それぞれの明日へ走れ

それぞれの明日へ走れは、高校シリーズの作品。描かれている時期は2009年10月~2010年3月。誹謗中傷問題によって2010年3月17日から完結しないまま公開を中止していたが、2011年1月14日に公開を再開した。この作品は高校時代の平沼和希を描いた最後の作品である。これ以後、高校シリーズとしては「生徒会長の元カレ」へ、平沼和希が主人公の物語としては大学シリーズの「学園祭未満の世界」へ続く。


あらすじ

2009年10月、平沼和希は生徒会役員としての仕事を終えたが、最後の仕事として「二高創立40周年記念式典」の司会という大役が待っていた。放送部員としての最後の放送を終え、式典も終わった後、和希は進路目標の実現に向けて動き出す。最後に和希を待ち受けるものとは何か、そして長く付き合ってきた南台湘子との関係はどうなるのか?大垣第二高校での最後の物語が、ここに始まる。

各話のタイトル一覧(再公開後)

第1話:席替えから始まる最終章 第2話:30周年記念作品撤去作業 第3話:40周年記念作品掲示作業
第4話:Classmate in the novel 第5話:演劇部はワンダーランド 第6話:二人のラストプログラム
第7話:式典司会の社会的性差別 第8話:それは選ばれし者の仕事 第9話:南を佐久間へ連れてって
第10話:腕時計と式典準備 前編 第11話:腕時計と式典準備 後編 第12話:十年に一度の司会進行役
第13話:俺の小説がチクられた? 第14話:名古屋モーターショーへ 第15話:男性本能に忠実すぎる男
第16話:小説はクリスマスに蘇る 第17話:東急電車が来ない東急線 第18話:2010年も君と共に居たい
第19話:いつか同窓会で会えたら 第20話:深見さんの返し忘れた本 第21話:センター試験の記念受験
第22話:情報屋首脳陣の世代交代 第23話:髪の毛はお好きな長さで 第24話:第38期卒業生の代表幹事
第25話:未奈美に言えなかった事 第26話:副担任奥本の最後の授業 第27話:重い女ってどういう女?
第28話:同窓会代表理事のご挨拶 第29話:送る生徒と送られる生徒 第30話:夕焼けと満月の学び舎で
第31話:旅立つ卒業式の日 前編 第32話:旅立つ卒業式の日 中編 第33話:旅立つ卒業式の日 後編
第34話:さよならとは言わないで 第35話:さらば愛しき生徒会室よ  

各話のタイトル一覧(オリジナル版・公開終了)

第1話:席替えから始まる最終章 第2話:30周年記念作品撤去作業 第3話:40周年記念作品掲示作業
第4話:Classmate in the novel 第5話:演劇部はワンダーランド 第6話:俺達のラストプログラム
第7話:式典司会の社会的性差別 第8話:それは選ばれし者の仕事 第9話:南を佐久間へ連れてって
第10話:腕時計と式典準備 前編 第11話:腕時計と式典準備 後編 第12話:10年に1度の司会進行役
第13話:俺達の捜査網が動き出す 第14話:俺の小説がチクられた! 第15話:名古屋モーターショーへ
第16話:スクープ!副会長の恋人 第17話:イルミネーション点灯式 第18話:男性本能に忠実すぎる男
第19話:深まる謎と見えない犯人 第20話:吉田歩未のICレコーダー 第21話:小説はクリスマスに蘇る
第22話:東急電車が来ない東急線 第23話:2010年も君と共に居たい 第24話:いつか同窓会で会えたら
第25話:深見さんの返し忘れた本 第26話:情報屋首脳陣の世代交代 第27話:髪の毛はお好きな長さで
第28話:第38期卒業生同窓会会長 第29話:生徒会室のキスを笑うな 第30話:誰も予想しなかった犯人
第31話:未奈美に言えなかった事 第32話:副担任奥本の最後の授業 第33話:重い女ってどういう女?
第34話:次期生徒会長は文系から 第35話:同窓会代表理事のご挨拶 (※この回の予告の公開がオリジナル版のラスト)

登場人物


トリビア

  • オリジナル版で第12話を除いた全ての話のタイトルの字数が全角11文字となっていて、再公開に合わせて第12話(再公開版も変更なし)も全角11文字に統一した。
  • 再公開版第13話(オリジナル版第14話)で小説の騒動を書いているが、この時は本当に小説が問題になっているとは思っていなかった。
  • 受験シーズンにまたがる時期の作品ながら、オリジナル版では大学入試センター試験を含めて受験に行った日の話が全く無かった。再公開に合わせて大学入試センター試験のエピソードを追加している。
  • 第9話(オリジナル・再公開版どちらも)のタイトルは、あだち充の漫画「タッチ」の浅倉南のセリフ「南を甲子園に連れてって」が元ネタ。

最終更新:2013年09月01日 00:15