ぺるそなつかい
- 公式
ペルソナ能力を持ち、それを行使出来る存在。
先天性の特異能力ではあるが、現状の技術でも人工的にペルソナ能力を与えることは可能。
ただし、人工能力者のペルソナは制御が困難で、ペルソナ自身が能力者を殺してしまうという危険性を持つ。
ペルソナ制御剤の投与で暴走の抑制と制御は可能となるが、制御剤自体が劇薬である為、どちらにせよ人工能力者や制御剤を服用した者は短命となる。
ただし、人工能力者のペルソナは制御が困難で、ペルソナ自身が能力者を殺してしまうという危険性を持つ。
ペルソナ制御剤の投与で暴走の抑制と制御は可能となるが、制御剤自体が劇薬である為、どちらにせよ人工能力者や制御剤を服用した者は短命となる。
通常の生命は絶対の死からは逃れられず、死を乗り越える事は不可能である為、ペルソナ使いのもつアルカナは先天性にせよ後天性にせよ、刑死者までであり、死神から宇宙のアルカナを持つことは出来ない。
- 追加考察1
ただ、異聞録およびペルソナ2罪・罰、そしてP4までを考察の範囲として拡大解釈した場合、「死神から宇宙のアルカナを持つことは出来ない」という一文は矛盾の要因となりうる。
P3における登場人物のペルソナは、往々にして幾月修司ら「桐条」の技術者によって「影時間への適性」を見出されてから能力の有無が確認されているので、原則として一人一体としか設定されていない本作のペルソナは、「影時間という特異現象に対抗する為の仕様特化型」とも解釈できる。
P3における登場人物のペルソナは、往々にして幾月修司ら「桐条」の技術者によって「影時間への適性」を見出されてから能力の有無が確認されているので、原則として一人一体としか設定されていない本作のペルソナは、「影時間という特異現象に対抗する為の仕様特化型」とも解釈できる。
- 追加考察2
フィレモンがペルソナ使いに与える能力が、普遍的無意識の元型(アーキテクチャ)を自由に扱える資格を与えるものであると考えると、死神から宇宙のアルカナを持つ事が出来ると言う事に一応の辻褄は合わせられる。
すなわち、初期覚醒ペルソナで「死神~宇宙」までのアルカナを使う者でも、フィレモンにペルソナ使いの能力を与えられるまでは、刑死者までのいずれかのアルカナが初期ペルソナだったのではないか。
対して、P3でのペルソナ使いはフィレモンと接触しておらず、普遍的無意識を自由に扱う資格を持っていない。
その為、生まれ持った「死を乗り越える事の出来ない」自分自身のペルソナしか扱えないのではないだろうか。
すなわち、初期覚醒ペルソナで「死神~宇宙」までのアルカナを使う者でも、フィレモンにペルソナ使いの能力を与えられるまでは、刑死者までのいずれかのアルカナが初期ペルソナだったのではないか。
対して、P3でのペルソナ使いはフィレモンと接触しておらず、普遍的無意識を自由に扱う資格を持っていない。
その為、生まれ持った「死を乗り越える事の出来ない」自分自身のペルソナしか扱えないのではないだろうか。
- 追加考察3
また、「ペルソナは原則として一人一体である」という法則も、過去のペルソナ使いたち及び状況に応じて付け替える仮面というペルソナの定義とは矛盾する。
だが、過去作であるペルソナ2にも実はこれと似た状態が存在する。ペルソナ2罰に登場したJOKER使いたちである。
人の内包する罪≒穢れ≒影を己のペルソナとして使役する、と言うか取り憑かれて暴走した彼らは、例えペルソナ使いであってもその本来のペルソナは鳴りを潜め、JOKERが顕れるようになる。
後作であるP4で「己の影を受け入れて手に入れるのがペルソナ」「ペルソナとは即ち受け入れられた影である」という事実が明らかになった事と併せて考えると、P3以降のワイルド以外のペルソナ使いを「JOKERの制御に成功したJOKER憑き」と解釈するのならば、矛盾を繋げる鎖にならないだろうか。
一方で、あらゆるペルソナを使えるはずのワイルドたる主人公たちが、仲間と同じペルソナだけは使う事が出来ないのは、同じペルソナという名の力であってもその原理が根本的に異なっているからという可能性も有り得る。
だが、過去作であるペルソナ2にも実はこれと似た状態が存在する。ペルソナ2罰に登場したJOKER使いたちである。
人の内包する罪≒穢れ≒影を己のペルソナとして使役する、と言うか取り憑かれて暴走した彼らは、例えペルソナ使いであってもその本来のペルソナは鳴りを潜め、JOKERが顕れるようになる。
後作であるP4で「己の影を受け入れて手に入れるのがペルソナ」「ペルソナとは即ち受け入れられた影である」という事実が明らかになった事と併せて考えると、P3以降のワイルド以外のペルソナ使いを「JOKERの制御に成功したJOKER憑き」と解釈するのならば、矛盾を繋げる鎖にならないだろうか。
一方で、あらゆるペルソナを使えるはずのワイルドたる主人公たちが、仲間と同じペルソナだけは使う事が出来ないのは、同じペルソナという名の力であってもその原理が根本的に異なっているからという可能性も有り得る。
※以下は、異聞録およびペルソナ2罪・罰、P4における「死神~宇宙」までのアルカナを初期覚醒ペルソナとして持つ者の一覧。
○ペルソナ2罪
周防達哉―初期覚醒ペルソナは、ヴォルカヌス(「太陽」アルカナ)
天野舞耶―初期覚醒ペルソナは、マイヤ(「月」アルカナ)
三科栄吉―初期覚醒ペルソナは、ラダマンティス(「死神」アルカナ)
周防達哉―初期覚醒ペルソナは、ヴォルカヌス(「太陽」アルカナ)
天野舞耶―初期覚醒ペルソナは、マイヤ(「月」アルカナ)
三科栄吉―初期覚醒ペルソナは、ラダマンティス(「死神」アルカナ)
○P4
クマ―初期覚醒ペルソナは、キントキドウジ(「星」アルカナ)
クマ―初期覚醒ペルソナは、キントキドウジ(「星」アルカナ)