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プレーリー大衆主義
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The New Order
プレーリー大衆主義 | ||
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英名 | Prairie Populism |
別名 | ||
登場作品 | The New Order | |
上位イデオロギー | 保守主義 | |
主要なイデオローグ |
開拓時代の伝統と現実から生まれたプレーリー大衆主義は、エリートの不道徳的な腐敗と闘う、庶民の知恵と正直さを中心に据えた政治信条である。プレーリー大衆主義者は、通常の生活を送る者の美徳を称賛し、人々と共に権力者の邪悪や不名誉を非難する。社会の悪や政府の失敗の責任を、分別や良識を持たず、カネとコネに物を言わせる者たちに押し付ける。プレーリー大衆主義者にとってみれば、社会問題を引き起こしているのは、田舎で暮らす庶民の日常的な苦労から切り離され、孤立している利己的なエリートの過ちなのだ。その種の問題を解決する方法は、そのエリートたちを権力から排除する以外にないのである。
現実的で「常識的」な統治を志向するこの種の政治指導者は、政策決定においては柔軟性を発揮し、第一に国民自身が望んでいると思われることに対して何よりも固執する。経済・社会問題に対し穏健な、あるいは進歩的な解決策を提唱することもある。だが、その根底には常に、社会構造の急激・革命的な変化と敵対する道徳主義や伝統への尊敬の念があるのだ。一方で、国家機関の出す概念的な考え方や民主主義は堅く支持する。プレーリー大衆主義者が破壊しようとしているのは、権力中枢を汚す泥棒政治家やろくでなしだけであり、中枢そのものではない。彼らは、農民や労働者の「能無しを放り出せ!」という叫び声を聞いているのだ。そしてその声は、政府から疎外され、政治家に騙され、品位を貶められたと感じている人々にとって、実に力強いものとなるだろう。
(TNO日本語化Modより引用)