○レゼルヴェ国(こく)
アフリカ大陸南に位置する小国。
通称『リトルおフランス』。首都はコマンタレヴ・シティ。
通称『リトルおフランス』。首都はコマンタレヴ・シティ。
元々は、ルイ・ポナパルト・ヌーヴォー1世が建国した白豪主義国家(=白人を絶対とする国家)であったが、
耐撃の百文字のクーデターにより、対アムステラ神聖帝国を旨とする軍事国家へと変貌をした。
耐撃の百文字のクーデターにより、対アムステラ神聖帝国を旨とする軍事国家へと変貌をした。
国力は下の中であるが、軍事国家である為、超巨大ロボット・ギガント28号を始めとする戦力は、そこそこ充実している。
作戦を立てると、作戦名が『オペレーション・アヒィ』『オペレーション・ウヒョヒョウ』等になるのが特徴。
作戦を立てると、作戦名が『オペレーション・アヒィ』『オペレーション・ウヒョヒョウ』等になるのが特徴。
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○クロガネの賛歌 第6章 “アフリカ南部同盟”
第 1 話 「 サ ミ ッ ト 前 日 」
ここはレゼルヴェ国の、とある会議室。
室内には…。耐撃の百文字達が居た。
耐撃の百文字…。人々曰く。
『真の首相』『影の総理』『黒服を纏った王』。
レゼルヴェ国の最高権力者である。
耐撃の百文字…。人々曰く。
『真の首相』『影の総理』『黒服を纏った王』。
レゼルヴェ国の最高権力者である。
次にレディ・ミィラ。
主な活動は機動兵器の開発、政治的原案、必要に応じて作戦指揮を執るなど、
百文字の女房分として多岐に渡ってサポートしている。
主な活動は機動兵器の開発、政治的原案、必要に応じて作戦指揮を執るなど、
百文字の女房分として多岐に渡ってサポートしている。
そしてルイヌーヴォーことルイ・ポナパルト・ヌーヴォー1世。
内戦の絶えない1小国に降り立ち、レゼルヴェ国として独立をさせた男。
耐撃の百文字のクーデター『コマンタレヴ・ラプソディ』の動乱の中、
己の器を悟り、百文字の臣下として生きていく事を決意した。
内戦の絶えない1小国に降り立ち、レゼルヴェ国として独立をさせた男。
耐撃の百文字のクーデター『コマンタレヴ・ラプソディ』の動乱の中、
己の器を悟り、百文字の臣下として生きていく事を決意した。
そんな3人が集まり…。『アフリカ南部同盟』への打ち合わせを行っている。
ルイヌーヴォーは口を開く。
「百文字(オサ)。同盟を持ち掛ける国は次の通りです。」
「百文字(オサ)。同盟を持ち掛ける国は次の通りです。」
ルイヌーヴォーは説明する。
- 南アフリカ共和国
通称南アフリカ。アフリカ大陸最南端に位置する共和制国家。
大統領は『“南アフリカの剛腕”イクマ・トルベルナ』。男性。42歳。
武闘派であり、DTS(ダイレクト・トレース・システム=操縦者の動きを機体に反映させるシステム)の機体、
『ゴールド・ラッシュ』を駆り、国を守っている。
大統領は『“南アフリカの剛腕”イクマ・トルベルナ』。男性。42歳。
武闘派であり、DTS(ダイレクト・トレース・システム=操縦者の動きを機体に反映させるシステム)の機体、
『ゴールド・ラッシュ』を駆り、国を守っている。
- PPPのP国
レゼルヴェ国近隣に位置する、内乱の絶えない一国家であったが、アムステラの侵略が始まった以降、
内乱を起こす者達と一時的な休戦協定が結ばれ、ギリギリの均衡の中、平和が保たれている。
内乱を起こす者達と一時的な休戦協定が結ばれ、ギリギリの均衡の中、平和が保たれている。
大統領は『ブギウギーナ・ボブド』。女性。35歳。かつて国に繁栄をもたらせた『ゴブオバ・ボブド(故人)』の妹。
エースパイロットは『“奸雄の血統”ホッパレイド・ボブド』。男性。32歳。
大統領(ブギウギーナ・ボブド)と同じく『ゴブオバ・ボブド』の血縁。弟である。
優秀なパイロットであり、戦闘機型スーパーロボット『JET・P』を駆る。
エースパイロットは『“奸雄の血統”ホッパレイド・ボブド』。男性。32歳。
大統領(ブギウギーナ・ボブド)と同じく『ゴブオバ・ボブド』の血縁。弟である。
優秀なパイロットであり、戦闘機型スーパーロボット『JET・P』を駆る。
- スワジランド王国
通称スワジランド。アフリカ南部に位置する立憲君主制国家(君主の権力が憲法により規制されている君主制の国家)。
王は『ワティームス2世』。男性。50歳。エースパイロットは『“私は空飛ぶ王子様”ワテラティ王子』。男性。28歳。
鉄板を張り合わせたような空飛ぶスーパーロボット『ドラミリー』を駆る。
王は『ワティームス2世』。男性。50歳。エースパイロットは『“私は空飛ぶ王子様”ワテラティ王子』。男性。28歳。
鉄板を張り合わせたような空飛ぶスーパーロボット『ドラミリー』を駆る。
- ツムウロゴ王国
アフリカ南部に位置する立憲君主制国家。多くの野生動物が生息する。
王は『ノサリマ・タハ』。男性。78歳。異常な程、動物を愛している。
エースパイロットは『“モノホンのゴリラ”コングマン』。オス。30歳。
本物のゴリラであるが、大人しく暴れる事は無い。戦闘時のみ本能を発揮する。
搭乗機体はDTSが搭載された『ドラミング・A・GOGO!』である。
王は『ノサリマ・タハ』。男性。78歳。異常な程、動物を愛している。
エースパイロットは『“モノホンのゴリラ”コングマン』。オス。30歳。
本物のゴリラであるが、大人しく暴れる事は無い。戦闘時のみ本能を発揮する。
搭乗機体はDTSが搭載された『ドラミング・A・GOGO!』である。
「以上です。百文字(オサ)。」
ルイヌーヴォーは説明を終える。
レディ・ミィラは付け加える。
「どこも、一騎当千の機体が揃っているわ。百文字(ハンドレッド)。」
「南アフリカの『イクマ・トルベルナ』は、キックボクサー上りの大統領かつエースパイロットね。」
「彼の駆る黄金の機体『ゴールド・ラッシュ』は一撃必殺の豪腕パンチに優れたボクシングテクニックと強力なローキックを武器に数々の敵機体を撃破してきたわ。」
「『イクマ・トルベルナ』の口癖『キレテナーイ』も相まって好人物。同盟を結べれば大きな力になる事は間違いないわ。」
「PPPのP国。私と貴方が所属したQX団にとって因縁深い国ね。」
「『乱世の奸雄』と呼ばれた『ゴブオバ・ボブド』の国。幾度となくQX団と戦って来たわ。」
「でも、今は別の国。奸雄の血統と言えど『ドラゴンアント(=3m大の宇宙怪獣。人に化ける事が出来る。)と入れ替わってたゴブオバ・ボブド』とは無関係よ。」
「『ホッパレイド・ボブド』は優秀なパイロット。何としても力になって欲しいわ。」
「戦闘機型スーパーロボット『JET・P』は、旧レゼルヴェ国の戦争の時、フランスから援軍として空軍を送られた時のパイロットと戦闘機。」
「フランソワ・オーギュスタン(=鷲鼻のバトゥロの娘)の駆るアロンズィに、多大なる戦果を挙げられた事を教訓に作られた機体よ。」
「空戦が弱いウチの国を考えれば、欠く事の出来ない機体と言えるわ。」
「スワジランドは温和な国。それ故軍隊も最小限だけれど、エースパイロット『ワテラティ王子』の存在感が凄いわ。」
「空飛ぶスーパーロボット『ドラミリー』を駆り、空に陸にと敵機を撃破する様は圧巻の一言よ。」
「主な攻撃方法は、電磁波。フィンガーミサイル。力任せの格闘。」
「決して洗練された機体じゃないけど、武骨な戦闘スタイルはある意味ギガント28号に似ているとも言えるわね。」
「ツムウロゴ王国は異色な国ね。本物のゴリラを機体に乗せるとか、ちょっと頭がオカシイんじゃないかと思うわ。」
「けれども、そんな奇異の目を補って余りある程の戦果を挙げているのも事実。」
「ゴリラの運動能力をそのままトレースするDTSに、ドラミング(=拳で自分の胸を叩く様)によって怪音波を発し相手を威嚇。気力を削ぐ攻撃方法は見事だわ。」
「異質な国に異質なパイロット。そして異質な機体。敵として会いたくない分、同盟国としてこれ程心強い国は無いわ。」
耐撃の百文字が口を開く。
「どの国。どのパイロット。どの機体も頼り甲斐のあるモノばかりであるな。」
レディ・ミィラはこう続ける。
「これだけの国々と『サミット(=最高責任者同士による会談)』を開く為、
根回しには一苦労だったわ、百文字(ハンドレッド)。」
「それだけに絶対成功させなければならないわ。」
百文字も続ける。
「同盟の目的…。それは。」
「 国々の国境無き防衛線による『 防 衛 の 強 化 』。 」
「 並びに海外への戦力派遣による『 資 金 の 調 達 』。 」
「 そして得た資金による『 新 型 兵 器 の 開 発 』。 」
そして百文字はこう言い放つ。
「 そ の 為 に も こ の 会 談 。
是 が 非 で も 『 成 功 』 さ せ な け れ ば な ら ぬ 。 」
「 気 を 入 れ て 行 く ぞ 、 レ デ ィ ! ル イ ヌ ー ヴ ォ ー ! ! 」
レディ。
「了解よ、百文字(ハンドレッド)!」
ルイヌーヴォー。
「ハッ!百文字(オサ)!!」
そうして翌日。
サミットが行われる。
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