越境する環境倫理学―環境先進国ドイツの哲学的フロンティア [単行本] 
コンラート オット (著), マルチン ゴルケ (著), Konrad Ott (原著), Andreas Wallner (原著), Martin Gorke (原著), 滝口 清栄 (翻訳), アンドレアス ヴァルナー (翻訳)
コンラート オット (著), マルチン ゴルケ (著), Konrad Ott (原著), Andreas Wallner (原著), Martin Gorke (原著), 滝口 清栄 (翻訳), アンドレアス ヴァルナー (翻訳)
目次
第1章 環境倫理学の見取り図―さまざまな立場についての暫定的な解説(コンラート・オット)
1はじめに
2環境倫理学の構成
3環境倫理学の歴史
4環境倫理学におけるコンセンサスと見解の相違
5価値問題についての整理
6環境倫理学の論証領域
7実践へ移行するための入り口
1はじめに
2環境倫理学の構成
3環境倫理学の歴史
4環境倫理学におけるコンセンサスと見解の相違
5価値問題についての整理
6環境倫理学の論証領域
7実践へ移行するための入り口
第2章 倫理的に顧慮すべき自然の範囲(ディートマール・フォン・デア・プフォルテ)
1エコロジー倫理学と他者の努力
2すべての自然を顧慮する立場の難点
3苦痛を感じない生物を排除する立場
4苦痛感受能力中心主義への反論
5すべての生物を顧慮する立場の擁護
1エコロジー倫理学と他者の努力
2すべての自然を顧慮する立場の難点
3苦痛を感じない生物を排除する立場
4苦痛感受能力中心主義への反論
5すべての生物を顧慮する立場の擁護
第3章 自然倫理における目的論の誤謬(アンゲーリカ・クレプス)
1自然中心主義の論拠としての目的論
2延長的な論証戦略と絶対的な論証戦略
3延長的論拠の五つのステップ
4実践的目的と機能的目的の混在
5生活世界的な生命概念の提案
1自然中心主義の論拠としての目的論
2延長的な論証戦略と絶対的な論証戦略
3延長的論拠の五つのステップ
4実践的目的と機能的目的の混在
5生活世界的な生命概念の提案
第4章 種の絶滅は倫理学に関係するのか(マルチン・ゴルケ)
1種の絶滅の現状
2生態系の危機という倫理学の問題
3さまざまな環境倫理学
4環境倫理学の結論は同じか
5種の保護に関するプラグマティックな考察の開始
5-1経済的な利益による種の保護について
5-2生態的な利益による種の保護について
5-3美的な利益による種の保護について
5-4あらゆる存在への道徳の拡張
6種の保護に関する理論的な考察の開始
7倫理学は役に立たないのか
1種の絶滅の現状
2生態系の危機という倫理学の問題
3さまざまな環境倫理学
4環境倫理学の結論は同じか
5種の保護に関するプラグマティックな考察の開始
5-1経済的な利益による種の保護について
5-2生態的な利益による種の保護について
5-3美的な利益による種の保護について
5-4あらゆる存在への道徳の拡張
6種の保護に関する理論的な考察の開始
7倫理学は役に立たないのか
第5章 生物学と倫理学と自然哲学はどの地点で出会うか―環境倫理を認識論と道徳哲学の局面から見る(トーマス・ポットハスト)
1学際的分野としての自然保護と環境保護
2理念型の視点から見た生態学と倫理学-自然/環境保護は道徳的価値評価を含む
3現実的な視点からの生態学と倫理学―自然/環境の保護に関わる自然諸科学は規範性を持ち得るか
3-1歴史的‐人為的過程と自然的―進化的過程
3-2科学的自然像の変遷自然保護の目標の力点移動―自然の過程か、平衡状態の保持か
3-3進化の過程の維持lその根拠づけと妥当性
4環境倫理学の基礎づけにおける生態学と倫理学―「包括的な立場」への体系的な展望と試み
4-1道徳を根拠づけるための基本的審級
4-2自然に関する価値や規範の認識可能性、基礎づけ可能性そして起源
4-3実際に即した吟味と仮説的事例による自然保護の根拠づけの試み
5結果と展望
1学際的分野としての自然保護と環境保護
2理念型の視点から見た生態学と倫理学-自然/環境保護は道徳的価値評価を含む
3現実的な視点からの生態学と倫理学―自然/環境の保護に関わる自然諸科学は規範性を持ち得るか
3-1歴史的‐人為的過程と自然的―進化的過程
3-2科学的自然像の変遷自然保護の目標の力点移動―自然の過程か、平衡状態の保持か
3-3進化の過程の維持lその根拠づけと妥当性
4環境倫理学の基礎づけにおける生態学と倫理学―「包括的な立場」への体系的な展望と試み
4-1道徳を根拠づけるための基本的審級
4-2自然に関する価値や規範の認識可能性、基礎づけ可能性そして起源
4-3実際に即した吟味と仮説的事例による自然保護の根拠づけの試み
5結果と展望
第6章 ディープ・エコロジーとは何か
第7章 子供たちは討議する―発達心理学と環境倫理学への提言
第8章 持続可能な経済モデルとは何か―ホモ・エコノミクスの再検討
第9章 自然哲学を問いなおす―生態論的倫理学のために
                                
