晴天からの陽光が絶え間無く降りしきる、静かな街路。
黒々とした影を地に落とし、歩を進める者が二人。

前を行くのは学生服を着た少年。
そして彼の斜め後ろで、あたかも要人を護衛するように周囲に目配せしながら歩む、神父服を纏った男。

やや急ぎ足の歩調ではあるが、彼等の表情に焦りの色は見えない。
人気の失せた街に、二対の乾いた靴音のみが反響する。

不意に、前の少年が口を開いた。
同行者を仰ぎ見る事もなく、視線を行き先に向けたまま。

「……彼を、どう思います?」

少年に返す言葉を吟味しているのか、神父服の男は口元に手を添え、
しばし沈思の仕草をした後に、きっぱりと応えた。

「対処に困る相手だな」
「貴方も、そう感じますか」

少年が、ちらり、と背後の男を横目に見遣る。歩みは淀める事なく。
神父服の男は小さく頷き、自らの説を補足した。

「明確な敵意を剥き出しに、襲い掛かって来るような輩ならば、対処も容易いのだが。
 あの男については……どう接するべきなのか、考えあぐねているよ」

その言葉を最後に、再び彼等の間に沈黙の影が落ちる。

脈々と連なる靴音のリズム。二人は歩調も息も乱さない。北の空は、造りもののように蒼かった。

やはり前方に向いたまま、少年が語り始めた。

「突然、大勢の人間が――人間でない方もいますが――
 謎だらけの世界に放り込まれて、戦闘を強要されている。
 同時に、誘拐された人々の大半が、人知の及ばない超常能力を持つ。
 その『スタンド使い』の僕達だって、現状に戸惑っているんです」

神父服の男は、厳然そのものの眼差しで少年の背を射ている。

「それなのに、"特殊な力を一切持たない"と自称する彼の、あの落ち着き払った佇まい。
 ディオさんのように狼狽して当然なのに、あれでは、あまりにも……"平然としすぎている"。
 僕が明らかに妙と感じるのは、その点です」
「恐らくは、『スタンド使い』なのだろうな」

間断無く、少年の言葉は背後から返された。

「だが問題なのは、能力を隠している事実ではない。彼の真意だ。
 彼が、ディオと君の世界をどう思っているのか――それなんだよ」
「そうですね」

どうでもいいような口調で、少年が同意した。

「恐らくは、彼は無難に用事をこなして――エシディシに伝言を残して、館に戻るでしょう。
 僕達の反感を買うのを恐れていますから、一時的には忠実に従っているはずです。
 ですが……彼を放っておくと、いずれ厄介な事態を起こす――そんな懸念を、僕は抱いています」
「同感だな。あの男は『灰色』だ。館に控えている者達と同じように」

神父服の男はそこで言葉を切り、語調を切り替えた。やや強く。

「だが……とにかく、今は目下の問題と向き合おう。
 彼の扱いについては、館に着いてからでも再考する時間がある。
 君とディオの身の安全――全てはそれからなのだから」

少年は、軽く眼を瞑った後に、

「……判りました」

とだけ応え、両の瞳を露わにした。
その双眸に宿る仄かな光は、果たして希望か。失意か。

言葉を交わす内に、目的の場所が前方に現れていた。
泰然と己が威容を誇る、巨大なる館。
少年が写真でしか見た事のない、ある男が住んでいた城塞。

デイパックから取り出した時計を一瞥し、彼は呟く。

「もう少しで『放送』ですね」






動作の一切が見えなかった。

突然の爆裂音にそちらを振り仰いだ時には、既に全ては終わっていた。

まず、視覚的な違和感が、虹村億泰の意識上に襲来する。

確かに背後にあったはずの壁面――その不可解な消失。
そして、湧き上がる砂埃の渦の中央に聳えるのは、
"たった今まで逆の側にいた"、筋骨隆々の体躯ではないか。

億泰の視線の先で、大男は奇妙な姿勢のままに静止している。
右脚を胸の高さまで振り上げ、横から叩き付けたようなその姿は――『蹴り』なのか。

少年は、無意識の内に息を飲んでいた。腕の痛みも忘れて。

重々しい岩造りの壁を、この男が蹴りの一撃で木端微塵に吹き飛ばした――。
眼前の確固たる真実に達するまでに、数秒を要した。

穿たれた『穴』が、あまりにも巨大過ぎた。

自称する通り、こいつは人間ではないのだ――そう億泰は理解した。
男は、その肉体のパワーのみをもって、岩壁を粉砕したのである。
動きが、残像すら見えなかった。悉くが瞬刻の出来事。

暗闇に立ち込める砂塵の中で、彼は整然と佇む武神の彫像を凝視する。
虹村億泰にはそれしかできない。
この世界で、彼はただ無力だった。

未だに右脚を高々と持ち上げ、蹴りの姿勢を残存させている巨躯。
堂々たるその姿は、何を思索していると言うのか。

静寂の十数秒が経った。

美しき体躯は、その脚を優雅にすら思える動きで戻しながら、

「逃げたか」

とだけ、呟いた。






吉良吉影は、冷たい嫌悪の眼差しで、正面の巨大建築物――コロッセオを睥睨していた。
見慣れた風景の中心に高々と聳え立つ、異様極まる非現実。
その存在は、自らの立場を否が応にも想起させてしまう。

数々の呪詛が、彼の胸中に湧き上がっては消える。
――どのような意図を持って、イタリア・ローマの古代遺跡をこの街に鎮座させるのか。
――そもそも、本来あの場所に存在していた駅と周囲の建物は、一体どうなってしまったのだろうか?消し飛ばされたか、あるいは埋め立てられたか。
――街の中央にあんなものがあっては、様々な不都合が生じてしまう。主要道路が潰されている。

どこまでも日常の平穏を重んじる彼が、荒木飛呂彦の手によって戦闘空間へと改造された杜王町に、好感情を抱けるはずも無い。
古代闘技場へと進む足取りには、内心の苛立ちがありありと顕現していた。

ポケットの携帯電話は、既に着信振動を止めて久しい。
吉良は、現下の電話の使用は危険要因が大き過ぎると判断していた。
留守番電話機能にデータが無い点は確認済みだ。先程の発信者の正体が気にはなるが、やはり単独での通話はリスクが上回る。
もし味方となるような人物ならば好都合だが、逆に『積極的』な人物なら、目も当てられない結果が待っているだろう。
通話それ自体が、未知のスタンド攻撃の発端になる可能性も考えられた。
起こり得る全ての問題を覚悟した上で、未知の相手との通信に踏み切る自信と余裕が無かった。

ちなみに、例の『録音』は既に削除を終えている。
これで不安要素を一つ断ち切った訳だが、未だ処理すべき課題は山済みだ。

先刻、吉良はエンリコ・プッチジョルノ・ジョバァーナの二人に提案を切り出した。
『コロッセオへの伝言は私に任せて、君達は館に戻るべきだ』――と。
彼等からの確固たる信頼と、ディオ・ブランドーの(『手』の)安全。
その双方を得られ、なおかつ『録音』の抹消を行えるこの選択が、最も適切な道と吉良は判断した。
彼の申し出に対して特に反感も見せず、北への道を逆行していったプッチ達。二つの黒い背を見送りながら、吉良は安堵した。
――能力は不明だが、両者共に『スタンド使い』。みすみすと仲間のディオを死なせるような失敗は踏まないだろう。

別れた二人の動向を伝えるべく、吉良吉影は忌々しきコロッセオへの道を歩む。
その内部では、エシディシという男が待機しているらしい。
プッチから聞いた奇怪極まる彼の容貌が少々不安ではあるが、二人の味方と告げれば別段の問題は起こるまい……恐らくは。

ついに手に入れた単独行動だったが、安心の二文字には程遠かった。
見通しは依然として暗く、悩みの種だけには事欠かない。
あまりにも多過ぎる懸念と、『手』への抗い難い欲求が意識上で延々とせめぎ合う。

混濁する思考と隣り合わせに続く、吉良吉影の孤独なる旅路。

――それが遮られたのは、コロッセオの元まで五十メートルを切った辺りだろうか。

「虹村億泰を、知っているか?」

吉良の歩みが、硬直した。

突如、路地に響き渡った低い声は男のもの。
聞き覚えの無い声質のそれは、確かに吉良に向けられたものだった。

「もし知り合いなら、彼は……君の『敵』か、『味方』か?
 億泰が君の『敵』であるならば、その先――コロッセオには向かわない方がいい。
 面倒なボディガードが付いているぞ」

謎の声の口調は真剣そのものだった。
吉良は戸惑う――どうやら、こいつは自分を敵視している訳ではないらしい。
それどころか、真実との符合はどうあれ、彼に助言を呈している。

「……何者だ?どこにいる?」

辺りに視線を馳せつつ、謎の忠告者に向けて問う吉良吉影。
しかし彼が本当に知りたいのは、口に出したどちらの謎でもない。

――"こいつは、どこまで知っているのか?"という疑問。

自分の名前は?スタンド能力は?そして『本性』は?
死んだ東方仗助広瀬康一とかに会い、自分に関する情報を聞かされているのか?
それとも、こいつは実のところ何も知らないが、適当な質問を自分にぶつけて反応を窺っているだけなのか?

「私の場所か?君の傍らにある、シケた雑居ビルだよ。その四階だ」

まもなく返ってきたのは、意外な程に素直な反応。
それを聞きざま、吉良は額に当てた手で陽光を隠しつつ、上方の壁面を凝視する。

なるほど。確かに、四階に位置する窓の一枚が小さく開いている。
間隙の狭さと光源の関係で、発声者の顔を知る事は出来ないが。

頭上の相手に向けて、吉良は更に踏み込んだ問いを言い放つ。

「――お前は何者だ?何故、私に助言を寄越す?」

重圧感を伴う沈黙が、街路に翳る。

返答を待ち侘びる吉良の頬に、一筋の汗が伝う。そして、

「それを知りたいのなら、私の元に来い――君も納得してくれるはずだ、『吉良吉影』」

最後の単語に、瞼が震えた。

前言撤回。
安直なハッタリではない。こいつは自分について何かを知っている。
少なくとも、名前と容姿を把握されている。誰かに教えられたのか。では誰に?

傍らのビルの入口へと、吉良は視線を差し向けた。
僅かな躊躇いの後に、一歩を踏み出す。

無視はできない。行かなければならない。その末路に何が待っているにしろ。

「そうだ――それでいい。来い、私の所へ」

大きな呼気を一つ、扉を開く。

広いとはお世辞にも言い難いそのフロアは、様々な物品が乱雑に散らかっていた。
ブラインドで陽光が遮られている為に、屋外とは打って変わって薄暗い。
部屋の淀んだ空気を肌に受けつつ、余す所なく内部を観察した後に、ようやく吉良は踏み込む。
最初からの全てが罠で、声の主の仲間たる攻撃者が潜んでいても何ら不思議では無いのだ。

「――そうだな……虹村億泰と出会った経緯を教えてやろうか?」

上からの声を聞き流しつつ、入口の横手に見つかった狭隘な階段を、慎重な動きで登り始める。
襲撃に対し『キラークイーン』を発現させる準備は出来ている。

「あのチンピラを、コロッセオまで追い詰めた所までは良かったんだがね。待っていた男が問題だった。
 どうやら、あのデカブツ――私のスタンド能力を何故か把握している上に、なんと一度食らって生き延びているらしい」

階段を進む間も、まるで独り言のように声は続いていた。
狭い階段を反響し下階の吉良まで伝わるその大音声に含まれた、どこか愉快げな響き。

「おいおいマズイな、こいつの能力は"相性が悪い"――そう私は判断した。
 私は賢明だから、危険と判断した穴に首は突っ込まない。
 ……そんな訳で、あの闘技場から命からがら逃げてきたって訳さ」

吉良、二階に到着。
階段に隣接する廊下に回り込み、闇に覆われたその深部を睥睨する。
一切の無人を確認し終え、彼は階段に向き直った。

「まあ、私の事情は、ともかくとして……」

静粛な足取りで、三階への歩みを進めていく。

――男が、驚くべき台詞を放つまでは。

「……殺しているんだろう?」

吉良の動作が、音も無く止まる。

上階からの声は、聞き手の事情を無視して淡々と続く。

「……何人も何人も、殺しているんだろう?
 私が言っているのは、この世界に招かれてからの話ではないぞ――
 かつて暮らしていた世界で、君は大勢の人間を手に掛けてきたのだろう?
 そして自らの行為に、この上無い愉しみを抱いていた……違うかね?」

最も大切にしているコレクションを、赤の他人の指にベタベタと触られる心地。

「他者の命を奪う自身を想像するだけで、胸が高鳴らないか?」

手摺を取る吉良吉影の腕が、わなわなと震え出す。
背筋を撫でる寒気、頭部に集中する血流の圧迫感。
果たして、その両の瞳の焦点は定まっているのか。

「逃げ惑う犠牲者の叫喚を聞くのは、最高の気分だろう?」

沸き上がる衝動と、それを抑えようとする理性が、壮絶なる格闘戦を演じる。

「人生で、最も生きた心地がする瞬間だよなァ?
 迷う必要など無い。判ってるんだよ、私には……!」

――決着に、そう時間は掛からなかった。
吉良吉影は、己が内の敗者が粉々に崩落する音を聞いた。

変化は、唐突に訪れた。
壊れた自動人形のように静止を続けていた吉良が、異様な強靭さをもって動作を再開したのだ。

仄暗い階段を、怒涛の速度で駆け上がる。

三階など、もうどうでもいい。無視する。

「そうさ。私には、判るのだよ。私だけには、ね――」

瞬く間に目的の階に到着。

薄汚れた廊下を大股に歩み、僅かに開かれた一つの扉を睨む。
不愉快な声は、その部屋から漏れ出していた。

全力で扉を蹴飛ばす。

――到着した部屋は、小さなミーティング・ルームと思われた。
窓の奥で広がる蒼々とした空と、しかし薄暗い内部が、奇妙なコントラストを形成している。

声の主は、その奥にいた。

「はじめまして、吉良吉影。申し遅れたな……私の名はチョコラータだ」

肘掛椅子に深々と身を預け、真向に来訪者を見据える男。

吉良の第一声は、爆発せんばかりの怒気に震えていた。

心の底からの絶叫だった。

「お前に、何が判る……!?」

それが発端となったのか。
最初から愉快げだった男の相貌が、一気に破顔した。

「そう怒るな、怒るな……!
 とてもじゃないが、君と闘うなんて御免被りたいんだよ。
 腹が立ってしまったのなら謝るさ――だが、真実だろう?」

今にも飛び掛からん様相の吉良を、悠然の表情で見遣る男――チョコラータ。
その視線は、吉良の表情を――厳密に言えば、彼の両の眼を直視して止まない。
吉良に付随する、『何か』を確かめているかのように。

「――『顔写真』を一目見た時から、少々気になってはいたんだ。
 そして、つい先程……発見した君と直接に接触し、淡い期待は一層強まった。
 だから私は、一つの『賭け』に打って出る事に決めた」

些かの悪びれも無く、男が滔々と放つ言葉に――その総意に、吉良の心胆は戦慄を禁じえなかった。
――まさか。こいつ。

「自分の名前を知られている事実に対して、何故あそこまで狼狽する?
 私が根拠の無い『妄想』を披露し始めた途端に、息を荒げてこの部屋まで駆け上がって来た理由は?
 答えは、単純明快。
 君が、私の『同類』だからだ。
 ……生涯で一度も、会えないと思っていた」

不意に、吉良の全身を貫く憤怒が、微かに和らいだ。

男は、旧知の仲間に語り掛けるような優しい口調で――言い放った。

「全ての発端は、君の『眼』だった」

吉良は、見た。
相手の双眸――その深淵で蠢くものを。
途端、決定的な事実に気付いたように――その唇が、小さく開かれた。

男が、吉良の代わりに呟く。

「"私と、同じ眼をしている"――人殺しの、眼だ」

その口元が、歪んだ。

見つめ合う。

胸の前で指を組み合わせ泰然と微笑む、快楽殺人者と。
予想だにせぬ事態に愕然と佇むままの、猟奇殺人者が。

両者共に、無駄な動作は行わない。
ただ、視線を交錯させているだけだ。
まるで、互いの瞳から『何か』を汲み取るかのように。

――夥しい死と直に触れ合ってきた、二人の死神。
闇の中の小さな邂逅は、如何なる結末を生み出すというのか?
その答えは、まだ誰の予測にも及ばない。

部屋に踏み込んでから、どれだけの時間が過ぎたか。
吉良が、喉から声を振り絞ろうとした、その時。

突如、彼の意識に割り込んだものがある。

第二回放送だった。


【D-4 北部/1日目 昼(放送前)】

【ジョルノ・ジョバァーナ】
[スタンド]:『ゴールド・エクスペリエンス』
[時間軸]:メローネ戦直後
[状態]:健康、トリッシュの死に対し自責の念、プッチからの信頼に戸惑い
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、不明支給品0~3
[思考・状況]
1.ディオの館に戻る
2.トリッシュ……
3.ディオに変な違和感(父という事には半信半疑)
4.吉良に不信感。彼の真意を知りたい
5.ジョナサンの名前が引っ掛かる
6.プッチとエシディシに対して不信感
7.プッチとエシディシを警戒。エシディシを放っておくのはまずいが、仕方あるまい
[備考]
1.ギアッチョ以降の暗殺チーム、トリッシュがスタンド使いであること、ボスの正体、レクイエム等は知りません。
2.ディオにスタンドの基本的なこと(「一人能力」「精神エネルギー(のビジョン)であること」など)を教えました。
  仲間や敵のスタンド能力について話したかは不明です。(仲間の名前は教えました)
3.彼が感じた地響きとは、スペースシャトルが転がった衝撃と、鉄塔が倒れた衝撃によるものです。
  方角は分かりますが、正確な場所は分かりません。
4.ジョナサン、ジョージの名前をディオから聞きました。ジョナサンを警戒する必要がある人間と認識しました。
5.参加者が時を越えて集められたという説を聞きました
  (他の可能性が考えられない以上、断定してよいと思っています。ただし、ディオが未来の父親であるという実感はありません)
6.「吉良はスタンド能力を隠している」と推測しています。


【エンリコ・プッチ】
[時間軸]:JC6(69)巻、ヤドクガエルに“破裂する命令”をした直後
[状態]:健康 腕の辺りの服がちょっと燃えてる ディオに罪悪感 ジョルノに畏怖の念
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、ヘリコの鍵(ヘリコプターはコミックス60巻でチョコラータが乗ってたもの)、ウェザーの記憶DISC
    不明支給品0~2(確認はしてます)
[思考・状況]
基本行動方針:ディオ&ジョルノのもとへ、天国へ
0.とりあえず帝王二人の安全を確保したい(ディオ&ジョルノ)
1.ディオの館に戻る
2.首輪解析のため、ナチス研究所を手に入れたい
3.エシディシは良い奴のようだ。しばらく一緒にいてみよう。もっと情報交換をしたい。
4.ディオが違う時代から来ていたことに少しショック。
5.吉良に不信感。彼の真意を知りたい
6.ジョースター一族はチャンスがあれば抹殺(無理はしない)
7.DISCの確認
8.エシディシ、ディオに相応しいスタンド探し(ディオ優先。ディオはスター・プラチナを使いこなせるのでは?)
[備考]
※エシディシとはお互い「気が合う、面白い」といった理由で手を組んでいるので利用する等の発想は現段階ではありません。
※時代を越えて参加者が集められていると考えています。
※C-10、特に隠れ家の周りはダービーの手足と周りの植物を基に繁殖したカビが広がってます(大体はエシディシに焼かれました)。
※スタンドが誰にでも見えると言う制限に気付きました。彼らはその制限の秘密が首輪か会場そのものにあると推測しています
※『ジョースター家とそのルーツ』リストには顔写真は載ってません。
※ヘリは墜落しました。残骸はD-2の南部にあります
※影響を恐れ、ジョルノ、ディオにディオの未来に関する情報を教えていません。
※ディオは『スター・プラチナ』を使いこなせるのではと考えていますが、実際のところは不明です。
※「吉良はスタンド能力を隠している」と推測しています。

【D-4 南西部 ビル四階/1日目 昼(放送直前)】
【吉良吉影】
[時間軸]:限界だから押そうとした所
[状態]:掌に軽度の負傷、ハイ、爪の伸びが若干早い
[装備]:ティッシュケースに入れた角砂糖(爆弾に変える用・残り4個)、携帯電話、折り畳み傘、クリップ×2
[道具]:ハンカチに包んだ角砂糖(食用)×6、ティッシュに包んだ角砂糖(爆弾に変える用)×8、ポケットサイズの手鏡×2
    未確認支給品×0~2個、支給品一式×2 、緑色のスリッパ、マグカップ、紅茶パック(半ダース)、 ボールペン二本
[思考・状況]
基本行動方針:植物のような平穏な生活を送る
1.この男は……!?
2.最も手に近い手を考える
3.コロッセオでエシディシに会い、『研究所の襲撃を延期する。自分達は館に残る必要がある』というジョルノ達の言葉を伝える
4.手を組んだ由花子と協力して億泰、早人を暗殺する。ただし無茶はしない。
5.当面はおとなしくしていて様子を見る。そのためにまず情報の入手。
6.他に自分の正体を知る者がいたら抹殺する
7.危険からは極力遠ざかる
8.4が終わった後、または利用価値がなくなったと思ったら由花子を殺して手を愛でる。
9.ディオの手を必ず自分のものにする。
10.なんとしても“生き残り”杜王町で新しく平穏を得る
[備考]
※バイツァ・ダストは制限されていますが、制限が解除されたら使えるようになるかもしれません。
※荒木のスタンドは時間を操作するスタンドと予想しました。が、それ以上に何かあると思っています。
※場合によっては対主催に移っても良いと考えてます。
※平穏な生活を維持するためなら多少危険な橋でも渡るつもりです。
※自分がどうやって死んだのか全てを知りました。ショックを受けています。
空条承太郎が動揺していたことに、少し違和感。
※プッチの時代を越えて参加者が集められていると考えを聞きました。
※早人がニセモノだと気づきましたがラバーソールの顔・本名は知っていません。
※携帯電話の録音は削除しました。



【チョコラータ】
[時間軸]:本編登場直前
[状態]:最高にハイ、右腕切断(カビで接着&止血)、顔に小さな傷、疲労(中)
[装備]:ミスタの拳銃
[道具]:顔写真付き参加者名簿、チョコラータのビデオカメラとテープ、支給品一式×2
    エンポリオの拳銃(幽霊)、不明支給品の詰まったディバッグ、四部ジョセフが持っていた折りたたみナイフ
[思考・状況]
基本行動方針:殺し合いを楽しみ、優勝して荒木にロワの記録をもらう
1:吉良を殺人鬼と確信。彼と敵対するつもりはない
2:エシディシは自分の能力を知っている。相性が悪いと推測
3:億泰を痛めつけたかったが残念
4:ディアボロを拷問してボスの情報をはかせる
5:参加者に出会ったらどうするかはその場で考えるが、最終的には殺す
6:ホルマジオに出会ったら殺す
7:徐倫にイギーとアバッキオの死に様と、ダイアーさんの首を抱えて気絶していた徐倫自身の姿を見せる(再会できたら、やってやろうかな?程度の認識です。)

[備考]
※あまり休んでないため体力はさほど回復していません。
※参加者が荒木に監視されていると推測しています
※思考4については、「できれば」程度に思っています
※エシディシはスタンド能力者であり、『グリーン・ディ』と相性が悪いと考えています。
※グリーン・ディには制限があります、内容は以下の通り

チョコラータからある程度離れたら“感染能力”と“体に付着していた胞子”は消える
要するに今ついているカビは絶対に取れないけどチョコラータから離れれば伝染は起きなくなると思っていただければOKです
なお、どの程度離れれば効果が切れるのかというのは不明です

不明支給品について

【E-6 民家付近に放置されているもの】

レッキングボール2個分の衛星
“ガラスのシャワーだッ!”と乱暴に書かれ、折り畳まれている紙と散乱したガラス
鋭い歯のついたモリ。


【チョコラータの持つディバッグに入っているもの】

死の結婚指輪
アリマタヤのヨセフの地図
ボーリングの爪切り
ワンチェンがジョナサンを襲撃した時につけていた武器
缶ビールが二本に共通支給品であるペンとは異なるデザインのそれ。そして“知ってるか?缶ビールの一気飲みの方法”と書かれたメモ。
ディオの母親が来ていたドレス



【E-3 コロッセオ駅ホーム/1日目 昼(放送前)】

【エシディシ】
[時間軸]:JC9巻、ジョセフの“糸の結界”を切断した瞬間
[状態]:右手の手の甲が粉砕骨折(ほぼ全快)、頬と喉に軽傷(回復中)、
    ワムウサンタナの死にやや動揺(戦闘に支障が出る?)、あえて人間の強さを認めた
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、『ジョースター家とそのルーツ』リスト(JOJO3部~6部コミックスの最初に載ってるあれ)
    不明支給品0~2(確認済み)
[思考・状況]
基本行動方針:生き残る(乗る乗らないは現段階では不明)
1.カビのスタンド使い(チョコラータ)も逃げたか……。
2.プッチにはああ言われたが、脅威となる人間は始末するつもり
3.億泰は取り敢えずプッチに会わせる(役に立たなさそうだが)
4.さっき出会った二人に失望。プッチ達はもっと面白い奴らだったんだがな。
5.常識は捨てる必要があると認識
6.プッチはなかなか面白い。しばらく一緒にいてみよう。もっと情報交換をしたい
7.太陽に弱いという意味で無理に出歩く必要はない。
8.自分のスタンドを探す
[備考]
※プッチとはお互い「気が合う、面白い」といった理由で手を組んでいるので利用する等の発想は現段階ではありません。
※時代を越えて参加者が集められていると考えています。
※C-10、特に隠れ家の周りはダービーの手足と周りの植物を基に繁殖したカビが広がってます(大体はエシディシに焼かれました)
※スタンドが誰にでも見えると言う制限に気付きました
 彼らはその制限の秘密が首輪か会場そのものにあると推測しています
※『ジョースター家とそのルーツ』リストには顔写真は載ってません。
※波紋使いやスタンド使いに対して、自分やカーズにとって脅威となるなら容赦するつもりはありません。
 ただし、ワムウやサンタナの仇討ちのために戦うつもりはありません
※ダービー=F・Fと認識しました。プッチらが来ればその事実を伝えますがエシディシ本人は意図的に広めようとは思っていません。
※『セト神』にわずかに触れましたが、これといった変化はないようです。

【虹村億泰】
[スタンド]:『ザ・ハンド』
[時間軸]:4部終了後
[状態]:右腕がカビの攻撃により重症(ザ・ハンドの『削る』能力は現在は使用不可。スタンド自体は発現可能。回復すれば使用できるようになると思われます。)
   自分の道は自分で決めるという『決意』。承太郎(オインゴ)への疑惑(今はあまり気にしていません)肉体的疲労(中)、精神的には少々弱気。
[装備]: なし
[道具]: 支給品一式。(不明支給品残り0~1)
[思考・状況]
基本行動方針:味方と合流し、荒木、ゲームに乗った人間をブチのめす(特に音石は自分の"手"で仕留めたい)
1.エシディシは強すぎる。人間ではないと直感。
2.エシディシは意味不明すぎる。こっちに危害は加えないらしいが、信じるべきか否か?
3.仗助や康一の意思を継ぐ。絶対に犠牲者は増やさん!
4.承太郎さんにはすまないと思っているが何だか変だと思う。今は深く考えない。
5.もう一度会ったならサンドマンと行動を共にする。
6.なんで吉良が生きてるんだ……!?
【備考】
※オインゴが本当に承太郎なのか疑い始めています(今はあまり気にしていません)
※オインゴの言葉により、スタンド攻撃を受けている可能性に気付きましたが、気絶していた時間等を考えると可能性は低いと思っています(今はあまり気にしていません)
※名簿は4部キャラの分の名前のみ確認しました。ジョセフの名前には気付いていません。
※放送をほとんど聞き逃しました。(ただし、サンドマンから内容に関して聞きました。下記参照)
※サンドマンと情報交換をしました。
内容は「康一と億泰の関係」「康一たちとサンドマンの関係」「ツェペリの(≒康一の、と億泰は解釈した)遺言」「お互いのスタンド能力」「放送の内容」です。
※デイパックを間違えて持っていったことに気が付きました。誰のと間違ったかはわかっていません。(急いで離れたので、多分承太郎さんか?位には思っています。)
※エルメェスのパンティ(直に脱いぢゃったやつかは不明)はE-4に放置されました。
※『グリーン・ディ』のカビは解除されています。
[備考]コロッセオ地下は駅ホーム以外は遺跡(7、8巻参照)のような構造になっています。


投下順で読む


時系列順で読む


キャラを追って読む

141:the Tell-Tail Heart チョコラータ 149:目覚めろ、その魂(前編)
141:the Tell-Tail Heart 虹村億泰 161:悪意の継承者(前編)
141:the Tell-Tail Heart エシディシ 161:悪意の継承者(前編)
130:ボヘミアン・ラプソディ(前編) エンリコ・プッチ 153:我たとえ死の淵を歩むとも
130:ボヘミアン・ラプソディ(前編) ジョルノ・ジョバーナ 153:我たとえ死の淵を歩むとも
130:ボヘミアン・ラプソディ(前編) 吉良吉影 149:目覚めろ、その魂(前編)

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最終更新:2010年02月10日 10:34