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目次

序章　問題意識と課題設定
　第一節　現代日本における人間存在にとっての諸問題
　　１　現代という時代への違和感
　　２　身体性の欠如
　　３　時間の捉え方
　　４　“リアル”への渇望
　第二節　人間存在の構造の見直し
　　１　人間存在の空間的かつ時間的な構造
　　２　手がかりとしての〈いま、ここにいる〉感覚
　　３　〈私〉から人間存在を考える

第一章　〈私〉の構造
　第一節　差異化
　　１　〈私〉とは何かという問い
　　２　差異性
　　３　差異化のはたらき
　第二節　生への欲求
　　１　差異化の根源
　　２　生物の条件
　第三節　共通感覚
　　１　共通感覚と差異化
　　２　他者へ向かう共通感覚
　　３　時間と共通感覚
　第四節　〈私〉の構造

第二章　〈私〉の空間性
　第一節　〈私〉の身体性
　　１　〈私〉の身体性と共通感覚
　　２　〈私〉と身体のブレ
　　３　歴史を持つ身体と死
　第二節　〈私〉と他者・自然
　　１　〈私〉と他者・共同体
　　２　〈私〉の世界としての自然・風土
　第三節　〈いま、ここにいる〉感覚の空間性
　　１　仮想現実
　　２　社会と常識
　　３　〈私〉の場所

第三章　〈私〉の時間性
　第一節　〈私〉の歴史性
　　１　差異の積み重ねとしての〈私〉
　　２　〈私〉の歴史の承認
　　３　歴史・いま・将来
　第二節　〈私〉にとっての時間とは何か
　　１　時間の重層性
　　２　サーカディアンリズム
　　３　〈私〉にとっての時間
　第三節　〈いま、ここにいる〉感覚の時間性
　　１　〈私〉の歴史
　　２　〈私〉の将来

終章　人間存在と〈いま、ここにいる〉感覚
　第一節　〈私〉にとって〈いま、ここにいる〉感覚とは何か
　　１　“リアル”と〈いま、ここにいる〉感覚
　　２　〈私〉にとっての〈いま、ここにいる〉感覚の重要性
　第二節　現代における〈いま、ここにいる〉感覚の展望

脚注
参考文献一覧