背景
人は何かを捉えるとき、それに名前を付けて理解する。しかし、「まるくてかたいもの」のようなに形容詞の組み合わせのようなものでは、似たものが出てきた時に混乱を生む。そのものの特徴にあった、名前を付けよう。特に、人との共同作業では、しっかりと名前をつけ、共有することで、議論がしやすくなる。「あれ」「それ」では、コミュニケーションを途切れさせてしまう。
問題
アイデアや成果物の性質や仕組みがはっきりしない。また、過去に出てきたアイデアや提案を思い出す際に、毎回説明し直さなければならない。
イメージ図
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解決
名前を付けてみよう。名前を付けることで、他との比較がしやすくなり、論点が明確になり、議論がしやすくなる。またよい名前を付けるとさらにそのものの特性を強め、発展が望める。
具体例
「さっきの○○君のアイデアだけど」『○○君のアイデアって?』「だから。○○君の~ていうアイデアだよ」『ああ、それか』「じゃあ、これから○○君のアイデアを△△って呼ぼう!」この時、名前△△は○○君のアイデアの内容をコンパクトに表したようなわかりやすいものが望ましい。このプロジェクト・パターンのパターンそれぞれに付けられている名前もこの「ネーミング」の具体例になっている。
最終更新:2007年11月21日 04:00