A 気管支喘息
備考
- アトピー性喘息,非アトピー性喘息,小児喘息,運動誘発性喘息,職業性喘息
101F18
アスピリン喘息で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 小児よりも成人で多い。
b 鼻ポリープの合併が多い。
c ピリンアレルギーである。
d IgE抗体を介して発症する。
e ラテックスアレルギーを合併しやすい。
○ a
○ b
× c
× d
× e
正解 ab
100A14
35歳の女性。夜間の咳,喀痰および喘鳴を主訴に来院した。症状は2か月前から出現し,ほぽ毎日あり,時に呼吸困難を伴った。タバコの煙などを吸い込んだ後,急に症状が悪化することもある。胸部聴診ではwheezesを聴取する。スパイロメトリ:%VC 98%,FEV1.0% 66%。喀痰検査では好酸球の増加を認める。
長期治療薬として適切なのはどれか。
a 去痰薬
b 鎮咳薬
c 吸入抗コリン薬
d マクロライド系抗菌薬
e 吸入副腎皮質ステロイド薬
× a
× b
× c
× d
○ e
正解 e
診断 気管支喘息
100F24
7歳の男児。突然の咳と呼吸困難とを主訴に来院した。今朝から突然に咳が出始め,呼吸困難が次第に増強した。体温 37.3℃。呼吸数 40/分。呼気性喘鳴と胸骨上部の陥凹とを認める。血液所見:赤血球 425万,Hb 13.1g/dl,白血球 15400(桿状核好中球 5%,分葉核好中球 57%,好酸球 12%,単球 8%,リンパ球 18%),血小板 23万。CRP 0.9mg/dl。胸部エックス線写真を別に示す。
治療として適切なのはどれか。2つ選べ。
a β2受容体刺激薬の吸入
b 抗ヒスタミン薬の内服
c リン酸コデインの内服
d 利尿薬の静脈内投与
e アミノフィリンの静脈内投与
○ a
× b
× c
× d
○ e
正解 ae
診断 気管支喘息発作
99E19
アスピリン喘息について正しいのはどれか。
(1) 男性に多い。
(2) 季節性がある。
(3) 鼻茸の合併が多い。
(4) 非アトピー性が多い。
(5) ピリンアレルギーである。
a (1),(2) b (1),(5) c (2),(3) d (3),(4) e (4),(5)
× (1)
× (2)
○ (3)
○ (4)
× (5)
正解 d
9A15
32歳の女性。咳嗽を主訴に来院した。半年ほど前から,ほぼ毎日,明け方に咳嗽,喘鳴および呼吸困難が出現するようになった。日中には症状は軽快し,軽度の咳嗽のみが認められる。胸部聴診でwheezesを聴取しない。スパイロメトリ:%VC 95%,FEV1.0% 82%。
非発作時の治療で最も適切なのはどれか。
a 経口β刺激薬
b 経口テオフィリン薬
c 吸入β刺激薬
d 吸入抗コリン薬
e 吸入副腎皮質ステロイド薬
× a
× b
× c
× d
○ e
正解 e
診断 気管支喘息(軽症持続型)
