無題(薬の魔物のSS・続)
「明日は戦争ですので、今夜は早く寝ましょうね」
「戦ってしまうのかい?」
「ノアか狐さんによる、妨害があるかもしれません。心を強く持って下さい!」
「心を、…強く…」
「
エーダリア様も一緒ですので、周囲の方も少し手加減してくれるとは思うのですが…」
「手加減がないと、大変なのだね…」
「エーダリア様。いいですか、ネイがどのような形で駄々を捏ねても、取り合う必要はありませんからね」
「
ヒルド…」
「え、僕のこと大事じゃないの…?」
「そろそろ、慣れてはどうですか?」
「…作者もさ、まだ見付からないんだよね。誰が書いてるのかな…。そろそろ完結させて欲しいんだけど!」
“おい、なんだこの、限定数のある本を確実に買う方法の問い合わせは”
“塩の魔物の転落理由の、新刊が出るのですよ?”
“普通に書店に行けばいいだろ”
“相談員を解雇します…”
“お前な…”
“情報というものは、得られないところで交渉しても意味がないのです”
“…ったく。手に入らなかったら言え”
“むぅ”
「
アルテアさんは、新刊を手に入れたい、人間の心に寄り添いません」
「アルテアでは、助けにならなかったのかい?」
「後から持ってこられても、意味がないのですよ。発売日に!手に入れるのです!」
「…ギモーブを食べるかい?」
「むぐ」
「ネア。お兄ちゃんに言うことはないのかな?」
「む?」
以上となります。
続きは、明日の更新をお待ち下さい!
最終更新:2022年05月07日 15:47