FP > FP1級応用編の解法まとめ

応用編対策
FP2級の実技試験にも使えます。

A.ライフプランニング
1.基礎年金の計算
【ヒント】足し合わせたら480月になる。
例)学生であった期間(9か月)は全額免除期間、現在まで1号期間338月、60歳まで加入予定(133月)→合計すると480月
2.(外部リンク:シケタイ委員会) 老齢基礎年金・老齢厚生年金の計算問題の攻略ポイント
3.(外部リンク:シケタイ委員会) 遺族基礎年金・遺族厚生年金の計算問題のポイント
(外部リンク: 応用編対策 | FPWiki) 09.在職老齢年金と高年齢雇用継続給付金の計算


C.金融
1.ROEの3要素分解(デュポンシステム)
【ヒント】事業利益/自己資本を自分で分解してみる
→事業利益/売上高 × 売上高/自己資本
→事業利益/売上高 × 売上高/総資本 × 総資本/自己資本

2.各略称について
【語呂】サステ内部RyuhO率エ・・・
サステナブル成長率:ROE×(1−配当性向)
自己資本=純資産−新株予約権−非支配株主持分
事業利益=営利+受取利息と受取配当金+有価証券利息
→半分経常利益と覚えてました。
(外部リンク: 応用編対策 | FPWiki) 財務データ分析


3.各シナリオの標準偏差の求め方
確率 Y Z 6:4の時の各シナリオの収益率
40% 15% △5%
40% 10% 15%
20% △5% 10%
期待収益率
1.各ファンドごとの収益率①、②を求めて、6:4の時の期待収益率⑥を求める
2.6:4の時の収益率③~⑤を求める
3.③~⑤から⑥を使って標準偏差を求める

4.ポートフォリオの標準偏差の覚え方(金融経済FPwikiオリジナル 2024/3/21発明)
(ax+by)^2
=a^2・x^2+b^2・y^2+2abxy
ここで、x=(Xーx̄)、y=(YーȲ)とすると
=a^2・(Xーx̄)^2+b^2・(YーȲ)^2+2ab(Xーx̄)(YーȲ)
(x証券の割合の二乗×Xの分散+y証券の割合の二乗×Yの分散+2×x証券の割合×y証券の割合×共分散)

(ABの標準偏差)2
=(Aの標準偏差×Aの投資比率)^2+(Bの標準偏差×Bの投資比率)^2+2×Aの投資比率×Bの投資比率×Aの標準偏差×Bの標準偏差×相関係数
=(Aの標準偏差×Aの投資比率)^2+(Bの標準偏差×Bの投資比率)^2+2×Aの投資比率×Bの投資比率×AとBの共分散
=(Aの標準偏差×Aの投資比率)^2+(Bの標準偏差×Bの投資比率)^2+2×Aの投資比率×Bの投資比率×Aの標準偏差×Bの標準偏差×相関係数
※相関係数
=AとBの共分散/Aの標準偏差×Bの標準偏差
(A+B)^2=A^2+B^2+2×A×Bの式を思い出すと覚えやすい
(外部リンク: 応用編対策 | FPWiki) ポートフォリオ(期待収益率・標準偏差) | 応用編対策 | FPWiki

【ヒント】利回り計算問題は  もうけ÷投資金額×100(÷年数)

D分野 タックスプランニング
1.法人税
【ヒント】法人所得はきれいな数字になるケースが多い。
別表4
区分
⊕加算 当期利益
納税充当金
役員給与の損金不算入
役員退職金の損金不算入
交際費の損金不算入
減価償却超過額
小計
⊖減算 減価償却超過額の当期認容額
退職給付引当金の当期認容額
受取配当金の益金不算入
小計
仮計
⊕法人税から控除される所得税額
合計
欠損金
所得金額または欠損金額
当期利益+加算項目−減算項目+法人税から控除される所得税額で合計を出す
(外部リンク: 応用編対策 | FPWiki) 法人税の計算

2.所得税
【ヒント】問題練習の際、確定申告書の表1を使うと分かりやすい。
(外部リンク:シケタイ委員会) 【タックス】所得税の計算問題
【ヒント】金融類似商品に注意→5年以下の満期が決まっている保険は源泉分離課税→総合課税に含めない



【ヒント】セットバック⇔角地加算+10%、準防火→耐火建築物+10%
セットバックじゃなければ角地+10%の可能性が大です。
(外部リンク:シケタイ委員会) 建蔽率・容積率の計算問題の攻略ポイント
(外部リンク:シケタイ委員会) 宅地の評価(相続路線価の計算)
(外部リンク:シケタイ委員会) 小規模宅地等の特例計算問題Special☆
【語呂】(特定道路w1={(12-w2)×70-L}/70の覚え方)セブンL分(エルブン)、夜12時までやってるよw (金融経済FPwikiオリジナル 2024/4/27発明)
70→L、12→wと連想します。セブンイレブンは昔朝七時から夜11時までだったので、夜12時までやってるよwとします。


F分野 相続・事業承継
1.株価算定
【ヒント】類似業種はアルファベットを書いておきましょう
比準要素 X社 類似業種
1株(50円)当たりの年配当金額 b 1.0円B
1株(50円)当たりの年利益金額 c 10円C
1株(50円)当たりの簿価純資産価額 d 100円D
類似業種の1株(50円)当たりの株価→A
【ヒント】小数点切り捨てに注意。問題文をよく見て
(b)→10銭未満を切り捨て
(c)→円未満を切り捨て
各要素比準割合
b/B→小数点第二未満切捨て
c/C→小数点第二未満切捨て
d/D→小数点第二未満切捨て
比準割合
(b/B+c/C+d/D)/3→小数点第二未満切捨て
類似業種比準価額=A×(b/B+c/C+d/D)/3×斟酌率→10銭未満を切り捨て
類似業種比準価額=A×(b/B+c/C+d/D)/3×斟酌率×一株資本金/50円→円未満切捨て

《設例》の〈X社の概要〉に基づき、X社株式の1株当たりの類似業種比準価額を求
めなさい。
〔計算過程〕を示し、〈答〉は円単位とすること。
また、端数処理については、
1株当たりの資本金等の額を50円とした場合の株数で除した年配当金額は10銭未満を切り捨て、(b)
1株当たりの資本金等の額を50円とした場合の株数で除した年利益金額は円未満を切り捨て、(c)
各要素別比準割合(b/B,c/C,d/D)
および比準割合({b/B+c/C+d/D}/3)は小数点第2位未満を切り捨て、
1株当たりの資本金等の額50円当たりの類似業種比準価額は10銭未満を切り捨て、(A×({b/B+c/C+d/D}/3)×斟酌率までをかけた段階)
X社株式の1株当たりの類似業種比準価額は円未満を切り捨てること。 (上の式に、一株当たり資本金÷50円をかけた最後)




2.相続税
【ヒント】法定相続割合は全部足し合わせたら1になるはず
【ヒント】民法上の法定相続人と相続税法上の法定相続人の計算に注意
(外部リンク:シケタイ委員会) 相続税計算問題のチェックポイント


kindle unlimited で無料の問題集があるようです。unlimitedが2か月99円セールの時もあるので、コスパ考えればそれで頑張るのも手だと思いますよ。
この商品はAmazon商品紹介機能をご利用いただけません。 この商品はAmazon商品紹介機能をご利用いただけません。
2023-2024 1級FP技能士(学科)合格テキスト(紙)→きんざいの後継テキストです

2023-2024 1級FP技能士(学科)合格テキスト(kindle)→きんざいの後継テキストのキンドルver.です
この商品はAmazon商品紹介機能をご利用いただけません。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2024年05月03日 15:44