨ」

仔ほむまど「ウン」





ほむほむ「サァタベヨ?」

仔ほむ「タクサンダ!」

まどまど1「コンナニイイノ?」

ほむほむ「ゲンキヲツケナイト!」

仔ほむ「ワーイ!」
パクムシャパクムシャ

まどまど1「イタダキマス」
パクパクムシャムシャ


今日は初日
元気をつけて明日またがんばりましょう!





翌日

男「あー!いるぞ!公園にも!」

男1「本当ですね!ノルマに達さないと思っていましたよ」

男「あーなんとなく着てみたらいるもんだな!」



・・・

涙が出てきそうです

人間達に囲まれてしまいました




朝起きたら人間達に囲まれています・・・
野良で生きていたらありうることですが
まさかこんなすぐに見つかるとは思いませんでした・・・
さぁこれからというところだったのに・・・


男1「いつもはゴミ捨て場くらいしか回らないのに」
男1「たまたま回って見つけるなんてラッキーですな」

男「ハッハッハ!なんとなく予感がしたんだよ!」
男「そもそも人気スポットだしな!」

男1「ゴミ捨て場のほむほむと違って綺麗ですね~」

男「ああ!良い感じだ!!」


あれ?この男の人達どこかで見たことあるような気が・・・
気のせいですかね?


男1「さぁここに入りなさい!」

仔ほむ「ホミャアアア!」
ほむほむ「・・・」

まどまど1「ミンナ・・・」

男1「この綺麗なまどまどはどうします?」

男「だからまどまどは俺らの仕事じゃないって言ってんだろ!」

男1「こんな綺麗なのに・・・」
男1「というかこのまどまど家族連れて行かれても暴れませんね」

男「珍しいな、そんなに家族が好きじゃないのか?」

まどまど1「・・・」プルプル


ナイスです
この男達はまどまどに興味がないようです
ならば無理に暴れて人間達を怒らせてはいけません
暴れたところで私達が助かるわけもない
それなら私達の分まで生きて欲しい
ずっとそう話していました
これからは私達の分までがんばってね
まどまど・・・


男「よし!それじゃあ出発しろ!」

男1「はい!」


車が出ました
しばらくゆれていると何故だか懐かしい感じがしました


男1「この仔ほむはどうします?」

男「決まってんだろ、いつもと同じだ」
男「綺麗だし今回は喜ばれるだろうな~」

男1「ですね」

私の子供だけ別なところに入っています
一体どうなるんでしょう?
まぁなんとなく結末は予想できますが
これも仕方が無いことです・・・





男1「つきましたよ!」

男「おう」
男「じゃコイツはいつも通りもって行ってくれ」

仔ほむ「ホミィ・・・」

男1「了解です!」

男「さてと・・・俺はいつも通りほむほむ達を持って行きついでに」
男「あれを楽しむか」
男「ん?」
男「なんだこの血だらけのほむほむ・・・」
男「死んでいるのか?」
ツンツン
男「反応が無い・・・」
男「移動中に死んだことがばれるとやっかいだな・・・捨てるか」
男「この糞が!」ブン



「ホビ!・・・」



男「ん?何か聞こえたような?」
男「まぁ良いあとは大丈夫だろうな?」
ガサゴソ
男「大丈夫そうだな・・・」
男「まったくほむほむ如きのせいで手間取っちまった」

男「ん?」
男「あのほむほむいなくなった?」
男「まぁ猫にでも食われたか」
男「さて!大事な見学のお仕事だ!」
スタスタ









「ホビャアアアアアアアア!」「ホギャアアアアアア!!」
「ホミャアアアアア!!!」「コドモォオオオオオオ!」



ここに来ると何時も気が滅入る・・・
ほむほむ達の叫び声、下品な人間の笑い声
本来なら絶対に来たくない場所だ・・・
もっとも私はここでのお得意様らしいが


私「すいません」

施設員「はい?」

私「ほむほむください」

施設員「あーはいはい」
施設員「はい!」

仔ほむ「ホミィ・・・」


野良で育った割には随分綺麗だな


私「いくらですか?」

施設員「ん~今日もサービスで良いよ!持ってきな!」

私「ありがとうございます」

施設員「良いって良いって」

スタスタ

仔ほむ「ホミィ・・・」ガクブル


ん~見た感じ外傷が無い・・・
驚きだ
仔ほむとは言え野良で生活していれば
いくつかの傷つくものだけれど・・・

まぁ喜ばしいことではある
念のため少しの抗生物質は投与しておこう





私「ここが私の家だよ」
私「今日からここで生活してもらうね」

仔ほむ「ホミ・・・」ガクブル

最も綺麗な仔ほむとはいえやることはいつもと変わらない
私は家に入り部屋の水槽に仔ほむを入れて餌と薬を置いておいた
さて時間つぶしに散歩にでも行こうかな
そういって家の扉を開けた


ほむほむ「ホ・・・ム・・・」


そこには血だらけのほむほむが倒れていた
そのほむほむは私を見かけるとこちらに寄ってきた
酷く衰弱しているようだった
私は手を差し出すとほむほむはその手に乗ってきた


ほむほむ「ホム・・・・・」
バタ


手に乗るとほむほむは安心したように静かに眠りについた






[おしまい]



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