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親衛隊寡頭制
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Red Flood
親衛隊寡頭制 | ||
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英名 | Praetorian Oligarchy |
別名 | ||
登場作品 | Red Flood(Hoi4) | |
上位イデオロギー | 多頭政体 | |
主要なイデオローグ |
軍隊は、その欠陥と栄光とともに、人類文明の基礎の一つであり、歴史のあらゆる時代における重要な政治的プレイヤーであり続けてきた。軍隊は、政権や国家全体の運命の輪となり、今日でも名を持つに相応しい全ての国家にとって不可欠な道具である。この現実の暗い真実とは、時に、この権力への近さがそれを飽くなき渇望に変えてしまうということである。
必要性や野心からか、「国家を持つ軍隊」という原型は、可能性でもあり危険でもある。決定された政治的目標を、武力を持って追求するために、軍事的組織の創設が必要となる場合がある。やがて、その運動は自分たちが制服を着て戦闘太鼓の音に合わせて行進していることに気づく。その組織は厳格な規律と指揮系統に従い、組織の指導者は厳格な敬礼で迎えられ、指導者らの持つ神話は兵士の信条に変わっていく。また、国家に対する責任を果たせない可能性のある文民政府が、軍事権力によって素早く取って代わられる場合もある。言い換えれば、国家の最後の防衛線が単にその目的を果たすわけである。または、国家が自らの軍隊に信頼を置き、さまざまな理由から特定の領土に対する絶対権の特別な行使を認めている場合もある。それは一時的なものであっても無期限であってもよいが、武装した男たちに対する敬意というものには議論の余地がない。
これらの瞬間をカウディーリョや他の専制君主などの魅力的なカリスマと混同してはならない。これは一個人の仕事ではないのだ。目撃しているのは、一人の将軍ではなく、軍隊という制度に対する政治システム全体の服従である。彼ら自身の規則、社会内社会、自身の象徴や物語を持つギルドである。軍事政権を通すにせよ、一人の独裁者を通すにせよ、これは戦士が自らの階級の徳によって、書記官や商人たちを支配するという自然な権利の達成であるのだ。
(RF日本語化Modより引用)