副会長という生活

副会長という生活は、高校シリーズの作品。描かれている時期は2009年3月~2009年9月。続編は「それぞれの明日へ走れ」。誹謗中傷問題によって2010年3月17日から公開を中止していたが、記述の修正を行ったうえで2010年9月22日に公開を再開した。この作品をもって平沼和希永田麻子などの第38期生(平成19年度入学生)が生徒会を引退する。


あらすじ

2009年4月、平沼和希は3期目の生徒会でついに副会長に就任した。共に3期目の生徒会で会長となった永田麻子のリーダーシップの下で、大垣第二高校創立40周年のメモリアルイヤーにふさわしい学校行事を目指す。文化祭・体育大会の計画では、去年までと大きく異なる方針を執行部に全く相談せずに全校に通知した生徒会担当教師の蓮沼元洋と激しく対立する一方、方針変更に関する2・3年生からのクレームへの対処は全て執行部の担当となり、和希は副会長としてその対応に追われるが、その任期の最後にはメモリアルイヤーならではのある出来事が待ち受けていた。

登場人物

主人公&ヒロイン

平沼和希(ひらぬま かずき)
3年生。生徒会副会長。茶道部・放送部所属。3期目の生徒会でついに副会長に就任。詳細はこちらを参照。

南台湘子(みなみだい しょうこ)
3年生。茶道部・放送部所属。和希の恋人。和希の副会長立候補時の経緯もあって生徒会を続けることを断念したが、引き続きプライベートで和希を支えていく。詳細はこちらを参照。

平成21年度前期生徒会執行部

永田麻子(ながた あさこ)
生徒会長の3年生。和希と同じく3期目の生徒会活動へ。詳細はこちらを参照。

川崎梨華(かわさき りか)
生徒会副会長の2年生。目標である生徒会長に向けて、責任ある立場に就任。

生田百合花(いくた ゆりか)
名前の元ネタの駅名:生田・百合ヶ丘(いずれも小田急小田原線)
書記の2年生。放送部所属。部活の先輩である和希に誘われて生徒会に初参加。仕事を黙ってこなすタイプ。生徒会の話し合いではノート書きを担当。

月島立美(つきしま たつみ)
名前の元ネタの駅名:月島・辰巳(いずれも東京メトロ有楽町線)
書記の2年生。生田の友人で彼女を通じて生徒会入りを打診され初参加。何かと和希を頼っている。書記としては話し合いでの黒板書きを担当。

松原大志(まつばら たいし)
名前の元ネタの駅名:松原・西太子堂(いずれも東急世田谷線)
会計の3年生。なぜか生徒会に1人は存在し続けるチャラ男タイプだが、いざとなれば真面目に取り組む。ときどき2年生役員にイジられることがあるが、決して馬鹿にされているわけではない。

天宮瑞希(あまみや みずき)
名前の元ネタの駅名:水天宮前(東京メトロ半蔵門線)
体育委員長の3年生。永田の依頼を受けて就任した。球技大会や体育祭など、任期中は生徒会メンバーとしては比較的仕事が多く、依頼されただけあって永田の信頼が厚い。

岩淵明音(いわぶち あかね)
名前の元ネタの駅名:赤羽岩淵(東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道線)
保健委員長の3年生。華道部の部長。生徒会初参加。湘子の中学校からの同級生で、天宮と同じく永田の依頼で委員長に就任した。部長だけあって華道の腕前は校内一。

宮崎あさみ(みやざき あさみ)
名前の元ネタの駅名:宮崎台(東急田園都市線)・あざみ野(東急田園都市線・横浜市営地下鉄ブルーライン)
文化委員長の3年生。生徒会は初参加。岩淵らと同じく永田の依頼で委員長に就任。生徒会室では彼女たちと一緒に居る。

南台三春(みなみだい みはる)
福祉委員長の2年生。湘子の弟。生活委員長から転身。詳細はこちらを参照。

松田港子(まつだ みなこ)
生活委員長の2年生。保健委員長から転身。詳細はこちらを参照。

藤野慎哉(ふじの しんや)
図書委員長の3年生。詳細はこちらを参照。

蓮沼元洋(はすぬま もとひろ)
新しい生徒会顧問。理科教師。女子バレーボール部顧問。平成21年度に第二高校へ赴任。前任の中井に続き、新任ながらいきなり生徒会を担当。文化祭などでの過去の伝統を無視した決定を次々と下して生徒会執行部を困らせることに。

各話のタイトル一覧


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最終更新:2015年02月11日 20:26