来歴
1939年4月、
奈良県五條市出身。両親は農家で、戦時中には食料徴収の憂き目にあって極貧生活を経験した。兄もいたが、戦後すぐに都会へ出稼ぎへ出たまま帰ってこなかった。この兄は、東京のクラブ王と呼ばれた
荒居喜代三郎であった。
1964年に帰郷して、奈良県弁護士会常勤弁護士として働く傍ら、市町村を周って法律相談業務などに従事。1969年に
太田旭法律事務所に入所。1973年に退所。
社会党衆議院議員の
影村胡伯から請われて、事務所付の弁護士を専任する。1978年から、
オクラホマ州立大学法科大学院日本キャンパスの講師として、労務政策や政策立案過程などの授業を担当。1980年から、
日本大学大阪校法科大学院客員准教授として「労働法」を担当。
死没
任期中に議員辞職。
奈良市長選挙への出馬などを模索していたが、最終的には政界への復帰を果たすことなく2007年に没する。
最終更新:2025年10月16日 22:56