背景
人は何かに取り組んでいると、主観が働きそれに対する正確な客観的判断は出来なくなる。プロジェクトにおける、作り手とユーザーのすれ違いも個々から起こる。プロジェクト外の人の意見など、プロジェクトに対する客観的な視点を入れることで、そのプロジェクトは生きたものになる。
問題
設計する側が素晴らしいアイデアだと信じて完成させたプロジェクトもそのプロジェクト成果物に接するユーザーにとってそれほど良いものではない場合がある。作り手とユーザーの間にすれ違いが生じる。
イメージ図
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解決
プロジェクトを行う対象のフィールドに対して大きな不満を持っている人に、どんなところに不満を抱いているのかその意見を聞こう。求められているものを明確に知ることができる。
具体例
フィールドワークに出かけよう。例えば、プロジェクトのテーマが「渋谷に新しいモニュメントをつくる」だったら、渋谷のハチ公前やモヤイ像の前で待ち合わせをしている人に意見を聞こう。その中で、この二つの待ち合わせ場所に対して不満を感じて抱いている人がいたら、その人には深い話を聞こう。不満を抱いている人ほど、そこに強い意見を持っているためしっかりとした話を聞くことが出来るはず。その話から、求められているものがわかり、新しいモニュメントの具体的なイメージが浮かんでくるかもしれない。
最終更新:2007年11月21日 04:07