EeasUS ToDo Backup Free
PCのハードディスクのクローンを作成するのによく使われている(た)。HDDをSSDに換装するような場合に非常に役に立つが、どうも2021年4月以降、バージョン13.0というのでクローン化の機能が有料化されてしまったらしい。
だから、旧バージョンは貴重である。幸いにして12.0のダウンロードファイルを持っていた。
動機
ところで、何がしたかったかというと、やや(かなり)古い東芝のノートPCを持っており、これがWindows7の32ビット版がインストールされているが、Windows10にする気にならず放置していた。DynabookSS/RX2というもので、HDDは80GB、メモリは2GB、CPUはCore2duoらしい。
このPCはHDDの交換は裏面のパネルを全部とっぱずす必要がありかなり厄介である。使われずに浮いているので色々なLinuxのインストールの実験などしてみたいが、元に戻せないと困る。
あと、このPCはキータッチが非常に気持ちがよく、ガンガン文字入力をするならこれを使いたいみたいなところもあった。
で、このEaseUS Todo Backupを使ってバックアップをとって、元に戻すことをやってみた。
バックアップの取り方
バックアップを取るHDD(USBメモリでも大丈夫だった)を刺した状態で
EaseUS Todo Backupを起動し、システムバックアップを選ぶ。システム名にWIndows7が出てくるのでそれを選んで、実行のボタンを押す。宛先が差し込んでいるHDDもしくはUSBメモリになっていることを確認する。
EaseUS Todo Backupを起動し、システムバックアップを選ぶ。システム名にWIndows7が出てくるのでそれを選んで、実行のボタンを押す。宛先が差し込んでいるHDDもしくはUSBメモリになっていることを確認する。
そうするとバックアップが始まる。USB接続のHDDの場合は30分くらいで終わったが、USB2.0の32GBのUSBメモリは1.5時間くらいかかった。このPCはUSB2.0しかない。
バックアップされた容量は、本体HDDの消費量31GB程度に対し18GBに圧縮されていた。
ブータブルディスクの作成
復元するにはブータブルメディアを作成しなければならない。これはメニューからブータブルディスクの作成を選び、WindowsPEを選べばよい。これの作成も結構時間がかかった1時間以上。ただ以前このブータブルディスクは作っていたことに後で気づいた。
容量は400MB程度なのでそんなに大きま容量のメディアである必要はない。
復元
さて復元であるが、どうもHDDを更地にしておかないとうまくいかない。うにっくすのgpartedなどでHDDのパーティションをすべて消して、全部を未割り当ての状態にしたらうまく復元できた。そうしないと、文句を言われて復元が止まってしまうようだ。
ブータブルディスクから起動し、バックアップを取ったメディアを差し、復元、を選べばあとは何となく言われたとおりにやることで、元に戻る。戻す時間はUSBメモリからでも20分程度と割と早かった。