えふじゅうごじぇいかい
諸元
乗員 |
1名 |
全長 |
19.4m |
全高 |
5.6m |
翼幅 |
13.1m |
翼面積 |
56.5㎡ |
空虚重量 |
12,973kg |
全備重量 |
19,337kg (翼面荷重342.3kg/㎡、推力重量比1.12) |
最大離陸重量 |
30,845kg |
要撃戦闘時離陸重量 (MRAAM×4,SRAAM×4,610gal増槽×1) |
22,750kg (翼面荷重402.7kg/㎡、推力重量比0.95) |
動力 |
IHI/P&W F100-IHI-220E ターボファンエンジン |
2基 |
ドライ推力 |
6,620kg (14,600lb) |
アフターバーナー使用時推力 |
10,800kg (23,800lb) |
性能
最大速度 |
M2.5 |
巡航速度 |
M0.9 |
フェリー飛行時航続距離 |
4,600km |
航続距離 |
2,800km(機内燃料のみ) |
実用上昇限度 |
19,000m |
戦闘行動半径 |
1,900km |
武装
固定武装 |
JM61A1 20mmバルカン砲×1(装弾数:940発) |
ハードポイント |
計11ヶ所(CFT除く)に7,300kgまでの兵装を搭載可能 |
ミサイル |
短射程空対空ミサイル |
AIM-9L サイドワインダー |
90式空対空誘導弾(AAM-3) |
04式空対空誘導弾(AAM-5) 04式空対空誘導弾(B)(AAM-5B) |
中射程空対空ミサイル |
AIM-7F/M スパロー |
99式空対空誘導弾(AAM-4) 99式空対空誘導弾(B)(AAM-4B) |
AIM-120 AMRAAM (試験運用にて使用実績あり) |
爆弾 |
Mk.82 500lb通常爆弾:無誘導 |
アビオニクス |
AN/APG-63(V)1 火器管制レーダー |
AN/ARC-182 UHF/VHF無線機 |
AN/ARN-118(V) 戦術航法装置 |
J/ASW-10 データリンク装置 |
AN/APX-101(V) IFF応答装置 |
AN/APX-76A(V) IFF質問装置 |
AN/ASN-109 慣性航法装置 |
AN/AWG-27 PACS |
AN/AVQ-20 ヘッドアップディスプレイ |
J/TEWS |
J/APR-4/-4A/-4B レーダー警戒装置 |
J/ALQ-8 機上電波妨害装置 |
AN/ALE-45J チャフ・フレアディスペンサー |
J/APQ-1 後方警戒装置 |
統合電子戦システム (改修機) |
J/APR-4A/-4B レーダー警戒装置 |
J/ALQ-8B 機上電波妨害装置 |
J/APQ-1 後方警戒装置 |
AN/ALE-47 チャフ・フレアディスペンサー |
概要
F-15J改は、マグドネル・ダグラス社(現ボーイング社)が開発した制空戦闘機F-15Cイーグルの日本版であるF-15Jに近代化改修を施した機体である。
最初に申し上げておくが、魔改造に次ぐ魔改造で原型のF-15とは別物に近く、同じなのは外見のみと言っても過言ではない状態になっている。
ただし、エンジン、レーダー、コンピューター等の主要構成品はアメリカ空軍で運用されているF-15Cの近代化改修型と基本的には同じで、誘導弾や電子戦システム等は国産のものを搭載している。誤解のないように。
開発の経緯
原型であるF-15の開発は、そもそも1960年代頃にアメリカ空軍において、「戦略核爆撃万能論」が主流になっていたことに起因する。
この思想を簡単に言うと「核爆弾放り投げれば戦闘終わりだし、こっちは敵の爆撃機を撃墜できればいいや」というもの。
となると、「敵も同じような爆撃機を使ってくるわけだから、迎撃機は旋回性能よりも迎撃に間に合うだけの速力と爆撃機を確実に叩き落すだけの攻撃力を重視だね?」となり、制空戦闘機要らないじゃないとなる。
この思想の元に開発されたのが、いわゆるセンチュリーシリーズ。
が……その後起こったベトナム戦争でアメリカ空軍に求められたのは近接航空支援、戦術爆撃と、これを成功させるための制空戦闘。
当然、主戦場は低空、低速域。ドッグファイトも発生する。
こうなると高空、高速域での爆撃機迎撃を主目的としていたセンチュリーシリーズでは、本来格下のはずのソ連製のMiG-21、旧式だが運動性の良いMiG-17などに苦戦を強いられ、アメリカ海軍が開発したF-4を急遽アメリカ空軍も導入して対抗した。
F-4は空母艦載機なので、センチュリーシリーズより低空、低速域の運動性は良かったが、純然たる制空戦闘機には及ぶべくもなく、鎧袖一触とはいかなかった。
この反省から、次のような性能を持つ戦闘機が求められた。
01:マッハ0.9、高度30,000フィートにおける高G機動で異常振動を生じない。
02:上記空力特性を持つ翼を使い、広い飛行速度高度域で充分なエネルギー/運動能力を持つ。
03:空中給油、または増槽のみで大陸間の長距離回送飛行が可能。
04:搭載兵器は全任務に対して一人で操作可能。
05:現実的な空対空戦闘を想定して4,000飛行時間の疲労寿命の安全係数を4として試験で証明する。
06:最新の技術を利用した操縦席艤装を行い、特に近接格闘戦ではヘッドアップディスプレイを利用する。
07:理論整備工数は1飛行時間あたり11.3人/時。
08:構成機器の平均故障時間は上記整備工数内で対応。
09:操縦席の視界は360°確保すること。
10:主エンジンは機内設備のみで起動できること。
11:機体構造、電気、油圧、操縦装置は戦闘状況下で無事に基地に帰投できる高度の生存性を持つ。
12:対戦闘機戦闘装備状態の総重量40,000ポンド(約18.1トン)級。
13:サブシステム、構成部品、装備品は少なくとも試作品による実証済みのものに限る。
14:最大速度は高空においてマッハ2.5の速度を達成する。
こうして出来上がったのがF-15である。
開発するきっかけを作った人物は、元々安価で軽量で小型な戦闘機を求めていたのに、大型化した上に価格も高くなってしまったので、次のF-16は徹底的にやったのだが……レーダー積まないってのはどうなんだろうか。
F-15は「第4世代戦闘機」としては最も初期に開発された機体であり、第4世代戦闘機の性能指標としてもよく用いられる。
その特徴としては、チタン合金を使用した頑丈な機体、巨大な主翼による安定性と旋回性能、強力なP&W製F100ターボファンエンジン、高出力レーダーなどの充実した電子装備、HOTAS思想に基づき操縦桿とスロットルレバーから手を放さずにレーダー等の電子装備を制御できる操縦システム、ベトナム戦争の戦訓から搭載されたM61A1バルカン砲、そして何よりも、大型の機体と推力に余裕のあるエンジンに支えられた拡張性が挙げられる。
どれくらい余裕があったかというと、完成当時は機体容積の約3割が未使用で、電力やコンピューターも最大能力の約半分しか使用していなかったほどである。
機体強度にも余裕があり、補強なしで飛行時間を当初想定していた2倍以上にあたる18,000時間まで延長可能である。
また推力が有り余っているため、計算上主翼がなくても飛ぶことができる。
後に実施された様々な改修や戦闘爆撃機型として開発されたF-15Eは、これらの発展余裕があったからこそ実現したものである。
配備当初から「最強戦闘機」の名をほしいままにしており、実際、戦闘機との空戦において撃墜された機体はゼロである。
…訓練中にAIM-9Lサイドワインダーの実弾の誤射によって撃墜された自衛隊所属のF-15Jはあるが。
高性能の代償として「戦闘機のロールスロイス」と呼ばれるほど高価な戦闘機になってしまい、アメリカ空軍すら必要数を導入できなかった。
また開発された時代が時代なので、ステルス能力は考慮されておらず、ほぼ皆無である。
航空自衛隊主力戦闘機に
F-15Jは1976年にF-104Jの後継機に採用され、1980年に初号機がアメリカのセントルイス工場で完成、1981年には日本国内でノックダウン生産を開始、1982年にはライセンス生産に移行し、以後1999年までに複座型のF-15DJを含めて213機を生産している。1機当たりの平均調達価格は約120億円。
当初は55%ほどだった国内生産比率は、徐々に引き上げられて、最終的には75%という高いものになり、同機の高稼働率に繋がっている。
しかし、逆に言えばアメリカからの輸入部品が1/4もあるということで、転移後は輸入分の予備部品の確保に苦労していそうである。
ライセンス生産型であるF-15Jは、基本的にアメリカ空軍のF-15Cと同じ機体ではあるが、いくつか日本独自の装備がある。
まずF-15Jを導入した際、アメリカ議会が機密指定した戦術電子戦システムは日本へ技術移転されなかったため、国産したJ/APR-4レーダー警戒装置とJ/ALQ-8電子妨害装置に後日ライセンス生産が許可されたAN/ALE-45Jチャフ・フレアディスペンサーを組み合わせた「J/TEWS」を搭載している。このため、機首や空気取入口の下面、垂直尾翼等に取り付けられているアンテナの形状や数が異なっている。
さらに自動警戒管制組織と連動するJ/ASW-10データリンク装置も日本独自の装備である。
この他にも、生産途中でJ/APQ-1後方警戒装置や脱出時にキャノピーを破壊するキャノピーブレイカーが追加されている。
導入当初の武装はアメリカ軍と同じAIM-9Lサイドワインダー、AIM-7F/Mスパローの組み合わせだったが、前者は1990年代中ごろから国産の
90式空対空誘導弾へ更新されていった。
先代の主力戦闘機F-4EJでは、導入時に取り外されてしまった空中給油装置と爆撃照準能力はそのまま残されている。
とはいっても、空対艦ミサイルや空対地ミサイル、誘導爆弾の運用能力を持たない「空戦番長」であり、対艦及び対地攻撃は航空自衛隊では
F-2やF-4EJ改、アメリカ空軍ではF-16や大幅な改設計により対地、対艦能力を獲得したF-15Eの任務になっている。
近代化改修
F-15には高い拡張性を生かして様々な改修型があるが、その中の一つが「F-15J改」である。
近代化改修が施されているのは、「J-MSIP」と呼ばれる1988年以降に納入された後期生産機で、全生産数の約半分に当たる102機(J:68機、DJ:34機)。F-15Jでは機体記号899号機以降の機体と修理時にJ-MSIPに再生された832号機がこれにあたる。
F-15Jの近代化改修計画が始まったのは、生産終了直前の1990年年代の後半で、2002年に試作改修機が完成した。
飛行開発実験団での試験を経て、2004年より「戦闘機(F-15)の近代化改修」の名称で調達を開始、2007年から量産改修機の納入が始まった。主な改修点は以下のとおり。
- レーダーをAN/APG-63(V)1へ換装
- セントラルコンピューターをCP-1075C(P)/AYKへ換装
- 発電機と冷却装置の換装
- 99式空対空誘導弾の運用能力付与(J/ARG-1指令送信機追加、LAU-106A/Aランチャー改修他)
- 通信装置への妨害対処能力付加
- 射出座席の改良
- 飛行記録装置の搭載
エンジンを除く主要搭載機器の大半を入れ替えたといってもいいほどの大規模な改修の割に外見はほとんど変わっておらず、操縦席後方右側面の空調用丸型排気口が無くなったことが最も大きな変化である。
2010年以降に納入された量産改修機では、以下の改修が追加して施されている。
- 戦術データ交換システム端末(MIDS-LVT(3)。リンク16通信端末)の搭載
- 04式空対空誘導弾の運用能力付与
- 電子戦システムを統合電子戦システムへ、チャフ・フレアディスペンサーをAN/ALE-47へ換装、レーダー警戒装置表示装置をマルチ・ファンクション・ディスプレイへ換装(8機のみ)
この改修により、獲得した主な能力は以下の通り。
- より遠距離に位置する複数の敵機にAAM-4を一斉に発射して同時攻撃が可能に
- 真横または真後ろに位置する敵機をAAM-5で攻撃可能に
- 敵のレーダーを妨害する能力と敵の妨害を無効化する能力が向上
- 地上の防空指令所を挟まずに、他のF-15J改やE-767、E-2Cと直接データ共有が可能になっただけでなく、それまでは音声だけでやり取りしていたデータをMPCD(Multi-Purpose Color Display)に自機を中心とした画像として表示可能に
調達開始当初は、年に2〜4機の改修予算を計上していた。
しかし、F-22A禁輸措置によりF-4EJ改後継となる第4次F-Xの選定が延期されたため、周辺国との相対的な防空戦力の低下に対応する手段として、2008年と2009年に合計42機の改修予算に加えて38機分のレーダーセットの購入費を一気に計上し、2010年以降毎年10機前後が納入されている。
ちなみに、
ロウリア王国戦直前と推定される2015年3月時点で納入済みのF-15J改は62機で、2014年の時点では2022年までに102機全てを改修する予定だったが、2019年に94機を改修することに変更された。
当初の改修計画において、電子戦システム更新以外の改修を受けた機体を「
形態Ⅰ型」、IEWSへの電子戦システム更新まで改修を受けた機体を「
形態Ⅱ型」と呼称しており、現在でも便宜的に用いられている。
この他に
赤外線捜索追尾システム装置も開発されているが、量産改修まで至っていない。
量産改修機は小松基地の第6航空団第306飛行隊、やや遅れて第303飛行隊に集中配備されていたが、尖閣諸島付近における中国軍機接近の頻発化に対応するため、2011年に第303飛行隊のF-15J改を引き抜いて那覇基地の第83航空隊第204飛行隊へ配備している。
2013年には千歳基地の第2航空団第201飛行隊、2014年にはアグレッサー部隊として名高い飛行教導群、2015年には築城基地から那覇基地への移駐と同時に第304飛行隊にも配備されている。
なお、最初に改修された8機の1機当たり改修費用は約54憶円だったが、その後は先述した一括計上のおかげで、半額以下の約24億円まで低下している。
能力向上改修
最初にも述べたように、すでに原型機とは全くの別物と言って良い状態であるが、2016年に国産レーダーへの換装の検討が行われたり、2018年には新たに導入が決定した長距離巡航ミサイル(JASSM-ER、LRASM)の搭載母機候補として名前が挙げられていた。
2019年度概算要求において、「戦闘機(F-15)の能力向上」の名称で新たな改修が行われることが明らかになった。主な改修点は以下の通り。
- スタンド・オフ・ミサイル(JASSM-ER等)の搭載
- 搭載弾数の増加
- 電子戦能力の向上
フジテレビのインターネット動画「能勢伸之の週刊安全保障」による空幕広報室への取材から判明した改修内容は以下の通り。
- 近代化改修を受けたJ-MSIP機が新たな改修の対象
- 同時多数目標対処のため、火器管制レーダーをF-15E近代化改修機と同じアクティブ・フェイズド・アレイのAN/APG-82(V)1へ換装
- セントラルコンピューターを改修
- 発電機関係は改修しない
- コンフォーマル・フューエル・タンク搭載は、機体側の改修が必要なため困難
- 上記の内容はまだ決定事項ではない
2019年10月にアメリカ議会に報告されたFMSでの売却計画の内容は以下の通り。
- 名称はF-15JSI。改修機数は最大98機
- 火器管制レーダーをAN/APG-82(V)1へ換装
- 電子戦システムをAN/ALQ-239DEWSへ換装。但し、後日EPAWSSに変更されている。
- ミッションコンピューターをADCPⅡへ換装
- テストや訓練を含む改修費の総額は45億ドル(約4,900億円)。1機当たりの費用は約50億円
上記の発表により、空自が想定している改修の内容が想像出来る様になったが、「搭載弾数の増加」のための新たなハードポイントとランチャーの装備方法、「電子戦能力の向上」のためにデータリンクシステムをより秘匿性の高いMIDS-JTRSに更新するのか等、不明なところも多い。
「平成31年度以降に係る防衛計画の大綱」及び「中期防衛力整備計画(平成31年度~平成35年度)」の説明資料に、F-15CXと呼ばれるボーイング社のF-15改修案に酷似したイメージ図が掲載されたが、2020年7月28日にボーイング社が三菱重工との契約締結時に発表したF-15JSIのイメージ図ではCFTや増設ランチャーは未装備だが、胴体のMRAAMランチャーに加えて主翼下パイロンのSRAAMランチャーにもMRAAMを搭載し、胴体下面中央のハードポイントにJASSM-ERを搭載している。
2019年度予算において、試作改修機相当と推定される2機分の改修費用として108億円、設計変更等の関連経費として412億円が計上されている。
「設計変更」と言う事は元になる設計が存在すると言う事で、空幕広報室の回答から上記のF-15CXがこれにあたると考えられる。
設計変更の具体的な内容は不明だったが、2019年6月18日の参議院外交防衛委員会において、AAM-4やAAM-5等の国産AAM搭載改修が含まれる事が明らかになった。
またコクピットの表示装置に国産品を採用するとの報道もあり、実際に2019年3月に近代化改修機用のMFDが22セット発注されている。
中期防衛力整備計画(平成31年度~平成35年度)では、期間内に20機の調達を計画しており、1機当たりの改修予算は35億円と見込まれていた…のだが、2020年11月28日に改修経費が当初見積の約3倍に増加したため、改修計画に遅れが生じる恐れがあるとの報道があり、2021年4月7日には改修費用減額についての日米交渉が難航している事から、計画の全般的な見直しが決定されており、能力向上改修の見通しが不透明になっていた。
しかし、同年8月5日に防衛省から搭載を予定していたスタンド・オフ・ミサイル2種の内、LRASMを取り止めてJASSM-ERのみ搭載とする事で開発費を圧縮し、白紙化されたLRASMの代替として
12式地対艦誘導弾能力向上型空発型のF-2への搭載が決定された事から、能力向上改修の継続を決定したと発表されている。
同時に
改修機数は68機、
改修初号機の配備は2027年、AAM搭載数はMRAAM×8と、改修の詳細が幾らか明らかになっている。
先述の様に、2019年度に試作改修機相当の2機分の改修予算が計上されたのを皮切りに改修予算と関連予算の計上が始まり、2025年度までに22機分の改修予算が計上済。1機当たりの改修費は約90.4億円。
能力向上改修によって空対空戦闘能力の向上に加えて対地攻撃力が付与され、制空戦闘機から多用途戦闘機に生まれ変わり、2040年頃まで現役に留まると考えられる。
現実世界以上に戦闘機の絶対数と攻撃力の不足に悩む召喚日本の航空自衛隊でも、同様の改修の必要性は高いと思われる。
作中での活躍
ロウリア王国東方征伐軍
ギム司令部攻撃時に爆装した
F-2の護衛として少なくとも6機が初めてクワ・トイネ王国のエジェイ基地から出撃し、ギム上空直衛にあたっていた
ワイバーン44騎を瞬時に撃墜する。
ロウリア王国王都
ジン・ハーク攻防戦にも20機が投入され、ジン・ハーク市民環視の中、交戦した第2、第3竜騎士団のワイバーン100騎中99騎を撃墜し、以後、同市市民の恐怖の象徴となる。
デュロ空爆でもBP-3Cの護衛として6機が投入され、E-767の支援の下、F-2と共同で第11竜騎士団第2、第3飛行隊を全滅させている。
一連の戦闘でワイバーン各種を約200騎撃墜しながら損害は皆無であり、転移後も無敵神話を絶賛継続中である。
ムーの技術士官
マイラスはプロペラが使用されていないことを、ミリシアル帝国の技術研究開発局開発室長
ペルーノは
魔光呪発式空気圧縮放射エンジンとミリシアル帝国では理論構想段階の後退翼を装備する超音速機であることを一目で看破し、両国が文明圏外に位置する日本の国力、技術力に対して受けた最初の衝撃となった。
随時加筆願います。
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最終更新:2025年01月03日 21:25