基本情報
| 種族 |
魔物 |
| 名称 |
選択の魔物・アルテア |
| 階位 |
魔物の第三席 |
| 爵位 |
公爵 |
| 司るもの |
「選択」 |
| 系譜 |
選択の系譜 (季節の系譜は描写がないため不明) |
| 性別 |
男性 |
| 所属 |
ネアの使い魔(終身雇用) 「ご主人様を見守る会」特別顧問 自身の事業のトップ(名称不明) |
容姿
- 髪色:艶のある白髪(11)■
- 髪型:
耳下までのウェーブヘア。襟足は首筋にかかる程度で、耳は隠れており、前髪は長め。何もしないと前髪は右目の上あたりの位置で分かれるが、身嗜みにこだわるため、服装やその日の目的に合わせて毎日髪型も変えている。家仕事の際にはオールバックにしていることも多い。
- 髪質:艶のあるウェーブヘア(11)
- 瞳(色/虹彩):
紫がかった赤い瞳。内側から光るような「深く揺らぐような鮮やかさなので艶やかで仄暗い印象」。(作者公式Xで公開された画像より:■■■■■■)
- 肌:
- 体格:身長193cm
- 身体的特徴:
- 白持ち部位:髪、爪
- 特記事項:喫煙者。以前は辛党だったが、ネアの影響で甘い物もいけるようになった。
容姿補足
甘く濃密な香を纏う匂い。低く甘い美しい声。
概要
公爵位のトップであり、王・王族位に次ぐ高い階位。
来歴・その他
選択魔術の系譜の王であり、世界を剪定することを性質とする。人間が想像する、いわゆる魔物のイメージに一番近い魔物。
人間からすれば災厄そのもののような事象や事件を画策し、国家間の争いや国家転覆などの判りやすい破滅の引き金を引いているように見えるが、実際には必ずそこに「選択」の余地があり、人間の選択次第では、救済の道も残している。
つまり明確な悪意で動いているというより、選択の資質が求める良質な「選択」を与えることこそが目的なのだが、多くの結末が
ウィリアムの仕事を増やす結果となるのもまた事実。
万象、塩、終焉に次いで派生している。
ウィリアムが派生後すぐ自害することを「選択」したため、「選択」を司る者として派生した。
ウィリアムを気遣いつつウィリアムにディノの面倒を見させるという誘導までこなし、「そこで優しさを一生分使い切った」とのこと。
常に何かを楽しんでる。
料理好きだが、本人曰くあくまでも趣味の範疇であり、「選択」に関するいい頭の体操になるとの理由で手掛けている、とのこと。
また屋敷の家具選びや台所の器具の揃え、庭の手入れなど、家造りとその維持を楽しみ、家庭的あるいは独身生活を丁寧に過ごしている男性像といえるような暮らしぶりをする一方で、そういった個人的なことのために他者を害することも厭わず、やはり所謂ところの魔物らしさがある。
感傷を持たず、ひとたび選択してしまえば、道行きの先でたとえ気に入った相手が破滅することになったとしても、決して覆さず手出ししない。ただ、初代ヴェルクレア国王の
バーンディアが死んだ時には
アイザックと秘密裏に祝杯をあげていることからも、それなりに感情は動く模様。
〝仮面の魔物〟という偽りの肩書きでも手広く活動している。
誕生日はクラヴィスの日(イブメリアの前日) 。
ウィリアムと同じ日に派生している。
ディノやウィリアムとは異なり、誕生日を覚えていることからも、元来の性格がマメ。
魔物の性質としての画策以外にも、手広く事業なども手掛けており、常に忙しくしている。ネアの元の世界の技術や知識に対して、元の世界へのネアの未練を懸念する一方で、新たな魔術開発のアイディアにと、延々と説明させたりもする。
服装
基本色は黒を好む。
柄物を取り入れる際は、少しだけアクセントで使うことが多い。
正装では帽子、杖、手袋を装備したスリーピース。舞踏会などで耳飾りや髪飾りは取り入れるが、杖を使うのでブレスレットや指輪は好まない。
普段着でもとてもお洒落でかっちりとした服装を好み、ジレ姿やスリーピースにクラヴァットを付けている姿をよく目撃される。
同じ服をひと月に着ることがないくらいの衣装持ちのため、色々なアイテムを所持している。
洋服などは洗濯もアイロンがけもして大事に手入れをする。
就寝時はパジャマ派。
家仕事や、料理の際にはシャツの袖を丁寧に捲って折りたたみ、シャツガーターできちんと留める。魔術干渉を防ぐ目的などで、元々作業時や読書時には眼鏡を着用することも多かったが、ネアに絶賛されてからは、眼鏡を時折お洒落としても取り入れている。
杖の本来の形状は、上部に装飾のある握り手部分のないタイプのもの。普段は色々な形に擬態させている。
クラヴァットはスタンダードな巻き方もするが、お洒落巻きのような結び方も好む。宝石のブローチや、チェーンのような飾りで一手間装飾を重ねることもある。レース素材のクラヴァットだけは好みではない。
スラックスの中にタイツを着用しているか否か含め、見えているところ以外の服装についてはトップシークレット。ソックスガーターは所有しているものの、あまり好まない。
恐らく持ち物は膨大。
だが、気に入った品(ネアから誕生日プレゼントに貰った手袋)や交換できない品(ステッキ等)は姿を変えさせているだけで常に同じものを使用している。
アルテアの衣装を仕立てているのは、仕立て妖精のシーであり、元恋人でもある
シシィ。専属契約を結んでおり、もともとシシィの仕立てセンスを買っていたが、日頃女性物の仕立てが大半であるなかで、珍しく彼女が彼女自身の結婚式で男性物の服を仕立てたことがきっかけで契約に至った。なお、参列ではなく単に服の出来栄えを見に行き、その場で専属契約もしてしまった模様。
擬態
- 白もふ(白けもの)
- ネアが〝余分な獣(の毛皮)要素〟に魅了されないよう、アルテア自らの意思でおこなった擬態。斑点のない雪豹というような見た目。アルテア自身は白けものの正体が自分だとネアにはバレていないつもりでいる。
- ちびふわ
- 最初は事故だったが、いつしかネアに求められれば〝ちびふわ符〟をぺたりと貼られることを許し、気づけばフキュフと鳴いてる。基本的に自ら擬態することはないが、一度だけ自らの意思で黒ちびふわになったことがある。角砂糖ひとつで泥酔するため無効化できてしまい、ネアの指をかみかみする。
- 好きなこと:
ネアに撫でてもらうこと、素早く走ること、(アヒル浮き輪)※本人が認めていないため、括弧書きと思われる
- その他
- 歌乞い学園の際、ネアが黒髪に黒い軍服姿の擬態を大喜びしたため、〝ちょっぴり〟気に入っている。
別称・偽名
- 別称
- 仮面の魔物
- 特等の魔物
- (ヴェルクレアの)統括の魔物
魔術・武器
お洒落な見た目で初登場時から所持、使用。移動しない場での活躍が主。
実際は固有結界アイテムらしく、あると術の補助的アイテム?。
アルテアが警戒している時にも登場するのでボラボラ時期は登場すると和む。
椅子の正体を知ると、ネアと初めて会った際に椅子ごとネアに引っ張られたことがどれだけ異常なのかよくわかる。
紳士のお洒落アイコンと思いきや、主要武器の一つ。
ウィリアムの剣の様に命数を削ったり血を入れ込んだりして作り上げる一品。
本命は一本だが、雑多用にも多数あるらしい。
装飾は場に合わせて変化させている。
「銃撃の技術の問題(738)」と言えるほどの腕前。
魔術開発
魔物個人としての魔術開発だけでなく、事業として成り立たせ、時には人間の市井に卸したりもしている。
仮面の魔術
仮面の魔物に仮面をかけられた者は、仮面とされた者の容姿・立場はおろか、世界からの認識ごと魔術的に成り代わってしまうため、仮面をかけられた者の行方を探すのは困難を極める。
口調
一人称は「俺」。「ほぉ、〜〜」「〜だが、〜だ」「〜だろうな」「〜じゃないんだぞ」など、支配者層らしい口調を基本とする。
相手が誰であれ、この口調を変えることはなく、普段のアルテアからかけ離れた容姿や身分の擬態をしている場合のみ、稀にその擬態に見合った口調をしていることもある。
関係性・立ち位置
- ネアとの関係
- ある意味ネアが天敵。(そのことにアルテア自身が気づいているかどうかは判らない)
- 出会った直後も、しばらく経過してからも、何度か害そうとしたものの、最終的に二度ほど解雇されたがようやく終身雇用の使い魔に就任。(そもそも使い魔は終身雇用だが、ネアの認識ではそうなっていない)
- しかし使い魔としての労働といえば、ほぼ料理関係のみ。ネア曰くパイを献上するのが使い魔の喜びとのこと。
- アルテア自ら屋敷を手入れしていることを知ったネアから、花嫁になるのかと聞かれて衝撃を受けたこともある。
- 旋律が合えば恐ろしい程の歌乞いの力を持ちながらも、殆どの場合では悍ましい調子外れの歌を歌う。それが、アルテアが選んだネアという人間である。
- ちなみに、作者・桜瀬先生曰く、ネアがアルテアを捕まえた時に唄った歌に特定のモデルはないものの、要素として歌唱の切実さや曲の雰囲気はSiaの「Alive」、少し昔のL'Arc~en~Cielのような幻想的な歌詞の組み合わせ、メロディラインはL'Arc~en~Cielの「finale」「forbidden lover」がイメージ。
- ネアからはよく「事故に遭っている」と評されているが、そのうちのいくらかは術式返しの目的であえて攻撃を受けているものもある。アルテア的に問題はないものの、一緒に居合わせたネアからすれば「大事件=事故に遭っている」と捉えられてしまっている。
- アルテアもヒルドたちと同様にネアに対する〝取り分〟が大切なため、これ以上(ネアの利にならない程度の守護を与えるような)余分が増えることは許せない。
- ネアに対してディノを脅かすような欲は持っていない。あくまで望まれるなら吝かではないが「掠め取れるがそれはしない」という彼なりの愛情の在り処を自分会議している。男女の愛情的な欲が完全にないとは言い切れないが、そういうものよりももっと、面倒を見たり作ったパイを食べさせている方が楽しいということを、アルテアという男性としてはなかなか素直に認められない様子。
- 774では、ネアに対して子守唄を披露しており、アルテアはその頃からか、あるいはもっと以前から、本人も自覚しないまま(ネアを)「扶養している」くらいの執着は持っていた可能性がある。
- かつてのネアが食べる喜びを自由に得られなかったため、薬の魔物の世界にやってきて以来その点で暴走しがちだが、その方面で主に付き合う機会の多いアルテアは、呆れ半分ではあるものの、ネアの根源的な渇望に根差した部分を自身が補えることに実はちょっとした自負がある模様。
- 色気のないネアが、アルテアの何かの欲を意外にも満たせる要素なのかもしれないが、ただアルテア自身も何故そのようなところを譲れなくなってしまったのか、自分の喜びの得方に困惑している。
- ディノとの関係
- 共に酒を呑み、言葉も交わすが、殺そうとしたこともある。万象相手にどうせ無理だろうと思いつつも実行する。
- アルテアからすればシルハーンは深く考えすぎてよく分からない。が、自分よりも広く深い知識を持っていることもある。逆に細かいことや階位が低いもののことは知らなかったりするのでネアのために解説する。
- 上位者(魔物の王)として命じられれば逆らえないことは実感している相手。
- ウィリアムとの関係
- 結末として終焉を司るウィリアムとは道行が同じになることが多々ある。生真面目に仕事をこなし、人間の破滅にたびたび心を痛めつつも無自覚に終焉の魔物らしく悦ぶ姿を間近で目の当たりにしては、もっと〝鳥籠の魔術〟で繰り広げられる終焉を、派手なショーとして楽しめばいいと思っている。
- 薔薇の祝祭で、毎年ウィリアムによって紅茶に砂糖をたっぷり入れられているが、飲食物に纏わることなので恩恵や祝福などとの兼ね合いに加え、魔術的な勝ち負けなどにも紐付いてしまうため、その「砂糖大量紅茶」をきちんと飲んでいる。とはいえ、桜瀬先生も、「小説家になろう」返信ページの中で「毎回、頑張って飲んでいるようなので少し心配」と表現されるほどの模様。
部下・系譜
- 部下
- 手掛ける事業で様々。
- かつて所有していた城では、自身の影などから作り出した存在を従者にしていたこともあるが、城を壊す際に大半は「消してしまった方が問題がない」として、城と共に消去。優秀だった数人の従者だけは残されており、現在はアルテアの事業を手伝うなどして、各地の拠点で活動している。彼らは「アイザックのところの事務員」のような役割を果たしているとされている。(574)
趣味・嗜好
- 趣味:
- 料理
- 園芸
- 花は祝福が豊かなため、品種改良と管理にも参入している。
- 屋敷の模様替え
- 魔術研究(魔術書解読、術符作り、調薬など)
- 音楽鑑賞(ロージェの席を押さえているほど)
- ファッション
- 好きな色:
(衣服)黒・白
(インテリア・家材)青灰色
(花)赤・深紫
(似合わないと理解しているが好きな色)サンドベージュ・ラベンダー
- 得意料理:
本人曰く、「何でも」。
ご主人様に言わせると「パイ、タルト各種」。- 料理技術は、特定の店や職人しか持ち得ない技術/秘伝のレシピの場合、入手のために潜入修行したこともある。最近になって薬湯作りの勉強を重ねている。飴類には興味が持てず、あまり作らない。
- 市場では、かなり良い品物だけを狙って買い上げている(548)。
- ネアの使い魔になるまでは、過分な魔術付与になることを嫌い、歴代の恋人にも(簡単な一品ならばともかくとして)選択の魔物・アルテアとして料理を振る舞ったことはない。(k647)
- 仮に屋敷のどこかで食事を共にするとしても、その場合は料理人を招いてしまうことで、アルテア自身の料理を振る舞うことはしない
- ただし、擬態中の振る舞い方として必要であれば作ることはある
- 好きな食べ物:
- 魚介類。特に海老
- ローズマリー
- キノコ類(キノコ専門店であればアルテアとの遭遇率はかなりのものかもしれない)
守護・祝福等
ネアとの間に相互守護がある
その他
屋敷・城について
- 城
- 現在はほとんど城を所有していない。
- かつて「人を住まわせる城」を複数所有していたが、今から四百年ほど前に、「管理が面倒になった」という理由でそのほとんどを自ら壊してしまった。(574)
- 現存することが確認されている城
- ほこりに譲った城
- 花底の城(881)
- 死者の国近くのあわいの中のさらに影絵の中の「ここではないどこか」という特殊な隔離地にある炭灰色の美しい城
- リーエンベルクの地下にあるあわいの列車駅・ウィーム穴熊駅から続く「花底の城 駅」にある。上空には薔薇か牡丹のような赤紫の花が空いっぱいに円環状に咲いており、これはかつてこの土地を滅ぼした大規模な花冠の排除術式そのもの。城はこの花冠の真下にそびえており、かつて地上に存在していた頃から城を気に入っていたアルテアが、影絵の中に残されていたのを見つけて以来、城の中をリノベーションして使っている。
- なお、元々この城を建てた人間の王を滅ぼしたのはノア。(883)
- 屋敷・工房
- 基本的にどの家も大変趣味がよく、ネアを虜にする内装・外観をしている。また、ほとんどの拠点で花がふんだんに活けられているのも特徴。
- 本宅(487)
- 所在地:ウィームの領地境界近くにある特殊な魔術隔離地
- 外観:不明(ネアを警戒したアルテアによって、直接玄関ホールへの転移で連れてこられたため)
- 玄関:
淡い水色の石造りで、青みのあるクリスタルめいた宝石で作られたシャンデリアが下がっている。玄関ホールの真ん中には、風景を切り取って固定したような泉(アルテアの説明では、影絵を加工した花器)があり、湖畔には水仙やヒヤシンスのような花が咲き乱れ、エメラルドグリーンの澄んだ水を湛えている。また、二階へ抜ける二重螺旋の螺旋階段には、白緑の翡翠を使って本物のような蔓草の装飾が施されている。
- 応接室風の一室の内装:
壁は青みがかった灰色で、淡い青緑のモールドの効いた上品な部屋。男性的かつ繊細で、掠れたような白灰色の美しい家具は、木材が一部乳白色に結晶化している。床は掠れた風合いの青灰色の木の床で、見事な艶があり、飾り棚の後ろ側の壁にだけ白地に藍色の繊細な蔓草模様の壁紙が貼られている。カーテンレールは植物のような優美な形をしており、窓からは丁寧に設計された美しい庭が見える。
- 厨房:
冬の湖の青さを水彩で表現したような青い石で作られ、プロ仕様の調理器具や調味料が揃っている。
- ザルツの屋敷(190)
- 所在地:ウィーム領第二の都市・ザルツ
- 特徴:具体的な描写は少ないが、アクス商会からの納品先として指定していた屋敷。
- シュタルトの屋敷(354)
- 所在地:シュタルトの高台
- 外観・庭:まるでお伽噺に出てくる魔法使いの館のような外観で、必要以上に大きな邸宅ではなく、絵のような雰囲気の秘密めいた佇まい。石壁は淡く光る白い花をつけた蔓薔薇が生い茂った、斑らに白味がかった青灰色のもの。親指の先サイズの林檎めいた果実の生る大きな木と、アイリス・紫陽花・水仙や可憐な小さな花々が咲き乱れる庭園があり、赤紫がかった苔むした庭石や、緻密に配置された小川まである。
- 内装:グレージュがかった柔らかな石造りの内観で、青緑とくすんだ赤紫の模様の絨毯が敷かれ、野生の花がふんだんに活けられている。この屋敷の厨房もプロの料理人顔負けの道具揃いだが、香辛料用の石のすり鉢、干したハーブや使い込まれた焼き釜などの雰囲気がまるで料理上手のお婆ちゃんの家のような温かな雰囲気を醸し出している。
- ヴェルリアの別宅(456)
- 所在地:ヴェルリアの山側の貴族街の高台。窓からは港が見える。
- 外観:不明
- 内装:深い色合いの琥珀のような石材と孔雀色の壁が特徴のアルテアらしい内装。家具は黒曜石のような素材で統一されており、色鮮やかな織り柄の絨毯が敷かれている。大きな円卓には瑞々しい赤紫色の花が活けられた青磁の花瓶が飾られており、ネア曰く南国の高級リゾートホテルのような雰囲気。
- ウィームの工房(k611)
- 所在地:ウィーム中央の繁華街、大通り沿いにある四階建て複合住宅の三階。インク工房の事務局やアルテアの工房以外にも工房が入っている
- 外観:水色がかった灰色の石材の四階建ての複合住宅
- 内装:複合住宅の入口である石造りの高級感のあるエントランスにはシャンデリアが置かれ、魔術仕掛けの郵便受けが並ぶ。
アルテアの工房は、魔術師の工房とお洒落なカフェが一体化したような空間。綺麗なレリーフのある紺色の扉を抜けると、わずかに薔薇色がかった木の床をそのまま結晶化させたような質感の床石が使われ、卵型の泉結晶のシェードの洒落た照明が天井のあちこちから吊り下がっている。使い込まれた木の板が載せられた大きなシンクのような陶器製の作業台が置かれ、壁には束ねた花や薬草が掛け金に吊るされている。
- 使途:土地に紐付いた魔術や、街中でしか動かせない魔術のために購入してある工房。なお、四階左側にも工房を構えている者がおり、アルテアともども「工房」であることは伏せていたがディノにあっさり見破られた。四階の誰かの工房の存在はアルテアも知らなかった模様。
- (補足)ウィームの複合住宅の特徴:エレベーター的なものはないものの、荷物用魔術転移台や階段補助の祝福がかけられていたりする
- 雪白の館(k190)
- 所在地:あわいの領域にあるバンアーレンの霊峰
- 外観:切り立った山々を背景にした白い屋敷。白薔薇の薔薇園が併設されている。屋敷の奥には澄み渡った湖が見える。
- 広間:白と水色を基調としている。大きく取られた窓には、蔓薔薇の織り模様がある霧のような白いカーテンがかけられ、床は硝子質でざらりとした青灰色の結晶石(新月の夜の湖水水晶)が使われている。
- 特徴:作業と商談用の屋敷。元はグラフィーツの持ち物だったが、売りに出されたものをアルテアが買い取り、現在の場所へ移設。
- 側陸地の拠点(複合住宅の一室)(k646)
- 所在地:側陸地の運河が多い豊かな都市にある高台の集合住宅の上階(階数不明)
- 内装・内観:豪奢ではないが手狭でもない複合住宅の一室。四部屋あり、窓からは運河の街並みを一望できる。ラベンダーのような香りがし、青い印象の部屋。厨房はカウンターのようになっている。アルテア曰く、滅多に訪れないので最低限の物しか揃えていないとのことだが、ピアノ曲など100曲ほどの音楽を収めた備え付けの魔術道具もあり、ネア目線では充分に素敵な部屋。
- 趣味用の魔術工房
- ディアニムスの王都に趣味の魔術工房を所持。アルテアが過去にディアニムスの音楽院で講師として潜入し、収穫の仕込みをしていたが、同時期に余暇を過ごしていたウィリアムから得た情報を利用して構えたもの(この魔術工房設置にあたってはアイザックが競り負けている)。
- 番外・エイコーンの屋敷(厳密にはアルテアの屋敷ではないため番外とする)(k447)
- 所在地:とある国のエイコーンという都市
- 特徴:ネアのとある任務の際に作った拠点。屋敷に関する認識の魔術調整はディノがおこない、内装含む「魔術の内側の造り付け」はアルテアがおこなったもの。
- 外観:明らかに貴族の邸宅という壮麗さかつこの国特有の重厚な石造りの建物。
- 内装:外観とは異なり、エイコーン風のデザインは一切取り入れられておらず、アルテアによってウィステリア混じりの漆喰の壁や淡い灰色の家具に改装され、柔らかな色彩に満ちている。
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最終更新:2026年07月14日 19:38