すおうたつや
CV:子安武人
身長:181cm
体重:68kg
血液型:B型
生年月日:1981年7月27日(当時18歳)
星座:獅子座
※ただし、上記設定およびCVは、ペルソナ2罪、および罰の公式プロフィールによるもの。
CV:子安武人
身長:181cm
体重:68kg
血液型:B型
生年月日:1981年7月27日(当時18歳)
星座:獅子座
※ただし、上記設定およびCVは、ペルソナ2罪、および罰の公式プロフィールによるもの。
公式
P3の前年代作に当たる「ペルソナ2罪」および「ペルソナ2罰」の登場人物。
物語の舞台である珠閒瑠市の一角・蓮華台にある七姉妹学園(通称セブンス)に通う高校3年生で、あだ名は「タッちゃん」。
(ただし、デフォルトネーム、あだ名はプレイヤーによって任意変更でき、「罰」でもデータコンバートで反映させることが出来る)
物語の舞台である珠閒瑠市の一角・蓮華台にある七姉妹学園(通称セブンス)に通う高校3年生で、あだ名は「タッちゃん」。
(ただし、デフォルトネーム、あだ名はプレイヤーによって任意変更でき、「罰」でもデータコンバートで反映させることが出来る)
P3の世界観から10年前、「ジョーカー様」と呼ばれるオカルトじみた儀式を発端としてペルソナ使いとして覚醒し、道化の仮面を被る怪人・ジョーカーから復讐を宣言され、戦いの渦中に身を投じざるを得なくなる。
その中で、偽りの記憶に苦しめられていたかつての親友・黒須淳や天野舞耶をはじめとした大切な人々との再会を果たし、掛け替えの無い絆を再び紡ぐが、這い寄る混沌・ニャルラトホテプの仕組む狂った因果を食い止めることが出来ず、世界を破滅に導いてしまう。
せめてもの抵抗として、仲間との絆と出逢いの記憶を手放すことで「こちら側」と俗称されるパラレルワールドを作り出すものの、間際において絆と記憶を手放すことに耐えられず、破滅した世界―「向こう側」と「こちら側」の隔たりを揺るがす「特異点」となってしまう。
ニャルラトホテプからの宣戦布告でその事を知り、かつての仲間達を巻き込まぬため、そして「こちら側」の世界を破滅させないため孤独な戦いに身を投じていく。
その中で、偽りの記憶に苦しめられていたかつての親友・黒須淳や天野舞耶をはじめとした大切な人々との再会を果たし、掛け替えの無い絆を再び紡ぐが、這い寄る混沌・ニャルラトホテプの仕組む狂った因果を食い止めることが出来ず、世界を破滅に導いてしまう。
せめてもの抵抗として、仲間との絆と出逢いの記憶を手放すことで「こちら側」と俗称されるパラレルワールドを作り出すものの、間際において絆と記憶を手放すことに耐えられず、破滅した世界―「向こう側」と「こちら側」の隔たりを揺るがす「特異点」となってしまう。
ニャルラトホテプからの宣戦布告でその事を知り、かつての仲間達を巻き込まぬため、そして「こちら側」の世界を破滅させないため孤独な戦いに身を投じていく。
PSP版「PERSONA2 罰」の追加シナリオでは「向こう側」を思い出し、舞耶達と合流するまでの間、刑事である女性・宮代詩織と出会い、彼女の家を拠点に行動し、異変に巻き込まれた詩織を救うため奔走していたことが明かされる。
無愛想な朴念仁と見られがちだが、その実はライオンのように誇り高い自信家。
かつての親友や幼なじみ達との辛い別れを経験して以来、他人を傷つけたくない、大切なものを失いたくないという思いから、常に他者と距離を置いている。
とはいえど異変に巻き込まれた時には、かつての仮面党ごっこの仲間達の中心人物であったためかどうかは定かではないが、期せずして再会した幼なじみ達のリーダーとして戦いを導く統率力と決断力も持っている。
「皇帝」コミュの小田桐秀利の言葉にある「孤独ではなく、孤高」という表現が、彼がどんな人物かを示す好例と見て間違いはない。
ただし、その心は決してワイルドの様な選ばれた特別な可能性を持つ者ではなく、むしろどこまでも平凡な人並みのそれである。
人並みに孤独と失敗を恐れ、迷い、間違え、挫折し、そして罪を犯す。そんな凡人の彼であるからこそ、這い寄る混沌が人類の代表として執着し、何度も揺らぎながらも立ち上がる姿が人々の心を鼓舞し、特別な者に縋って立つのではなく、自らの足で立って自らの意志で前を向くことを促したとも言える。
それは罪の世界の最後で
かつての親友や幼なじみ達との辛い別れを経験して以来、他人を傷つけたくない、大切なものを失いたくないという思いから、常に他者と距離を置いている。
とはいえど異変に巻き込まれた時には、かつての仮面党ごっこの仲間達の中心人物であったためかどうかは定かではないが、期せずして再会した幼なじみ達のリーダーとして戦いを導く統率力と決断力も持っている。
「皇帝」コミュの小田桐秀利の言葉にある「孤独ではなく、孤高」という表現が、彼がどんな人物かを示す好例と見て間違いはない。
ただし、その心は決してワイルドの様な選ばれた特別な可能性を持つ者ではなく、むしろどこまでも平凡な人並みのそれである。
人並みに孤独と失敗を恐れ、迷い、間違え、挫折し、そして罪を犯す。そんな凡人の彼であるからこそ、這い寄る混沌が人類の代表として執着し、何度も揺らぎながらも立ち上がる姿が人々の心を鼓舞し、特別な者に縋って立つのではなく、自らの足で立って自らの意志で前を向くことを促したとも言える。
それは罪の世界の最後で
「忘れたくない…忘れられるものか」 「行かないでくれ…皆独りにしないでくれ」
と願った結果「希望」である罰の世界に破滅の危機をもたらしたが、その弱さ故の拒絶は本来の目的、そして舞耶の最期の願いたる「ニャルラトホテプの打倒」及びその唯一にして最難の資格たる「辛い現実や真実から逃げず、全てを受け入れた上で、諦めない」を図らずも「まやかしの希望に縋らない」という形で辛うじて守り、ニャルラトホテプとの決着を持ち越すこととなる。
そして罰の世界にて真に現実と向き合った結果、「仲間と再開する」という願いは叶わなかったものの仲間たちと描いた「ニャルラトホテプへの完全勝利」を達成したことからもうかがえる。
そして罰の世界にて真に現実と向き合った結果、「仲間と再開する」という願いは叶わなかったものの仲間たちと描いた「ニャルラトホテプへの完全勝利」を達成したことからもうかがえる。
特技はものまね(バイクのエンジン音など機械音がメイン)。
また、選択肢によってギターを演奏する事も可能になり、達哉+栄吉+淳の掛け合いコンタクトの条件にもなる。「罰」においては会話でギターが弾けることについて聞く事が、うらら(コンタクトリーダー)+克哉+達哉の掛け合いコンタクトの条件になる。
趣味はバイクいじりと星空を眺めること。
好物は血の滴るレアステーキ。
癖はジッポーライターを取り出し、鳴らすこと。
ペルソナ2罪の世界では淳と友情の証に交換したジッポーライターを鳴らしていた。
罰の世界では、「こちら側」の達也自身ジッポーライターを持っていないが、とあるイベントにて淳との邂逅があり淳からジッポーライターを譲り受けそうになるが、セリフと動きを見る限り結局受け取っていない模様。自分で購入したもの?
また、選択肢によってギターを演奏する事も可能になり、達哉+栄吉+淳の掛け合いコンタクトの条件にもなる。「罰」においては会話でギターが弾けることについて聞く事が、うらら(コンタクトリーダー)+克哉+達哉の掛け合いコンタクトの条件になる。
趣味はバイクいじりと星空を眺めること。
好物は血の滴るレアステーキ。
癖はジッポーライターを取り出し、鳴らすこと。
ペルソナ2罪の世界では淳と友情の証に交換したジッポーライターを鳴らしていた。
罰の世界では、「こちら側」の達也自身ジッポーライターを持っていないが、とあるイベントにて淳との邂逅があり淳からジッポーライターを譲り受けそうになるが、セリフと動きを見る限り結局受け取っていない模様。自分で購入したもの?
「こちら側」においては、淳らとは違い家庭問題が悪化しているらしく、兄の周防克哉も軽蔑し、「グレて」不良と化しているとの事。
しかし、ニャルラトホテプとの因果に決着を付けた後は、兄や父と同じく刑事の道を志す様子が描かれている。
しかし、ニャルラトホテプとの因果に決着を付けた後は、兄や父と同じく刑事の道を志す様子が描かれている。
因みに、彼の擁するペルソナのアルカナは「太陽」。
ローマ神話の炎の神・ヴォルカヌスを初期ペルソナとし、最終的にはオリュンポス十二神に列席し、オルフェウスの父とも言われる美しく猛々しく時に残酷な太陽神・アポロや周防兄弟の先祖とされる戦国時代の武将・周防辰之進をペルソナとする。
ローマ神話の炎の神・ヴォルカヌスを初期ペルソナとし、最終的にはオリュンポス十二神に列席し、オルフェウスの父とも言われる美しく猛々しく時に残酷な太陽神・アポロや周防兄弟の先祖とされる戦国時代の武将・周防辰之進をペルソナとする。
「ペルソナ3」との接点
P3において、7月27日のテレビに登場するレポーターのトリッシュ?が「兄のような刑事を目指す二十代のイケメン男性」として彼らしき人物にインタビューしている様子が見られる。
因みに、刑事である兄の克哉と思しき人物も、トリッシュのレポートに登場している。
因みに、刑事である兄の克哉と思しき人物も、トリッシュのレポートに登場している。
非公式
歴代のペルソナシリーズの主人公の中でも群を抜いて悲惨な境遇にある。基本的に希望や絆が悲哀や絶望の前フリなのがデフォという鬼畜仕様の人生。
- 幼い頃親友や幼なじみと出会うが、放火事件に巻き込まれた事で全員と離れ離れになる
- 同時期に刑事であった父が冤罪で懲戒免職。この一件を発端として全てに心を閉ざした彼は、以後ゲーム開始時点までの10年余りを精神的な孤独の中で過ごす事になる
- 中学生の頃「生意気だ」という理由でリンチを受けるがその際にペルソナが発動、その事が彼を一層孤独にしていく
- JOKERに復讐を宣告され、事件に巻き込まれその解決に奔走するが行動が裏目に出たりして混乱は加速
- 過去の記憶を取り戻し、親友や幼なじみに再会するも、その頃には噂は「世界滅亡」を現実化させる段階まで来ていた
- 最終的にマイヤの託宣は成就されてしまい、その結果舞耶が犠牲となる
- フィレモンの提案した「リセット」で親友や幼なじみと離れ離れになる運命を受け入れられず、忘却を土壇場で拒絶。そのため「こちら側」の自分とのシンクロに失敗し、罰世界の崩壊の引き金を自ら引いてしまう
- (PSP版のみ)舞耶達が行動する影で助力してくれた宮代詩織も新世塾の陰謀の犠牲となる。彼女を助け出すも、結局再会はできない
- また、「向こう側」での親友である淳はどうあっても「向こう側」の記憶を取り戻す事はないため、永劫に再会する事は出来ない
- 最終的には自分の罪を受け入れ、仲間達ももういない「向こう側」の世界に戻る事になる。それは孤独を受け入れる事に他ならない
CDドラマ「ペルソナ2罪と罰 果てしない青春」では意外な一面を見せる。
…因みに収録されている話の一つのシナリオを書いたのはアンソロ作家(後のギャク漫画家)の美川べるのだが。
…因みに収録されている話の一つのシナリオを書いたのはアンソロ作家(後のギャク漫画家)の美川べるのだが。
周防達哉・ネタ/考察
- 特異点と世界の危機について
ちょっとややこしいと言うか分かりづらいことなのだが、ペルソナ2罰において“こちら側”の世界を襲っていた危機は2つある。
1つは、達哉がリセットを拒み記憶を取り戻して「特異点」となってしまったせいで始まってしまった“こちら側”の消失。これは、リセットによって西暦1990年7月の時点から“向こう側”と分岐した“こちら側”というパラレルワールドの世界線自体が無かった事になって消えてしまうというものである。
これは100%達哉がリセットを拒んだせいで起きている事象であり、故にこれを止めるには達哉が責任を取って“向こう側”に還るしかなかったのは作中のとおり。
そしてもう一つは、ニャルラトホテプが「マイヤの託宣」最後の一文を完全成就させるために、「新世塾」を使って“向こう側”と同様の破滅を繰り返させようとしていた策謀である。こちらは世界線自体が消失するのではなく、成功の暁には“こちら側”にも“向こう側”同様に珠閒瑠市以外は荒廃しきった地球だけが残ることになるもの。
達哉が己を「特異点」だと自覚した時点で即“向こう側”に還らなかったのは、それで食い止められるのは“こちら側”の消失だけであり、ニャルラトホテプと新世塾の手による“こちら側”の荒廃の方はそのまま進行してしまうからである。
それを食い止めるまですぐに還る訳には行かず、そしてそれは影が用意した、己が「特異点」と自覚してなお“こちら側”に留まるための言い訳でもあった。
1つは、達哉がリセットを拒み記憶を取り戻して「特異点」となってしまったせいで始まってしまった“こちら側”の消失。これは、リセットによって西暦1990年7月の時点から“向こう側”と分岐した“こちら側”というパラレルワールドの世界線自体が無かった事になって消えてしまうというものである。
これは100%達哉がリセットを拒んだせいで起きている事象であり、故にこれを止めるには達哉が責任を取って“向こう側”に還るしかなかったのは作中のとおり。
そしてもう一つは、ニャルラトホテプが「マイヤの託宣」最後の一文を完全成就させるために、「新世塾」を使って“向こう側”と同様の破滅を繰り返させようとしていた策謀である。こちらは世界線自体が消失するのではなく、成功の暁には“こちら側”にも“向こう側”同様に珠閒瑠市以外は荒廃しきった地球だけが残ることになるもの。
達哉が己を「特異点」だと自覚した時点で即“向こう側”に還らなかったのは、それで食い止められるのは“こちら側”の消失だけであり、ニャルラトホテプと新世塾の手による“こちら側”の荒廃の方はそのまま進行してしまうからである。
それを食い止めるまですぐに還る訳には行かず、そしてそれは影が用意した、己が「特異点」と自覚してなお“こちら側”に留まるための言い訳でもあった。