Q 早稲田大学高等学院、早稲田実業高等部、慶應義塾高校といった早慶附属高校を第一志望にしている場合、第二志望や第三志望の併願校はどうすればいいでしょうか?こちらは東京に住んでいます。(武蔵野市 クラさん)
A 早稲田大学や慶應義塾大学の付属高校を第一志望群にしたとき、第二志望群をどうするかが重要になりますね。東京に住んでいるということなので、都立2番手校を第二志望群に持ってくるのが多いパターンです。
具体的には、立川高校、青山高校、八王子東高校、戸山高校、新宿高校、両国高校、武蔵高校あたりとなるでしょう。自校作成校ですから入試問題はハイレベルです。これらの学校なら、早慶大に大量合格していることはもちろん、国公立大学に多数の合格を出していますから、早慶大よりも評価の高い国立大学に入ることのできるチャンスも増します。
第三志望群、つまり滑り止め校には、埼玉や千葉の私立高校をもってくることが多いです。
明治大学付属明治高校、中央大学附属高校、青山学院高校といったMARCHの付属高校を第二志望群に持ってくる受験パターンを私はすすめません。MARCHは最近大量に大学受験で合格者を出すようになり入試難易度が大きく低下。都立中堅校からの合格もしやすくなっています。せっかく早慶附属を目指す学力があるのですから、MARCH進学はあまりにも勿体ないです。
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最終更新:2011年07月29日 02:31