やさか
概要
普段は9本の尾を生やした巨乳の金髪美女の姿で過ごしているが、本当の姿は力を失う前の
フェンリルと同等以上に巨大な「
九尾の狐」。
ぬらりひょんと並び称される西の大妖怪であり、妖怪の中では「最高クラス」の力を持つ実力者。
裏京都の屋敷で娘と暮らしているが、表京都にも影響力を持ち、一部の老舗とは昔から顔なじみである。
能力
その力は「
龍王クラス」に匹敵するとされ、口から吐く強力な炎と長い尾が最大の武器。
さらに古の陰陽師たちが作り上げた術式発生装置である京都の中であれば、パワースポットから霊力を受け取ることで力を散らされたとしても即座に補修することが可能となるため、結界で力を発揮しきれなかったとはいえ龍王である
ヴリトラと
玉龍を同時に相手取って圧倒するほどの力を見せる。
また、「狐の嫁入り」とも呼ばれる異能の天気雨を降らせて対象を異空間へ転移させ、いわゆる神隠しを起こすこともできる。
ただし、急造の空間では、「
龍神化」や魔帝剣
グラムほどの破壊力を使われると維持が難しくなる。
経歴
須弥山の神々との会談に向かう途上で「
禍の団」の
英雄派の奇襲を受け、「
絶霧」の結界に捕えられて洗脳を施されてしまう。
複数の龍王を使って
グレートレッドをおびき出す儀式にその代理として都市と九尾の力を用いる実験に利用され、暴走状態で
匙と玉龍を苦戦させたが
イッセーや
闘戦勝仏の尽力によって解放される。
それから1年後に裏京都で旧
英雄派の面々から謝罪を受け、迷惑をかけられたとはいえ、その後で
闘戦勝仏らと共に「
クリフォト」のテロに立ち向かったこと、「
邪龍戦役」で共闘したことで謝罪が本物であると認め、罪を許す。
第4章の初詣の折に九重とともにイッセーと再会。
九重と仲良くしてもらっていることに感謝し、九重を将来イッセーの嫁にしようと目論んでいる。
また、弟妹がほしいとせがむ九重の望みとは別に、助けられた恩からイッセーに好意を抱き、京都を訪問した彼にかんざしをプレゼントされて以来、暇を見つけて兵藤邸を訪問しては大胆かつ積極的に誘惑しているが、「赤龍帝の正妻」であるリアスやほかの嫁候補には一応遠慮している。
三大勢力とは友好関係を築いているため、「
魔獣騒動」の際は九重や配下の妖怪軍団を引き連れて
冥界へ救援に駆けつけ、「豪獣鬼」を圧倒した。
「
邪龍戦役」では日本を防衛する妖怪陣営として出陣、その中央で本来の姿となり、口から巨大な火炎を吐いて
量産型邪龍の群れを一気に焼き尽くす。
最終更新:2023年12月18日 15:26