極・魔導物語 @ ウィキ

タオルケットをもう一度1

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集
タオルケットをもう一度「1」』は「検索してはいけない言葉アットウィキ」で紹介されたフリーRPGシリーズ『タオルケットをもう一度』の第3作。RPGツクール2000製。PHP研究所から小説版も発売された。

前作『タオルケットをもう一度2』が5章立てだったのに対し、本作『1』は9章立てでボリュームが大きい。ストーリーの内容は『2』と直接つながっていないが、因果関係としては『2』に描かれた出来事の後に位置している。本作『1』の世界では、『2』で地球を侵略してきた「愛のくちびる星人」が撃退されたが、戦いの中であごちゅ(ケツあご博士)が命を落とし、主を失ったチビロボが暴走を始める。それにより引き起こされる出来事が『1』のストーリーである。

ヒロインの一人である「ぱりぱりうめ」は前作『2』と異なり、人妻という設定になっている。夫は『2』の主人公である「もっち」であることが作者により明言されている。

あらすじ

主人公の「もーちゃす」は両親との引っ越しの移動中だったはずが、気付くと無人島にいた。もーちゃすは先に無人島に来ていた「コンチェル」「ラザニア」「ぱりぱりうめ」の3人といかだを作り上げ、辛くも島を脱出する。しかし、無人島にいたときから彼らは弧を描くように歩くと決められた場所へ跳躍してしまう「曲がり角の呪い」に支配されており、その作用によって無人島へと引き戻されてしまう。そして跳躍した先で、もーちゃすたちは「チビロボ」なる小さなロボットたちにとらわれる。4人は逃げ出そうとするが、もーちゃす以外はチビロボに殺され、冷蔵庫に逃げ込んだもーちゃすもそのまま凍結する。

凍結による200万年と15億年もの間の睡眠を挟むと、人類はすでにロボットの殺戮によって絶滅していた。コンチェル、ラザニア、ぱりぱりうめの3人はチビロボによって生きたまま保存されたことが判明する。もーちゃすはポン族という生物の最後の生き残りである「もめん」と、彼が従える「アームたん」というロボットの協力のもと、生きて保存されているコンチェル、ラザニアを救出するが、ぱりぱりうめは見つからずに終わる。コンチェルは200万年と15億年の間にも及ぶ孤独に耐え切れず心をすり減らせており、ラザニアはロボット開発のために生前の記憶を延々と反芻し続けるという過酷な実験を受けていた。ぱりぱりうめは他の2人と異なり、生体クローンを量産するための実験体にされたが、クローンがすべて腐りはてて実験は失敗し、実験施設もろとも廃棄されていた。

やがて、チビロボたちが新たな技術を完成させていたと判明する。それは時間を超越し、すべての始まりに戻ることができる技術だった。もーちゃすたちはチビロボの最後の一体を倒し、その技術を利用するための装置を入手するが、その装置で始まりに戻ることができるのは一人のみ。コンチェルとラザニアは自身がクローンであることを明かし、もーちゃすに装置を使用させる。最初に無人島に来た時点までもどってきたもーちゃすは、3人の仲間を引き連れて地下の研究所へと進み、チビロボの計画を阻止する。そして最初と同様に島を脱出し、元の生活に戻ることに成功する。

外部リンク

+ タグ編集
  • タグ:
  • ゲーム
  • 検索してはいけない言葉 Wikiに掲載された話題
  • RPGツクール2000の作品
  • 小説
ウィキ募集バナー