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アリオ=クリオーリョ主義
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The New Order
アリオ=クリオーリョ主義 | ||
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英名 | Ariocriollismo |
別名 | ||
登場作品 | The New Order | |
上位イデオロギー | 国家社会主義 | |
主要なイデオローグ | アルフォンソ・ウリベ・ミサス |
1953年、国民行動党のアルフォンソ・ウリベ・ミサス委員長は、自らの思想と主張を壮大なマニフェスト、アリオ=クリオーリョ主義宣言として書き記した。コロンビアにおいてクリオーリョと呼ばれる、ヨーロッパ人またはメスティーソの血を引く人間は、コロンビアのみならずアメリカ大陸を支配する民族であり、ドイツのアーリア民族と対等な存在であると宣言したのである。第二次世界大戦におけるヨーロッパ・アーリア人の成功に魅了されたアリオ=クリオーリョ主義の信奉者は、ドイツへの永久の忠誠を宣言し、クリオーリョの地であるコロンビアでその成功を見習おうとしているのだ。
アリオ=クリオーリョ主義の教義では、全てのクリオーリョの内部に存在するアーリア人を目覚めさせるためには、規律、悟り、美徳の厳しい道を歩まねばならないとしている。それが思想の軸であり、生来の優位性を実現する方法なのだ。アーリア人への覚醒へと繋がるその美徳は、クリオーリョが自らに眠る優れたヨーロッパ的遺産を認識し、最初に解放された国家であるドイツの手法の採用に繋がるものである。
コロンビアと国民は特定の人種や肌の色を持っているわけではないが、クリオーリョという概念はそのような制約をはるかに超えて広がっている。白人やメスティーソのコロンビア人であれば誰でも、覚醒し、アリオ=クリオーリョとしての役割を引き受けることができる。だが、アフリカ系コロンビア人や先住民のような人種では、クリオーリョのようにアーリア的潜在能力を引き出すことは不可能だ。そのような者たちが目指すべきは、アリオ=クリオーリョの文化や伝統に進んで同化することだ。それでも得られるのは、人種の前につく「徳の高い」という接頭辞のみである。そうでなければ、奴隷になるしかない。ではコロンビア国内の、いわゆる「敵対人種」はどうだろう。アリオ=クリオーリョの夢とコロンビアの未来にとって、下劣なユダヤと外国の菌は悪玉だ。逃げるか、絶滅させられるかしかない。
(TNO日本語化Modより引用)