アジ・ダハーカ

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アジ・ダハーカ - (2020/05/06 (水) 13:39:15) のソース

&font(b,#555){あじ・だはーか}
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外伝・新世界異譚Ⅱ「孤独の戦士たち」におけるラスボス。溶岩から生まれたとされる、巨大で凶暴な邪竜。
元ネタは、ゾロアスター教や古代ペルシャの神話に登場する、同名の怪物である。

3つの頭を持ち、体色は黒から赤のグラデーション。全高100m、全長300m、翼幅320mという超巨体ながら、飛行も可能。
但し第6巻162ページの記述によれば、海上を移動する能力を持たない。すなわち長距離の飛行は不可能で、かつ泳げない。
[[エスペラント王国]]の北方数十km、バグラ火山の火口に封印されていたが、エスペラント王国を滅ぼす最終手段として、[[ダクシルド]]と部下たちによって封印が解かれ、王国に襲いかかる。

狙った空間のあらゆる物を分子レベルで粉砕するという強力な魔法((ただし、発射前に鼻先から範囲指定用の魔法陣をこれみよがしに展開する上に、魔法陣展開から発射までに若干のタイムラグがあるため、機動性の高い目標に当てるのは難しい。実際、交戦したF-2に回避されている))を使い、小さな山なら消滅させる''文字通りの怪獣''。[[岡>岡 真司]]曰く、キ◯グギドラ((挿絵を見る限り、他の感想が思い付かない))。
但し強大な攻撃力を持つ反面、防御力は高くなく、20mm機関砲弾で体に穴が空いたり、&ruby(AAM-3){[[90式空対空誘導弾]]}の直撃で頭部が吹き飛ばされてしまう程度でしかない。
しかし、それを補う様に千切れた首が瞬く間に復元してしまうほど高い再生能力を持ち、不死に近い。
再生能力を封じる唯一の方法は、3つの頭を同時に破壊する((3つの頭が連動して再生を行っているため))ことで、理論上この方法以外では、どんな攻撃でも仕留める事はできない。
[[サフィーネ]]の祖母セシーリャが残した絵((セシーリャが自らの予言を後世に伝えるために描いたもの。アジ・ダハーカの左右の首に槍、中央の首に矢が刺さっている))からそれに気づいた[[岡>岡 真司]]たちによって倒されている。

復活時は怒りと空腹でそう見えなかったが、実は知性も備えている。ただし[[光翼人]]なみか、それ以上に傲慢な性格((ダクシルドが「暴君」と呼んでおり、その先祖にあたる光翼人も暴君扱いしていた可能性がある))。
かつて[[古の魔法帝国]]がこの邪竜を使役しようとしたが手に負えず、倒すこともできなかったため封印したという経緯がある。

名称の由来はペルシア神話及びペルシア神話から派生したゾロアスター教の伝承に登場する悪神、アンラ・マンユ(アーリマンとも)が自身の眷属として創造した怪物、アジ・ダハーカであると思われる。

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|~&big(){関連項目}|
|&bold(){[[新世界生物]]}|[[エスペラント王国]]|[[岡 真司]]|
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