※
目覚めた女…
空条徐倫は未だ下を向いたきり動かない。
持ち主から離れ、土に還る運命にあるだけの生首を抱えたままで。
徐倫が眼をさましてから既に数十分経ち、
ホルマジオは焦れた。
接触すべきか、否か?それを判断する材料が一向に揃わない。
だが、この女は涙を浮かべている。
目の前の首だけになった参加者を想ってか、それともアバッキオと
イギー、まだ安否のわからぬ彼らを想ってか。
後者についてならば、自分には教えてやれることがある。
短い付き合いだったし、自分の立場からは敵に当たる男だが、アバッキオは何となく自分の死を徐倫に伝えてやってほしい、と言いそうな気がした。
(囚われずに先に進め、とかなんとか気障ったらしく言うんだよ、あいつなら。俺にはわかるね。)
それに彼女はそこまで常軌を逸して取り乱している様子でもない。
手のひらを握り締め、何かに耐えているような行動をしてはいるが、話くらいはできるだろう。
ホルマジオはそう考え、スタンドを解除し接触することを選択した。
「!…誰よ、あんた?」
相手の反応は、まあまあ普通…。叫ばれなかっただけでも上々だ。
一方、思考の波に呑まれ、一瞬反応の遅れた徐倫はストーン・フリーを素早く発現させつつ、相手の動向をうかがった。
見たところ、カビのスタンド使いとは違う人相だ。
だがこいつに自分を襲う意思が無いとは限らない。
「おっと攻撃はなしだぜ。俺は今までカビのスタンド使い相手に戦っていた。お前の仲間のアバッキオと犬っころとのチームでな。」
ホルマジオは手っ取り早い意思表示として、両手を挙げることで攻撃の意思のないことを示した。
スタンドという特異能力が蔓延るここでは信用効果は薄いかもしれない。が、これ以外に出来ることが無い。
後は己の口だけが頼りだ。
「…カビのスタンド使い…どうなったの?全員無事なの?…なぜあたしがあの2人を知ってるって知ってるの?」
徐倫は目の前の相手の安全性よりも仲間の安否が気にかかるのか訪ねてきた。
しかし、実際会話をしてみるとどこか様子が変だ。
(全体的に表情がうつろで、おかしな感じだな…。警戒心のほかに感じられるのは…?なんだ?無関心…じゃ矛盾するか。
何かラリッたような……阿片中毒の人間がこんな表情だったぜ…?まさかキメてんじゃあねえよなあ~?)
彼女から漂う決定的な違和感の正体をつかめないまま、取り敢えず攻撃される様子はないので言葉をつづけていく。
とにかく自分のペースで物事を進行していかなくては。
信頼を得るためにも、会話の主導権を持つことが肝要だ。
「焦るな。まずは残念なお知らせだ。頼むから取り乱して泣きわめいたりすんじゃねえぞ。
アバッキオと犬は死んだ。さっき襲っていたカビ野郎が楽しそうにニヤつきながら西に歩いてったからな。
俺は戦闘中はぐれてた…。お前があの2人の仲間だと知っていたのは、ま、自分のスタンド能力のおかげだ。」
「……そう、なの…あの二人が…。そう…死んだのね…。…あんた、本体が離れてくのを黙って見てたわけ?」
ホルマジオは直球で痛いところを突かれ、自嘲気味に笑った。
「はッ、事情も知らねえで挑発的なこと言ってくれるじゃねえか。腰抜けだと思うんなら思っとけ…その通りだからよ。」
しかしこの女の反応はなんだ?泣きわめくかと思い予め釘をさしておいたが、この落ち着きぶりは逆に薄気味悪い。
彼女が未だ抱えたまま放さない生首。
これの醸し出す雰囲気に影響されて、視界から拾う情報が必要以上にグロテスクに感じるだけか?
「いいか、俺の目的は生き残ることだ…誰かを積極的に殺して回る気なんざさらさらねえ。合流したい仲間もいるしな。」
ホルマジオは相手の様子を伺いつつ、言葉を続ける。
「それに、策さえ整えば…、絶対勝てるって確信があるのならカビ野郎を追跡して叩いてもかまわねぇ…。
お前も仲間だったのなら、そう思ってんじゃねえのか?ま、あれだ…つまりは手を組まねえか、ってことだよ。」
相手の提案を受けても、徐倫は未だに地面を見たままだ。
ぼんやりとした表情で答える。
「……アバッキオとイギーの復讐に…?悪いけどそれはできないわ。」
「アァ!?てめえ…ぼーっとしやがって、今の状況わかってんのか!?おら、その気味悪ィモンを離せ!」
ホルマジオは、薄い反応しか示さない彼女にイラ立ち、はたく様に生首を払いのけた。
その首は半回転して徐倫の腕から離れ、べちゃ、と地面に落ちる。
転がった首を緩慢な視線で追い、彼女は話し出す。
「……あたし、決めたの。どんなことしても、会いたい人に会いに行くって。」
その瞳にかつて灯されていた黄金の精神は、今やその影を潜めた。
代わりに存在するのは、熱く煮えたぎる地獄そのものの様な穴だった。
「あなたもこの人も、アバッキオも、イギーも…みんなみんな、延々と続く悲劇の中で、出会っては消えていく儚い顔にしかすぎない。
あたしがこの人を殺してしまったのも、なるようになっただけよ……。アバッキオとイギーもそう……。」
徐倫はその時初めてホルマジオを見た。
徐倫の眼を正面から見たホルマジオは、彼女が決断した事柄がなかなか穏やかなものではないらしいことを感じ取る。
「この人には家族が、恋人が、友人がいたかもしれない…いえ、きっといたんでしょう…でもあたしにだっているわッ!」
加えて、彼女は一般人とは少し違うらしいことにも気が付く。
これまでが安穏とした人生ではなかったのだろうか?凄みのある瞳だ。
自分達のように職業的に人殺しをしているという訳では無さそうだが、ある程度場慣れしている様に感じる。
それにしては言ってることは生ぬるいがな、とホルマジオは密かに心中で零す。
「あたしには会いたい人がいる…家族に、ここに来る前からの仲間…。
私にはわかったの。目的の為に、手段で迷っている場合じゃあない…。殺人も止むを得ないと思っている…。」
父親と仲間の為ならば、どのような過程をも厭わない。
父親の死の感覚を事実として受け入れることを拒否した彼女は選択した。
『望む結果を得る為ならば過程などどうでもよい』
その為に何人死んでしまおうと、それは問題ではない。
みんなで生きて、元の場所に帰るのだ。
どんな善人が被害を被ろうと、どんな悪人が得をしようと、自分に害をなさぬ限りそんなことは関係が無い。
「かわいい顔して、冷酷なこというじゃあねえか。アバッキオ達がくたばったのも、何とも思わないってか?」
「フッ、そうね…冷酷さも必要だと思わない?こんな状況なんだから。
アバッキオと…イギー、…は…そうよ、言ったでしょ。なるように、なっただけよ…。
あたしは何がなんでもあいつに会うのよ…父さんに…きっと生きているわ……。」
徐倫は肩のアザのにそっと触れ、祈るように目を閉じる。
しかし、ただ祈るだけでは願いが叶うはずもない。
他人に陥れられ、投獄の憂き目にあった彼女には、それだけは実感として分かっていた。
では、どうすればよいか?
簡単だ。戦えばよい。
祈りとは、即ち戦うことだ。
邪魔な障害をなぎ倒し、祈り、戦い、その果てにたとえ体がボロボロになっても、心が死んでしまっても。
会いたい人が、生きて欲しい人が無事ならば。
(父さん…アナスイ、ウェザー、FF。会いに行く。必ず。荒木は当然だが、邪魔するやつ、あたしの前に立ちふさがる障害には容赦しない。
その為に他人が犠牲になっても…あたしは立ち止まらないだろう。…大切なものを守るために!)
決断は下された。
アバッキオとイギーの死に後ろ髪をひかれる思いすら無理やり押し殺す。
砕けた心を歪に繋ぎ直して先へ向かうしかない彼女。生きるために。守るために。
彼女の選択は、果たして是か非か?
「ふん、そいつら全員の名前が次の放送で呼ばれたらどうする気だ?後追いでもすんのかよ?もう小一時間すりゃあ放送だぜ。」
「そんなことは心配しなくていいわ。絶対に起こらない事だもの、考える必要はない。それにそのセリフはそっくりそのままお返しするわ…。」
何の根拠もなく、意地だけで言い返している様がありありと感じられる。
そんな徐倫の様子にホルマジオはいら立つ。
「ケッ、そりゃお前がそう思いたいだけだろうが。俺らは職業柄、死ぬ覚悟は常にしてんだよ。」
彼の様に常に片足を棺桶に突っ込んだ職業をこなしてきた人間にとって、子供の駄々など只々煩わしい。
抑えきれずにとげとげしく言い放つ。
「ま~あいいぜ、時間も無駄にはできねえからな…。
言っとくが、お前がそう決めたんなら俺はもう何も言わねえ。当然邪魔もしねえ。
お前が俺の仲間に危害を加えない限りはな。…で、どうする?俺の提案は却下か?」
ホルマジオの嘲笑にぴく、と眉を動かしたが、そのことには一切触れず、考えず、徐倫は自らの方針を伝える。
「手を組むってやつ?却下ね。理由は一つ、あんたを信用できない。今までの話だって何も裏付けが無いわ。」
徐倫は雄々しく言い放ったが、頭の中は混沌としていた。
(名前が呼ばれるなんて無い…あるはずない…でも…もしそうなったら、あたしは…あたしは……)
ホルマジオの目論見は失敗に終わった。些か感情を表に出し過ぎ、相手を説得するまでにも至らずじまいだ。
何度目かわからない舌打ちを鳴らすと、ポケットに手を突っ込んで砂を蹴る。
「そーかよ。お節介焼いちまって悪かったな。…だが!アバッキオと犬っころのことは…もう少し考えてやれよ。」
ホルマジオは徐倫に背を向け歩き出した。
彼はがっくりと肩を落としてはいるが、次の行動をとるため思考を展開する。
(また振り出しか…。いい加減マジに疲れてきた。俺は何しにこいつに接触したんだよ。まったく、しょうがねえなあ…。
とりあえずは他人と接触を図らなきゃあ始まらねえ。向かうなら繁華街やらそのあたり、か。)
殺人ゲームとはまるで無関心を決め込む、明るく澄んだ空を見上げると嘆息が漏れた。
一方の徐倫は去ってゆくホルマジオを見もせずに、また頭を垂れ地面を見据える。
(放送を聞くのが怖い…。でも、今はどこかに隠れなくては。)
そして同じくため息を吐きだした。
※
(このスタンドはやばすぎる!…何でカビるんだッ?!何が発動の条件なんだ?なんで上に上げると止まるんだ?)
恐怖の為か、必要ないという確信があるからか、
虹村億泰は男が見えなくなっても後ろを一切振り向かずに走り続けた。
(分かるかよォー…。自分の頭なんか頼りになんねえ…だが絶対にヤバいってことだけは分かるぜッ。なんかとにかくやべぇってことだけはよォー!
ここで意地張って死んだら意味がねえ!あいつらの意思の為にも、俺は逃げるッ。)
走り続ける疲労の為に頭も真っ白になり、無意識にカビに侵されていた腕も下ろしてしまう。
2本の腕を全力で前後に振りながら、己の限界のスピードで逃げる。
すると、ある地点でカビに浸食された自分の肉体に変化が生じていることに気が付いた。
(やべ、腕下ろしたらだめなんだった!…あれ?カビが、止まってる…?さっきまで繁殖していたのに…ぴったりと……)
恐る恐るみると、ケロイド状になった腕の表面が現れた。
(…射程距離か…?ひとまずは収まったみてえだ…だが、あいつはぜってえ追いかけてくる…。どう出るんだ、俺はッ!?
…俺には逃げるしかできなかった。あいつらの為、なんてうまい逃げ口上があってよかったな、億泰?ホントは怖かったんじゃあねえのか…?)
誰が彼を責められるだろう?
しかし、彼は
まっすぐすぎる心ゆえに、ゲスな人間に意思を持って立ち向かえなかった自分を激しく嫌悪した。
(俺は…今の俺は死んじまったあいつらに対して、胸を張って顔を合わせられない…反吐が出るような人間をぶちのめしたかったのに、そいつの前から尻尾巻いて逃げたんだからな……。
俺はチキンですらない、意気地無しの屑だ……)
突然始まった殺人ゲーム、友人の死でどん底の気分になるも、偶然出会った人間に鼓舞され決意を固めることができたはずだった。
だが、彼の心は今や揺れるつり橋の如し。
がむしゃらな彼が当初の目的として向かうコロッセオでは何が待ち受けるのか?
そして、億泰より数メートル後方、視認されぬよう通り道の横にて
チョコラータは走りながら笑っていた。
彼はせっかく見つけたおもちゃを諦めるような、聞き分けの良い人間ではない。
即座に億泰の追跡を開始している。
見失わぬ程度の距離を保ちつつ、億泰の後を追っているのだ。
スタンドは一端解除している。走りながらでは撮影が不可能だからだ。
殺す、という目的だけならば実に要領を得ない行動だが、それだけが目的ではないチョコラータにとっては当然の処置だった。
彼は笑いが止まらなかった。
こんな喜びは今まで味わったことが無い程だ。
(クククッ!走り寄ってきたということはあいつのスタンドは近距離パワー型!
俺のグリーン・ディといい相性じゃあないか~?
もちろん俺が優勢になれる、という意味においてだがなあ~!!)
二人はコロッセオ方面へ向けて命をかけた鬼ごっこを開始していた。
だが、真の鬼は別にいるかもしれない。まだ二人が存在を認識していないだけだ。
生態系の頂点・柱の男がコロッセオにて舌なめずりをしながら、来訪者を今や遅しと待ち構えている。
※
「…また来たか。やはり目立つ建物とあって参加者が集まりやすいと見える…なかなかいいぞ。だがさっきのゴミ2人のように、失望させてくれるなよ…」
ゆっくりとその巨大な男は立ち上がり、正面に向き直った。
「さあ、仕掛けてくるか?来ないならこっちが行ってもいいぜ。」
カビのスタンド使いから必死で逃げている内に、億泰はコロッセオの内部へといつの間にか侵入していた。
どこをどう走ったのか全く分からない。
そして、誰かがいる、ヤバい、と思ったら向こうから声をかけてきたのだ。
憶泰はその男の背後から、闘気の様な一種独特の雰囲気が漂ってきているのを感じた。
どこか浮世離れしたオーラに戸惑い、さらに恐怖を重ねつつも口を開く。
「ケッ、てめえもキチガイ殺人鬼かぁ?次から次にイラつくぜッ。てめえの趣味に付き合ってやる義理はねえんだよ!イカれてんのか!こんな状況でッ。」
たくさん走って逃げたのに、また訳の分らぬ参加者に出会ってしまった。
億泰はいい加減休みたかったが、事態は全くいい方向に転ばない。
腕も痛みが激しくなってきた。
目の前の男は余裕の表情で答えてくる。
「FUN、人間ごときに我らが抱く闘争への渇望など理解できなくて当然…。
そして柱の男である俺に対して、食料以下の存在である貴様がその様な口のきき方をするか…礼というものを教えてやらねばならんな。」
「あぁ?!てめぇは人間じゃねえっていうのかよ!?いいか、今から人間をカビまみれにして喜ぶ頭のおかしな変質野郎が来るぞ!
でかい口叩くんならそいつを何とかしてからたたきやがれ!」
億泰は後ろをはらはらと振り返りながら吐き捨てる。
こいつがさっきのカビ野郎を何とかしてくれたら、と思ってはみたが、そんなうまい話ないよな、とすぐ諦めの感情が浮かぶ。
だがスタンドがほとんど役に立たない今、自分はどうしたらいいのかが全く分からなかった。
重要な選択をずっと兄に頼ってきた彼は、土壇場の選択など突然できるはずが無かった。
「ほう?確かに人間一人分の気配が近づいている…。カビ、と言ったな…それは低い位置に移動すると発動するカビのスタンド能力か?」
「低い位置ィ?しらねーが、とにかくやばいんだよ!潰し合うんならてめえらみてえにゲームに乗った奴同士でやんな!」
「なるほど…兎角メダカは続々と集まりつつあるというわけか…」
億泰と今相対している人物は、そう独語した。
その男、名を
エシディシ。
説明不要の最強生物、柱の男。
太陽の元に出ることができない彼は、ここで他の参加者を待ちわびていた。
「忌々しいカビのスタンド使い、たっぷりと礼をくれてやろうと思っていたところよ…。
偶然にせよ、そいつをここまで連れてきたことは褒めてやろう、人間。プッチ達が帰って来るまで手は出すまい。」
エシディシはさらに心中で零す。
(ゲームにも乗っていない、波紋使いでもない、只の人間だ。スタンド使いかもしれないが…。その無様な狼狽ぶりからして、大した闘争も期待できないしな。)
「はぁあ?もう意味わかんねえ…。早く何とかしないと、俺の腕もヤベえってのに……。」
エシディシは焦る億泰とは逆に、楽しそうな表情で顎に手をあてる。
そして億泰の後ろの薄暗がり、その空間に向かって話しかけた。
「どいつもこいつもコソコソと…そこに隠れている貴様。貴様か…俺をカビまみれにした輩は…。協力など望むべくもない。出てこい!」
その台詞に反応はなかった。
だがまだ気配はそこにある。
どうやら潜んでいる人物はどう動くか考えているようだ。
逃げる腹積りか、それとも何か策を練っているのか。
今、コロッセオの闇の中に潜む男――チョコラータは何を考えているのか?
【E-3 コロッセオ駅ホーム/1日目 昼】
【チョコラータ】
[時間軸]:本編登場直前
[状態]:最高にハイ、右腕切断(カビで接着&止血)、顔に小さな傷、疲労(大)
[装備]:ミスタの拳銃、
[道具]:顔写真付き
参加者名簿、チョコラータのビデオカメラとテープ、支給品一式×2
エンポリオの拳銃(幽霊)、不明支給品の詰まったディバッグ、四部ジョセフが持っていた折りたたみナイフ
[思考・状況]
基本行動方針:殺し合いを楽しみ、優勝して荒木にロワの記録をもらう
1:…考え中
2:億泰を拷問して楽しみたい
3:
ディアボロを拷問してボスの情報をはかせる
4:参加者に出会ったらどうするかはその場で考えるが、最終的には殺す
5:ホルマジオに出会ったら殺す
6:徐倫にイギーとアバッキオの死に様と、ダイアーさんの首を抱えて気絶していた徐倫自身の姿を見せる(再会できたら、やってやろうかな?程度の認識です。)
[備考]
※あまり休んでないため体力はさほど回復していません。
※グリーン・ディには制限があります、内容は以下の通り
チョコラータからある程度離れたら“感染能力”と“体に付着していた胞子”は消える
要するに今ついているカビは絶対に取れないけどチョコラータから離れれば伝染は起きなくなると思っていただければOKです
なお、どの程度離れれば効果が切れるのかというのは不明です
※参加者が荒木に監視されていると推測しています
※思考3については、「できれば」程度に思っています
不明支給品について
【E-6 民家付近に放置されているもの】
レッキングボール2個分の衛星
“ガラスのシャワーだッ!”と乱暴に書かれ、折り畳まれている紙と散乱したガラス
鋭い歯のついたモリ。
【チョコラータの持つディバッグに入っているもの】
死の結婚指輪
アリマタヤのヨセフの地図
ボーリングの爪切り
ワンチェンがジョナサンを襲撃した時につけていた武器
缶ビールが二本に共通支給品であるペンとは異なるデザインのそれ。そして“知ってるか?缶ビールの一気飲みの方法”と書かれたメモ。
ディオの母親が来ていたドレス
【エシディシ】
[時間軸]:JC9巻、ジョセフの“糸の結界”を切断した瞬間
[状態]:右手の手の甲が粉砕骨折(ほぼ全快)、頬と喉に軽傷(回復中)、
ワムウと
サンタナの死にやや動揺(戦闘に支障が出る?)、あえて人間の強さを認めた
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、『ジョースター家とそのルーツ』リスト(JOJO3部~6部コミックスの最初に載ってるあれ)
不明支給品0~2(確認済み)
[思考・状況]
基本行動方針:生き残る(乗る乗らないは現段階では不明)
0.カビのスタンド使い(チョコラータ)を殺す。億泰は取り敢えずプッチに会わせる(役に立たなさそうだが)
1.プッチにはああ言われたが、脅威となる人間は始末するつもり
2.さっき出会った二人に失望。プッチ達はもっと面白い奴らだったんだがな。今度は…どうかな?
3.常識は捨てる必要があると認識
4.プッチはなかなか面白い。しばらく一緒にいてみよう。もっと情報交換をしたい
5.太陽に弱いという意味で無理に出歩く必要はない。
6.自分のスタンドを探す
[備考]
※プッチとはお互い「気が合う、面白い」といった理由で手を組んでいるので利用する等の発想は現段階ではありません。
※時代を越えて参加者が集められていると考えています。
※C-10、特に隠れ家の周りはダービーの手足と周りの植物を基に繁殖したカビが広がってます(大体はエシディシに焼かれました)
※スタンドが誰にでも見えると言う制限に気付きました
彼らはその制限の秘密が首輪か会場そのものにあると推測しています
※『ジョースター家とそのルーツ』リストには顔写真は載ってません。
※波紋使いやスタンド使いに対して、自分や
カーズにとって脅威となるなら容赦するつもりはありません。
ただし、ワムウやサンタナの仇討ちのために戦うつもりはありません
※ダービー=
F・Fと認識しました。プッチらが来ればその事実を伝えますがエシディシ本人は意図的に広めようとは思っていません。
※『セト神』にわずかに触れましたが、これといった変化はないようです。
※コロッセオ地下は駅ホーム以外は遺跡(7、8巻参照)のような構造になっています。
【虹村億泰】
[スタンド]:『ザ・ハンド』
[時間軸]:4部終了後
[状態]:腕がカビの攻撃により重症(ザ・ハンドの『削る』能力は現在は使用不可。スタンド自体は発現可能。回復すれば使用できるようになると思われます。)
自分の道は自分で決めるという『決意』。承太郎(
オインゴ)への疑惑(今はあまり気にしていません)肉体的疲労(中)、精神的には少々弱気。
[装備]: なし
[道具]: 支給品一式。(不明支給品残り0~1)
[思考・状況]
基本行動方針:味方と合流し、荒木、ゲームに乗った人間をブチのめす(特に音石は自分の"手"で仕留めたい)
0.チョコラータから逃げたい
1.エシディシは意味不明すぎる。こっちに危害は加えないらしいが、信じるべきか否か?
2.仗助や康一の意思を継ぐ。絶対に犠牲者は増やさん!
3.承太郎さんにはすまないと思っているが何だか変だと思う。今は深く考えない。
4.もう一度会ったなら
サンドマンと行動を共にする。
5.なんで吉良が生きてるんだ……!?
【備考】
※オインゴが本当に承太郎なのか疑い始めています(今はあまり気にしていません)
※オインゴの言葉により、スタンド攻撃を受けている可能性に気付きましたが、気絶していた時間等を考えると可能性は低いと思っています(今はあまり気にしていません)
※名簿は4部キャラの分の名前のみ確認しました。ジョセフの名前には気付いていません。
※放送をほとんど聞き逃しました。(ただし、サンドマンから内容に関して聞きました。下記参照)
※サンドマンと情報交換をしました。
内容は「康一と億泰の関係」「康一たちとサンドマンの関係」「ツェペリの(≒康一の、と億泰は解釈した)遺言」「お互いのスタンド能力」「放送の内容」です。
※デイパックを間違えて持っていったことに気が付きました。誰のと間違ったかはわかっていません。(急いで離れたので、多分承太郎さんか?位には思っています。)
※エルメェスのパンティ(直に脱いぢゃったやつかは不明)はE-4に放置されました。
※億泰がチョコラータに攻撃されたのはE-4。この場所では、今は感染は起こりません。
【E-5 繁華街の少し東/1日目 昼】
【空条徐倫】
【時間軸】:「水族館」脱獄後
【状態】:全身に切り傷。疲労(大)、精神的ショック、ゆがんだ覚悟
【装備】:
ダイアーの生首
【道具】:なし
【思考・状況】
基本行動方針:打倒荒木! 絶対仲間(承太郎・ウェザー・アナスイ・FF)を死なせない。その為の過程や方法などどうでもよい。
0:第二放送まで人目に付かないところで休む
1:父さんは死んでなんかない!…でも放送で名前が呼ばれたら……?
2:私が……殺したのよ。それがなにか?
3:アバッキオとイギーの死を自分に無理やり納得させた。…もう少し考えてやれ?無理よ…そんなの…
[備考]
※名簿に目を通しました。
※徐倫は端的に言うと『開き直り』のような状態です。(ダイアーを殺してしまったことと、アバッキオとイギーの死をなるようになっただけ、と言った部分)
※ホルマジオは顔しかわかっていません。名前も知りません。
※チョコラータの能力の骨組み(下に降りると発生するカビを撒く能力)
※最終的な目標はあくまでも荒木の打倒なので、積極的に殺すという考えではありません。
加害者は(どんな事情があろうとも)問答無用で殺害、足手まといは見殺し、といった感じです。
【ホルマジオ】
[時間軸]:ナランチャ追跡の為車に潜んでいた時。
[状態]:カビに食われた傷(現在はカビの感染無し)、精神的疲労と肉体的疲労
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、万年筆、ローストビーフサンドイッチ、不明支給品×3
[思考・状況]
基本行動方針:ボスの正体を突き止め、殺す。自由になってみせる。
0:俺は何やってんだ…この女は諦める。
1:繁華街へ移動して他者と接触する。接触方法は決めていない。
2:ディアボロはボスの親衛隊の可能性アリ。チャンスがあれば『拷問』してみせる。
3:
ティッツァーノ、チョコラータの二名からもボスの情報を引き出したい。
4:もしも仲間を攻撃するやつがいれば容赦はしない。
5:仲間達と合流。
6:アバッキオ達の死をホンの少しだけ残念がる気持ち
7:カビのスタンド使いを倒せなかった自分に苛立ち
[備考]
※首輪も小さくなっています。首輪だけ大きくすることは…可能かもしれないけど、ねぇ?
※
サーレーは名前だけは知っていますが顔は知りません。
※死者とか時代とかほざくジョセフは頭が少しおかしいと思っています。
※不明支給品は本来ジョセフのものです。いまだ未確認です。
※チョコラータの能力をかなり細かい部分まで把握しました 。
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最終更新:2010年02月15日 13:37