やりたかったことは、一つはWindowsXPを外付けのUSBメモリにインストールしてそこから起動する状態を作り、それに対してLinuxとのデュアルブート化やPuppy LinuxのFrugalインストールの試験をやってみたかった。
もう一つはLinuxのインストーラのせいでWindows用のMBRが書き換えられてしまった場合に、いちいちWindows10の回復コンソールを出すのが面倒なので、WindowsPEの起動するUSBメモリを作りたかった。
WindowsXPをUSBメモリにインストールする方法
ところがWindows XPをUSBメモリにインストールするのはかなり厄介で、やる気にならなかった。リンクを二つ置いておくが、後者は前者のコピペ
Windows10をUSBメモリにインストールする方法
WinNTSetupを使う方法
最初↓こちらを試した。
USBメモリにWindowsをインストールして起動する手順
https://www.eaton-daitron.jp/techblog/5787.html
https://www.eaton-daitron.jp/techblog/5787.html
ここの説明はUEFIブート用のUSBメモリの作り方だが、同じように作ってPC側のBIOS設定でブートをUEFIにしてもうまく起動できなかった。USBメモリをMBRでフォーマットし直してやってみたが、やっぱり起動できない。ちょっと難しいそうなので諦めた。rufusのバージョンが違ったせいかもしれない。
WinToUSBを使う方法
次に↓こちらを試した。
Windows10をUSBメモリから起動する方法「Windows To Go」
https://freepc.jp/post-33231
https://freepc.jp/post-33231
これは特に問題なくうまくいった。HDDにもメモリにもインストールできる。ただ、使用時にいくつか問題がある。
外付けUSBからの起動時の問題
まず、本体のHDDがつながったままの状態でUSBにインストールしたWindowsを最初に立ち上げると、本体のNTFSがどうのこうのと言っていきなりcheckdiskを始める。本体のHDDを外しておけばもちろんこうした問題はおきない。
次に外付けHDDを最初USB3のポートに接続していたが、USB3のドライバをインストールし再起動するとエラーが出て起動できなくなってしまう。考えてみれば当たり前のような気もする。USB2のポートに差し替えて再起動すると問題なく立ち上がった。
結局この後USB3のポートに接続して起動するとブルー画面に落ちてしまい起動できないことになった。NTFSのCheckdiskも毎回出てきてさすがにうざい。
このように外付けUSBから起動するWindowsは、もともと想定していない使い方故、不安定かつ、油断すると本体の内蔵HDDを変にしてしまいそうで怖い。BIOSなどで内蔵HDDをDisableする機能があればよいが、そうでなければ結局安全のために外して使うことになる。だったら、最初からHDDを交換して普通にインストールすればいいってことになる。ちょっとこうした使い方は結局しないかな、と思った。